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発行機関一覧 (都道府県別) > 全国 > 流山新市街地地区埋蔵文化財調査報告書

流山新市街地地区埋蔵文化財調査報告書

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/31148
引用表記 千葉県教育振興財団 2011 『千葉県教育振興財団調査報告670:流山新市街地地区埋蔵文化財調査報告書』都市再生機構首都圏ニュータウン本部他
千葉県教育振興財団 2011 『流山新市街地地区埋蔵文化財調査報告書』千葉県教育振興財団調査報告670
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ファイル
書名 流山新市街地地区埋蔵文化財調査報告書
発行(管理)機関 (公財)千葉県教育振興財団文化財センター - 千葉県
書名かな ながれやましんしがいちちくまいぞうぶんかざいちょうさほうこくしょ
副書名 流山市大久保遺跡(下層)・市野谷向山遺跡(下層)・東初石六丁目第1遺跡(下層)・東初石六丁目第2遺跡・十太夫第2遺跡
巻次 5
シリーズ名 千葉県教育振興財団調査報告
シリーズ番号 670
編著者名
編集機関
千葉県教育振興財団
発行機関
都市再生機構首都圏ニュータウン本部
千葉県教育振興財団
発行年月日 20111130
作成機関ID
郵便番号 284-0003
電話番号 043-424-4848
住所 千葉県四街道市鹿渡809-2
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 大久保遺跡(1)〜(10)
遺跡名かな おおくぼいせき
本内順位
遺跡所在地 千葉県流山市西初石6丁目813-3
所在地ふりがな ちばけんながれやましにしはついし6ちょうめ
市町村コード 122203
遺跡番号 023
北緯(日本測地系)度分秒 355201
東経(日本測地系)度分秒 1395532
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.8702 139.9223
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
19980202-20050428
調査面積(㎡)
25,923
調査原因 土地区画整理事業に伴う埋蔵文化財調査
遺跡概要
種別
散布地
時代
旧石器
主な遺構
石器集中41
礫群39
主な遺物
石器10,706
ナイフ形石器82
角錐状石器46
掻器14
削器10
尖頭器9
特記事項 文化層は3枚検出された。IV層下部〜IV層中部の石器群からは、ナイフ形石器と角錐状石器が出土した。
種別:包蔵地
遺跡名 市野谷向山遺跡
遺跡名かな いちのやむこうやまいせき
本内順位
遺跡所在地 千葉県流山市市野谷字向山489-1 
所在地ふりがな ちばけんながれやましいちのやあざむこうやま
市町村コード 122203
遺跡番号 036
北緯(日本測地系)度分秒 355148
東経(日本測地系)度分秒 1395519
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.8665 139.9187
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
19980825-20090730
調査面積(㎡)
9,574
調査原因 土地区画整理事業に伴う埋蔵文化財調査
遺跡概要
種別
散布地
時代
旧石器
主な遺構
石器集中22
礫群12
主な遺物
石器総数1,375
ナイフ形石器31
角錘状石器
彫器
削器2
掻器
特記事項 文化層は3枚検出された。VII層の石器群からは、黒色頁岩・硬質頁岩を用いたナイフ形石器が多く出土した。
種別:包蔵地
遺跡名 東初石六丁目第I遺跡(1)〜(9)
遺跡名かな ひがしはついし6ちょうめだい1いせき
本内順位
遺跡所在地 千葉県流山市東初石6丁目186-13ほか
所在地ふりがな ちばけんながれやましひがしはついし6ちょうめ186-13ほか
市町村コード 122203
遺跡番号 057
北緯(日本測地系)度分秒 355230
東経(日本測地系)度分秒 1395557
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.8782 139.9293
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20030128-20090213
調査面積(㎡)
3,681
調査原因 土地区画整理事業に伴う埋蔵文化財調査
遺跡概要
種別
散布地
時代
旧石器
主な遺構
石器集中3
主な遺物
石器総数13
二次加工のある剥片
特記事項 種別:包蔵地
遺跡名 東初石六丁目第II遺跡(1)〜(6)
遺跡名かな ひがしはついし6ちょうめだい2いせき
本内順位
遺跡所在地 千葉県流山市東初石6丁目183-1ほか
所在地ふりがな ちばけんながれやましひがしはついし6ちょうめ
市町村コード 122203
遺跡番号 024
北緯(日本測地系)度分秒 355225
東経(日本測地系)度分秒 1395538
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.8768 139.924
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
19980302-20101012
調査面積(㎡)
1,975
調査原因 土地区画整理事業に伴う埋蔵文化財調査
遺跡概要
種別
散布地
時代
旧石器
主な遺構
石器集中5
礫群4
主な遺物
石器総数1,045
ナイフ形石器7
角錘状石器5
掻器
特記事項 V層〜IV層下部の石器群からは、ナイフ形石器と角錐状石器が多く出土した。
種別:包蔵地
種別
集落
時代
縄文
主な遺構
陥穴
土坑2
主な遺物
縄文土器(前期・後期)
特記事項
遺跡名 十太夫第2遺跡
遺跡名かな じゅうだゆうだい2いせき
本内順位
遺跡所在地 千葉県流山市十太夫115-4ほか
所在地ふりがな ちばけんながれやましじゅうだゆう
市町村コード 122203
遺跡番号 061
北緯(日本測地系)度分秒 355236
東経(日本測地系)度分秒 1395559
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.8799 139.9298
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20080527-20080630
調査面積(㎡)
1,034
調査原因 土地区画整理事業に伴う埋蔵文化財調査
遺跡概要
種別
散布地
時代
旧石器
主な遺構
石器集中
礫群
主な遺物
石器総数63
石核
特記事項 種別:包蔵地
種別
散布地
時代
縄文
主な遺構
主な遺物
石鏃
特記事項 種別:包蔵地
要約 [大久保遺跡(1)〜(10) 要約]
今回所収した5遺跡からは旧石器時代の石器群が多く出土している。旧石器時代の石器群は、72か所の石器集中地点が検出され、13,202点の石器が出土した。坂川と大堀側の源流域に、旧石器時代の遺跡群が形成されていることが浮き彫りになった。  これらの石器群の中で、注目されるものは、大久保遺跡第2a文化層と市野谷向山遺跡第2文化層の石器群である。大久保遺跡第2a文化層は、IV層下部〜IV層中部に生活面を持ち、18か所の石器集中地点と8,468点の石器が出土した。多量のナイフ形石器と角錐状石器に礫群が伴っている。石器集中地点間の接合関係も頻繁で、最長で約80m離れて接合した資料もみられた。ナイフ形石器76点、角錐状石器37点出土しており、本段階の良好な石器群といえる。  市野谷向山遺跡第2文化総の石器群は、VII層に生活面を持ち、黒色頁岩を用いた石刃素材のナイフ形石器が製品として多量に搬入されていた。VII層段階の良好な石器群であり、近年報告された鎌ケ谷市東林跡遺跡VII層石器群ご極めて類似する石器群として注目される。  このほか黒曜石の産地同定を行い、本地域での黒曜石の石材搬入の変遷の様相が把握できた。
[市野谷向山遺跡 要約]
今回所収した5遺跡からは旧石器時代の石器群が多く出土している。旧石器時代の石器群は、72か所の石器集中地点が検出され、13,202点の石器が出土した。坂川と大堀側の源流域に、旧石器時代の遺跡軍が形成されていることが浮き彫りになった。  これらの石器群の中で、注目されるものは、大久保遺跡第2a文化層と市野谷向山遺跡第2文化層の石器群である。  大久保遺跡第2a文化層は、IV層下部〜IV層中部に生活面を持ち、18か所の石器集中地点と8,468点の石器が出土した。多量のナイフ形石器と角錐状石器に礫群が伴っている。石器集中地点間の接合関係も頻繁で、最長で約80m離れて接合した資料もみられた。ナイフ形石器76点、角錐状石器37点出土しており、本段階の良好な石器群といえる。  市野谷向山遺跡第2文化総の石器群は、VII層に生活面を持ち、黒色頁岩を用いた石刃素材のナイフ形石器が製品として多量に搬入されていた。VII層段階の良好な石器群であり、近年報告された鎌ケ谷市東林跡遺跡VII層石器群ご極めて類似する石器群として注目される。  この他、黒曜石の産地同定を行い、本地域での黒曜石の石材搬入の変遷の様相が把握できた。
[東初石六丁目第I遺跡(1)〜(9) 要約]
今回所収した5遺跡からは旧石器時代の石器群が多く出土している。旧石器時代の石器群は、72か所の石器集中地点が検出され、13,202点の石器が出土した。坂川と大堀側の源流域に、旧石器時代の遺跡群が形成されていることが浮き彫りになった。  これらの石器群の中で、注目されるものは、大久保遺跡第2a文化層と市野谷向山遺跡第2文化層の石器群である。大久保遺跡第2a文化層は、IV層下部〜IV層中部に生活面を持ち、18か所の石器集中地点と8,468点の石器が出土した。多量のナイフ形石器と角錐状石器に礫群が伴っている。石器集中地点間の接合関係も頻繁で、最長で約80m離れて接合した資料もみられた。ナイフ形石器76点、角錐状石器37点出土しており、本段階の良好な石器群といえる。  市野谷向山遺跡第2文化総の石器群は、VII層に生活面を持ち、黒色頁岩を用いた石刃素材のナイフ形石器が製品として多量に搬入されていた。VII層段階の良好な石器群であり、近年報告された鎌ケ谷市東林跡遺跡VII層石器群ご極めて類似する石器群として注目される。  このほか黒曜石の産地同定を行い、本地域での黒曜石の石材搬入の変遷の様相が把握できた。
[東初石六丁目第II遺跡(1)〜(6) 要約]
今回所収した5遺跡からは旧石器時代の石器群が多く出土している。旧石器時代の石器群は、72か所の石器集中地点が検出され、13,202点の石器が出土した。坂川と大堀側の源流域に、旧石器時代の遺跡群が形成されていることが浮き彫りになった。  これらの石器群の中で、注目されるものは、大久保遺跡第2a文化層と市野谷向山遺跡第2文化層の石器群である。大久保遺跡第2a文化層は、IV層下部〜IV層中部に生活面を持ち、18か所の石器集中地点と8,468点の石器が出土した。多量のナイフ形石器と角錐状石器に礫群が伴っている。石器集中地点間の接合関係も頻繁で、最長で約80m離れて接合した資料もみられた。ナイフ形石器76点、角錐状石器37点出土しており、本段階の良好な石器群といえる。  市野谷向山遺跡第2文化総の石器群は、VII層に生活面を持ち、黒色頁岩を用いた石刃素材のナイフ形石器が製品として多量に搬入されていた。VII層段階の良好な石器群であり、近年報告された鎌ケ谷市東林跡遺跡VII層石器群ご極めて類似する石器群として注目される。  このほか黒曜石の産地同定を行い、本地域での黒曜石の石材搬入の変遷の様相が把握できた。
[十太夫第II遺跡 要約]
今回所収した5遺跡からは旧石器時代の石器群が多く出土している。旧石器時代の石器群は、72か所の石器集中地点が検出され、13,202点の石器が出土した。坂川と大堀側の源流域に、旧石器時代の遺跡群が形成されていることが浮き彫りになった。これらの石器群の中で、注目されるものは、大久保遺跡第2a文化層と市野谷向山遺跡第2文化層の石器群である。  大久保遺跡第2a文化層は、IV層下部〜IV層中部に生活面を持ち、18か所の石器集中地点と8,468点の石器が出土した。多量のナイフ形石器と角錐状石器に礫群が伴っている。石器集中地点間の接合関係も頻繁で、最長で約80m離れて接合した資料もみられた。ナイフ形石器76点、角錐状石器37点出土しており、本段階の良好な石器群といえる。  市野谷向山遺跡第2文化総の石器群は、VII層に生活面を持ち、黒色頁岩を用いた石刃素材のナイフ形石器が製品として多量に搬入されていた。VII層段階の良好な石器群であり、近年報告された鎌ケ谷市東林跡遺跡VII層石器群ご極めて類似する石器群として注目される。  このほか黒曜石の産地同定を行い、本地域での黒曜石の石材搬入の変遷の様相が把握できた。

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