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天神溝田遺跡II

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/27733
引用表記 (公財)高知県文化財団 埋蔵文化財センタ− 2014 『高知県埋蔵文化財センター発掘調査報告書139:天神溝田遺跡II』(公財)高知県文化財団 埋蔵文化財センタ−
(公財)高知県文化財団 埋蔵文化財センタ− 2014 『天神溝田遺跡II』高知県埋蔵文化財センター発掘調査報告書139
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ファイル
書名 天神溝田遺跡II
発行(管理)機関 (公財)高知県立埋蔵文化財センター - 高知県
書名かな てんじんみぞたいせき
副書名 高知西バイパス建設工事に伴う発掘調査報告書II
巻次
シリーズ名 高知県埋蔵文化財センター発掘調査報告書
シリーズ番号 139
編著者名
編集機関
(公財)高知県文化財団 埋蔵文化財センタ−
発行機関
(公財)高知県文化財団 埋蔵文化財センタ−
発行年月日 20140320
作成機関ID
郵便番号 783-0006
電話番号 088-864-0671
住所 高知県南国市篠原1437-1
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 天神溝田遺跡
遺跡名かな てんじんみぞたいせき
本内順位
遺跡所在地 高知県吾川郡いの町伊野字天神山・字城山他
所在地ふりがな こうちけんあがわぐんいのちょういのあざてんじんやま・あざしろやま
市町村コード 39386
遺跡番号 320028
北緯(日本測地系)度分秒 333237
東経(日本測地系)度分秒 1332558
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 33.547 133.4302
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20081222-20090325
20090422-20090929
20120126-20120307
20120423-20120528
調査面積(㎡)
6031
調査原因 記録保存調査
遺跡概要
種別
集落
時代
弥生
古代(細分不明)
中世(細分不明)
主な遺構
掘立柱建物跡24
柵列3
土坑120
溝跡41
性格不明遺構12
ピット2628
主な遺物
弥生土器
土師器
須恵器
黒色土器
緑釉陶器
土師質土器
瓦器
瓦質土器
陶器
貿易陶磁器
鉄器
銅製品
特記事項  天神溝田遺跡では、弥生時代後期後半の一括性のある土器集中がみつかった。古代は鍛冶に関連する遺構と遺物が確認された。中世では和鏡、古銭を伴う呪術的な埋納遺構がみつかった。
要約 [天神溝田遺跡 要約]
 当遺跡は、本流仁淀川の支流である宇治川河口付近に位置し、丘陵裾の低地に立地する。試掘調査により新たに古代・中近世の遺構と遺物が確認された。調査の結果、平安時代から江戸時代を中心とする掘立柱建物跡、溝、土坑、ピット等、集落を構成する遺構が検出された。古代では、畿内系の黒色土器や緑釉陶器、中世では青磁、白磁など貿易陶磁器類の搬入品がみられ、仁淀川の川律的な性格が考えられる。また、9世紀後半〜10世紀の鍛冶関連に関連する遺構と遺物が同町内では初めて確認された。中世では、屋敷境に位置する地点から、備前焼壺の中に土師質土器皿と古銭を納めた後、和鏡で蓋をし埋納されたと考えられる遺構が確認された。 

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