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発行機関一覧 (都道府県別) > 全国 > 太田・黒田遺跡第67次発掘調査報告書

太田・黒田遺跡第67次発掘調査報告書

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/27580
引用表記 財団法人和歌山市都市整備公社 2012 『和歌山市都市整備公社発掘調査報告書6:太田・黒田遺跡第67次発掘調査報告書』財団法人和歌山市都市整備公社
財団法人和歌山市都市整備公社 2012 『太田・黒田遺跡第67次発掘調査報告書』和歌山市都市整備公社発掘調査報告書6
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ファイル
書名 太田・黒田遺跡第67次発掘調査報告書
発行(管理)機関 (公財)和歌山市文化スポーツ振興財団 - 和歌山県
書名かな おおた・くろだいせきだい67じはっくつちょうさほうこくしょ
副書名
巻次
シリーズ名 和歌山市都市整備公社発掘調査報告書
シリーズ番号 6
編著者名
編集機関
財団法人和歌山市都市整備公社
発行機関
財団法人和歌山市都市整備公社
発行年月日 20120323
作成機関ID
郵便番号 640-8227
電話番号 073-435-1152
住所 和歌山県和歌山市西汀丁36番地 
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 太田・黒田遺跡
遺跡名かな おおた・くろだいせき
本内順位
遺跡所在地 和歌山県和歌山市太田
所在地ふりがな わかやまけんわかやましおおた
市町村コード 302015
遺跡番号 327
北緯(日本測地系)度分秒 341334
東経(日本測地系)度分秒 1351158
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.2294 135.1967
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20110121-20110322
調査面積(㎡)
160.50
調査原因 集合住宅建設に伴う発掘調査
遺跡概要
種別
集落
時代
弥生
古墳
飛鳥白鳳
鎌倉
江戸
主な遺構
井戸
柱穴
土坑
主な遺物
弥生土器
土師器
須恵器
瓦器
備前焼
輸入陶磁器
肥前系陶磁器
石包丁
石槍
台石等
叩石
特記事項 太田・黒田遺跡の緑辺 部での調査。弥生時代前期末から古墳時代中期の水路を確認した。
要約 [太田・黒田遺跡 要約]
発掘調査の結果、江戸時代の遺構面、古墳時代中期〜江戸時代と考えられる遺構検出面、弥生時代中期中葉と考えられる遺構検出面、弥生時代中期初頭と考えられる遺構検出面、弥生時代前期末と考えられる遺構検出面の合計5面の遺構面を確認した。今回の調査では、第2〜5遺構面でそれぞれ灌漑水路の可能性のある大溝を検出している。水路をのぞくと弥生時代の住居跡など居住域に関連する明確な遺構はない。そのため、遺構密度は集落の中心部に比べるとそれほど高くなく、集落縁辺部の生産域の様相を呈している。第2遺構面の水路と第3〜5遺構面のものは、前者が北東から南西、後者が北西から南東といったように流水方向が異なっている。これらの違いは、取水位置の違いが反映されているものと想定される。流水方向から考えると前者は現在の宮井用水につながるような和歌山平野全体の灌漑を行う水路の一部、後者は太田・黒田遺跡周辺のみを対象とした灌漑水路と想定され、弥生時代と古墳時代で灌漑システムに変化が生じている可能性を想定した。 

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