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山王遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/90400
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.90400
引用表記 福岡市教育委員会 2020 『福岡市埋蔵文化財調査報告書1390:山王遺跡』福岡市教育委員会
福岡市教育委員会 2020 『山王遺跡』福岡市埋蔵文化財調査報告書1390
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書名 山王遺跡
発行(管理)機関 福岡市 - 福岡県
書名かな さんのういせき
副書名 山王遺跡第14次調査・第15次調査
巻次 12
シリーズ名 福岡市埋蔵文化財調査報告書
シリーズ番号 1390
編著者名
編集機関
福岡市教育委員会
発行機関
福岡市教育委員会
発行年月日 20200325
作成機関ID 40130
郵便番号 8108621
電話番号 0927114667
住所 福岡市中央区天神1丁目8番1号
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 山王遺跡 第14次
遺跡名かな さんのういせき
本内順位 1
遺跡所在地 博多区山王2丁目18番5
所在地ふりがな はかたくさんのう
市町村コード 40132
遺跡番号 2379
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 333414
東経(世界測地系)度分秒 1302625
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 33.570555 130.440277
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20180507-20180621
調査面積(㎡)
158
調査原因 共同住宅建設
遺跡概要
種別
集落
時代
旧石器
縄文
弥生
古墳
中世(細分不明)
主な遺構
竪穴建物
貯蔵穴
土坑
ピット
主な遺物
ナイフ形石器
石鏃
弥生土器
土師器
磨製石斧
板状石製品
鉄器
特記事項 方位を揃えた大型ピット
遺跡名 山王遺跡 第15次
遺跡名かな さんのういせき
本内順位 2
遺跡所在地 博多区山王2丁目40番3、40番4
所在地ふりがな さんのういせき
市町村コード 40132
遺跡番号 2379
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 333446
東経(世界測地系)度分秒 1302605
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 33.579444 130.434722
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20181015-20181226
調査面積(㎡)
125
調査原因 共同住宅建設
遺跡概要
種別
集落
時代
弥生
古墳
中世(細分不明)
主な遺構
竪穴建物
井戸
貯蔵
穴状遺構
土坑
ピット
主な遺物
弥生土器
土師器
須恵器
輸入陶磁器
瓦器
石器
玉類
鉄器
特記事項 中世の大溝
要約 第14次調査で検出した遺構は竪穴建物13棟+ α、貯蔵穴4 基、土坑、大型ピット等である。竪穴建物は1棟が平面円形を呈し他は方形である。弥生前期、後期、古墳時代前期のものと考えられる。大型の土坑からは弥生時代前末中初の小壺が正置で出土した。調査区の北東寄りには、60㎝大ほどの大型ピットが南北を軸にして並ぶ。
出土遺物は小破片がほとんどで、弥生中期の須玖式土器片多く、後期から古墳初頭の遺物が少量出土している。他にナイフ形石器、石鏃などの剥片石器、磨製石斧等、鉄製品、須恵器・土師器椀・白磁片が数点ずつ出土した。
弥生時代前期から後期の集落跡で繰り返し住居が築かれている。大型のピットは倉庫または大型の建物が想定されるが復元することはできなかった。
第15次調査で検出した遺構は竪穴建物6棟+ α、井戸4基、溝4条、貯蔵穴状遺構1基、土坑、ピット等である。遺構の時期は中世前半と弥生時代後期~古墳時代初頭の二時期に大きく分けられる。中世前半の主な遺構は調査区の中央を縦断する大溝1条のほか、それに並行する溝2条、井戸1基である。弥生時代後期~古墳時代初頭の主な遺構は竪穴建物6軒と井戸3基である。建物跡は調査区の東側で多く検出された。いずれも全体の規模は把握できていないが、平面は方形を呈する。調査区中央の井戸は直径1.3m を測り,弥生時代後期後半の土器がまとまって検出された。
遺物はコンテナケース約20 箱の量が出土した。特筆すべき遺物としては古墳時代の直刃鎌と雛形鉄斧、滑石製小玉が挙げられる。

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