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釜ノ口遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/88717
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.88717
引用表記 松山市教育委員会他 2014 『松山市文化財調査報告書174:釜ノ口遺跡』松山市教育委員会他
松山市教育委員会他 2014 『釜ノ口遺跡』松山市文化財調査報告書174
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書名 釜ノ口遺跡
発行(管理)機関 松山市 - 愛媛県
書名かな かまのくちいせき
副書名 9次・10次・11次調査
巻次 3
シリーズ名 松山市文化財調査報告書
シリーズ番号 174
編著者名
編集機関
松山市教育委員会
公益財団法人松山市文化・スポーツ振興財団埋蔵文化財センター
発行機関
松山市教育委員会
公益財団法人松山市文化・スポーツ振興財団埋蔵文化財センター
発行年月日 20140314
作成機関ID 38201
郵便番号 7918032
電話番号 0899236363
住所 愛媛県松山市南斎院町乙67 番地6
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 釜ノ口遺跡9 次・10 次・11 次調査
遺跡名かな かまのくちいせき
本内順位
遺跡所在地 愛媛県松山市小坂三丁目436 番1、437 番1ほか
所在地ふりがな えひめけんまつやましこさかさんちょうめよんひゃくさんじゅうろくばんいち、よんひゃくさんじゅうななばんいちほか
市町村コード 38201
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 334948
東経(世界測地系)度分秒 1324648
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 33.83 132.78
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
19991018-20000131
20000410-20000804
20101012-20101111
調査面積(㎡)
989.87
2514
68
調査原因 宅地開発
遺跡概要
種別
集落
時代
縄文
弥生
古墳
主な遺構
竪穴建物
土坑
柵列
自然流路
主な遺物
縄文土器
弥生土器
土師器
須恵器
石器
木器
種子
特記事項
要約  今回報告する3 遺跡では、縄文時代から古墳時代に至る遺構や遺物を確認した。縄文時代では釜ノ口遺跡10 次調査において縄文時代早期と思われる石鏃や晩期の土器が出土した。弥生時代では3 遺跡より竪穴建物をはじめ、溝や土坑などが確認された。このうち、9 次調査検出の溝からは豊後地方や西南四国地方からの搬入品を含む大量の土器や石器のほか、杓子状木製品や竪杵、平鍬などの木器や種子が数多く出土した。また、11 次調査検出の自然流路からは松山平野では初例となる木製の机が出土している。古墳時代では、9 次調査と10 次調査において溝や土坑が検出されたが、同地区における該期の遺構の検出は稀薄であり、古墳時代の集落様相を解明するうえで貴重な資料といえよう。このように、大量の木製品が出土する釜ノ口遺跡は、弥生時代後期の重要な集落のひとつであり、今後、更なる集落様相や構造解明が必要となろう。

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