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菜畑内田遺跡(2)

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/88734
引用表記 唐津市教育委員会 1999 『唐津市文化財調査報告書87:菜畑内田遺跡(2)』唐津市教育委員会
唐津市教育委員会 1999 『菜畑内田遺跡(2)』唐津市文化財調査報告書87
wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book ... 開く
wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book|和書|first=峯希|last=岩尾|title=菜畑内田遺跡(2)|origdate=1999-03-29|date=1999-03-29|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/88734|location=佐賀県唐津市西城内1-1|ncid=BN15302144|series=唐津市文化財調査報告書|volume=87}} 閉じる
ファイル
書名 菜畑内田遺跡(2)
発行(管理)機関 唐津市 - 佐賀県
書名かな なばたけうちだいせき
副書名
巻次 2
シリーズ名 唐津市文化財調査報告書
シリーズ番号 87
編著者名
編集機関
唐津市教育委員会
発行機関
唐津市教育委員会
発行年月日 19990329
作成機関ID 41202
郵便番号 8478511
電話番号
住所 佐賀県唐津市西城内1-1
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 菜畑内田遺跡
遺跡名かな なばたけうちだいせき
本内順位
遺跡所在地 佐賀県唐津市神田
所在地ふりがな さがけんからつしこうだ
市町村コード 41202
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
調査期間
19971201-19980331
調査面積(㎡)
調査原因 道路改良工事
遺跡概要
種別
集落
散布地
時代
弥生
古墳
鎌倉
室町
近世(細分不明)
主な遺構
旧河川跡
不明遺構(石組み・杭列)
主な遺物
弥生土器
黒色土器
土師器
須恵器
石製品
金属製品
木製品
陶磁器
青磁
特記事項
要約  菜畑内田遺跡は、松浦杵島丘陵地の北端部、菜畑遺跡南側の谷部に位置する。東側は、唐津市街地南部砂丘によって形成された後背湿地が広がっていたと考えられている。
 調査では、A区においては、規模の大きいSX01・SX02の不明遺構(石組み・杭列)を検出した。SX01は、丘陵の落ちがけに沿ってやや西側の谷側に向かって傾斜しながら続く石組みの遺構である。出土遺物より5世紀代の遺構と考えられる。SX02は、石組みを杭列で補強している遺構である。遺物は15世紀代の陶磁器を主体に出土した。両遺構とも、用途や性質については確認できなかったが、周辺の地形を踏まえると、古代と中世の護岸遺構である可能性が考えられる。
 また、溝を1条と旧河川を3か所検出した。溝は主に15世紀代の陶磁器が出土し、旧河川は、弥生土器から12世紀代の土師器皿など多数出土した。遺物の時期幅が広く、流れ込みによる堆積と考えられる。
 B区では中近世のものと考えられる溝を検出した。B地区は谷部にあたり、同様の土より杭列も検出されていることから、水田耕作に伴うものである可能性が考えられる。

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