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発行機関一覧 (都道府県別) > 全国 > 野田遺跡・下中瀬遺跡発掘調査報告書

野田遺跡・下中瀬遺跡発掘調査報告書

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/90376
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.90376
引用表記 公益財団法人山形県埋蔵文化財センター 2021 『山形県埋蔵文化財センター調査報告書243:野田遺跡・下中瀬遺跡発掘調査報告書』公益財団法人山形県埋蔵文化財センター
公益財団法人山形県埋蔵文化財センター 2021 『野田遺跡・下中瀬遺跡発掘調査報告書』山形県埋蔵文化財センター調査報告書243
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書名 野田遺跡・下中瀬遺跡発掘調査報告書
発行(管理)機関 (公財)山形県埋蔵文化財センター - 山形県
書名かな のだいせき・しもなかせいせきはっくつちょうさほうこくしょ
副書名
巻次
シリーズ名 山形県埋蔵文化財センター調査報告書
シリーズ番号 243
編著者名
編集機関
公益財団法人山形県埋蔵文化財センター
発行機関
公益財団法人山形県埋蔵文化財センター
発行年月日 20210331
作成機関ID
郵便番号 9993246
電話番号 0236725301
住所 山形県上山市中山字壁屋敷5608番地
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 野田遺跡
遺跡名かな のだいせきいせき
本内順位 1
遺跡所在地 山形県飽海郡遊佐町北目字野田
所在地ふりがな やまがたけんあくみぐんゆざまちきためあざのだ
市町村コード 06461
遺跡番号 461−210
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 390310.99
東経(世界測地系)度分秒 1395334.23
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 39.053052 139.892841
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
21070601-21071129
調査面積(㎡)
7000
調査原因 日本海沿岸東北自動車道(酒田みなと〜遊佐)建設事業
遺跡概要
種別
集落
時代
奈良
平安
主な遺構
掘立柱建物跡4
井戸跡1
土坑11
柱穴・ピット
主な遺物
須恵器
土師器
赤焼土器
製塩土器
石製品(砥石)
木製品(斎串、火鑽棒、井戸枠)
鉄滓
特記事項 県内で最も低い標高に立地し、製塩土器が多数出土した。県内では希少な8世紀末の斎串群が土坑から一括出土した。井戸跡では10 世紀中葉の白頭山火山灰層が出土した。
(文化財認定箱数:61)
遺跡名 下中瀬遺跡
遺跡名かな しもなかせいせき
本内順位 2
遺跡所在地 山形県飽海郡遊佐町北目字下中瀬
所在地ふりがな やまがたけんあくみぐんゆざまちきためあざしもなかせ
市町村コード 06461
遺跡番号 461−209
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 390258.06
東経(世界測地系)度分秒 1395319.56
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 39.049461 139.888766
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20170601-20171129
調査面積(㎡)
590
調査原因 日本海沿岸東北自動車道(酒田みなと〜遊佐)建設事業
遺跡概要
種別
集落
時代
主な遺構
土坑2
溝跡
柱穴・ピット
主な遺物
須恵器
土師器
赤焼土器
製塩土器
特記事項 中近世では、戦国末期~江戸時代の2条の並行する堀跡が直交して確認され、内部に方形状の周溝跡や方形の大形土坑、円形小型土坑などが確認された。
(文化財認定箱数:47)
種別
集落
時代
中世(細分不明)
近世(細分不明)
主な遺構
堀跡4
井戸跡1
方形周溝跡1
土坑3
主な遺物
中近世陶磁器
漆器
木製品(下駄・建築部材)
金属製品(銭貨)
鉄滓
特記事項
要約  野田遺跡では、主軸が異なる建物跡群が確認され、古代の十和田a(915 年) や白頭山(946 年) の火山灰が土坑や井戸跡などから検出された。また、県内で最古相の8世紀後葉に遡る斎串も一括出土した。他に、県内初見の「嶋」銘墨書土器も出土した。
 下中瀬遺跡では、下層で古代の製塩土器などがまとまって出土し、「王」銘線刻土器も出土した。上層では中近世のL 字形に並走する堀跡が4 条確認され、内部には炭化層を含む多様な土坑や塚状遺構が確認され、江戸中期の墓域や祭祀場などが推測された。

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