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有田・小田部

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/91210
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.91210
引用表記 福岡市教育委員会 2021 『福岡市埋蔵文化財調査報告書1407:有田・小田部』福岡市教育委員会
福岡市教育委員会 2021 『有田・小田部』福岡市埋蔵文化財調査報告書1407
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書名 有田・小田部
発行(管理)機関 福岡市 - 福岡県
書名かな ありた・こたべ
副書名 有田遺跡群第270次調査報告
巻次 60
シリーズ名 福岡市埋蔵文化財調査報告書
シリーズ番号 1407
編著者名
編集機関
福岡市教育委員会
発行機関
福岡市教育委員会
発行年月日 20210325
作成機関ID 40130
郵便番号 8108621
電話番号 0927114667
住所 福岡県福岡市中央区天神1丁目8番1号
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 有田遺跡群
遺跡名かな ありたいせきぐん
本内順位
遺跡所在地 福岡県福岡市早良区小田部5丁目21
所在地ふりがな ふくおかけんふくおかしさわらくこたべごちょうめ
市町村コード 40137
遺跡番号 0309
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 333408
東経(世界測地系)度分秒 1301958
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 33.568888 130.332777
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20190917-20191029
調査面積(㎡)
179
調査原因 宅地造成・住宅建設(記録保存)
遺跡概要
種別
集落
時代
弥生
古墳
奈良
主な遺構
竪穴住居跡
掘立柱建物跡
貯蔵穴
土坑
柱穴
小穴
主な遺物
弥生土器
土師器
須恵器
土製品
石製品
特記事項
要約 最も古い時期の遺構としては、弥生時代前期後半の2基の貯蔵穴を検出した。尾根の頂部に近い本調査区で検出されたことは、当時の土地利用の在り方を考える上で興味深い。弥生時代の遺構としては土坑、小穴等がある。遺構の多くは、7世紀から8世紀代のものと考えられるが、遺物は小片で少なく時期の比定は難しい。古墳時代後期から平安時代の始め頃までの遺構群とみられる。また、8~9世紀のものと考えられる。
2棟の掘立柱建物が調査区の東側で確認できた。これは、本調査区の東側隣接地で実施された第166次調査区で確認された掘立柱建物群と主軸方位がほぼ同じであり、さらに東側で実施されている第67次調査でも同様の主軸方位の建物が検出されている。
これらは、同時期の建物群としてまとまりをもつものとみられ、この時期の集落や建物群の展開を考えるうえで重要な成果である。また、本調査でも多くはないが、鉄滓が出士しており、この周辺で、鉄の加工・鍛冶が行われていた可能性があり、今後の周辺での調査成果も期待される。

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