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中道遺跡第87地点

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/130169
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.130169
引用表記 埼玉県志木市教育委員会 2020 『志木市の文化財73:中道遺跡第87地点』埼玉県志木市教育委員会
埼玉県志木市教育委員会 2020 『中道遺跡第87地点』志木市の文化財73
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ファイル
書名 中道遺跡第87地点
発行(管理)機関 志木市 - 埼玉県
書名かな なかみちいせきだい87ちてん 
副書名 埋蔵文化財発掘調査報告書
巻次
シリーズ名 志木市の文化財
シリーズ番号 73
編著者名
編集機関
埼玉県志木市教育委員会
発行機関
埼玉県志木市教育委員会
発行年月日 20200331
作成機関ID 11228
郵便番号 3530002
電話番号 0484731111
住所 埼玉県志木市中宗岡1丁目1番1号
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 中道遺跡(第87地点)
遺跡名かな なかみちいせき
本内順位
遺跡所在地 志木市柏町5丁目2955-2
所在地ふりがな しきしかしわちょう
市町村コード 11228
遺跡番号 09-005
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 354949
東経(世界測地系)度分秒 1393409
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.830277 139.569166
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20190129-20190524
調査面積(㎡)
416.00
調査原因 分譲住宅建設
遺跡概要
種別
集落
時代
縄文
主な遺構
土坑7
ピット1
主な遺物
土器
特記事項
種別
集落
時代
古墳
主な遺構
住居跡2
主な遺物
縄文土器
特記事項
種別
集落
時代
平安
主な遺構
住居跡4
主な遺物
土師器
須恵器
特記事項 調査区北側に9世紀中葉から末葉の住居跡が3軒重複し、調査区北側から南側に走る大型の中世の溝跡を検出。
種別
集落
時代
中世(細分不明)
主な遺構
土坑60
溝跡11
ピット62
主な遺物
陶磁器
土師器
特記事項 調査区北側に9世紀中葉から末葉の住居跡が3軒重複し、調査区北側から南側に走る大型の中世の溝跡を検出。
要約  縄文時代・古墳時代・平安時代・中世以降の複合遺跡で、縄文時代の土坑、古墳時代後期から平安時代の住居跡、中世以降の土坑や溝跡などが検出されている。遺物は縄文時代は前期黒浜式や十三菩提式、中期は勝坂式、加曽利E式、古墳時代から平安時代は土師器や須恵器、中世以降は土師質土器、陶器、磁器などが出土している。特に7世紀中葉の住居跡は散在的に2軒(27・29 号住居跡)検出されているが、9世紀中葉から末の3軒(30 ~ 32 号住居跡)はほぼ同一位置に重複している。
 中世以降は溝跡や土坑が検出されたが、特に調査区中央部から北側に走る大型の 35 号溝跡は出土遺物から中世と考えられ、調査区北側に位置する柏の城との関連が伺わせる。その他中世以降は溝跡や土坑が検出されている。今回の発掘調査において縄文時代や古墳時代、平安時代の集落等の様相が確認されたほか、中世以降における当遺跡が位置する台地上の様相や、柏の城の規模等を想定する一助となった。

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