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馬場・天神腰

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/130587
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.130587
引用表記 柏崎市教育委員会 博物館 埋蔵文化財係(埋蔵文化財事務所) 2022 『柏崎市埋蔵文化財調査報告書103:馬場・天神腰』柏崎市教育委員会
柏崎市教育委員会 博物館 埋蔵文化財係(埋蔵文化財事務所) 2022 『馬場・天神腰』柏崎市埋蔵文化財調査報告書103
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書名 馬場・天神腰
発行(管理)機関 柏崎市 - 新潟県
書名かな ばんば・てんじんごし
副書名 新潟県柏崎市 馬場・天神腰遺跡発掘調査報告書
巻次
シリーズ名 柏崎市埋蔵文化財調査報告書
シリーズ番号 103
編著者名
編集機関
柏崎市教育委員会 博物館 埋蔵文化財係(埋蔵文化財事務所)
発行機関
柏崎市教育委員会
発行年月日 20221212
作成機関ID 15205
郵便番号 9458511
電話番号 0257535111
住所 新潟県柏崎市日石町2番1号
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 番場・天神越遺跡
遺跡名かな ばんば・てんじんごしいせき
本内順位
遺跡所在地 新潟県柏崎市大字南条字番場3411-1他 字天神越乙3304-2他
所在地ふりがな にいがたけんかしわざきしおおあざみなみじょうあざばんば3411-1 あざてんじんごしおつ3304-2
市町村コード 15205
遺跡番号 631
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 372000
東経(世界測地系)度分秒 1383750
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 37.333333 138.630555
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
19910814-19911023
19920610-19920914
調査面積(㎡)
4121
調査原因 市道22-50号線建設事業
遺跡概要
種別
集落
時代
鎌倉
南北朝
室町
主な遺構
道路跡
区画溝・溝
堀跡
建物跡
柵列
井戸
土坑
土壙墓
竪穴状遺構
柱穴
主な遺物
土器
陶磁器類
金属関連遺物  
石類製品
木製品類
特記事項 13世紀後半に、碁盤目状の土地区画を施工、基幹道路と町屋、市の場を整備するなど、都市的な性格の集落を形成。有力者の屋敷は14世紀末に堀を巡らせる方形居館に発展。椀荒型38個や木製祖塔婆が出土。
要約 鯖石川右岸の標高約23mの沖積段丘上に立地し、長鳥川との合流点内側に位置する。調査区は遺跡北辺に該当し、遺跡中核部は未調査である。遺跡は、佐橋荘の中核となる庄屋条と推測され、11世紀以降17世紀残後までの痕跡を残すが、13世紀後半から16世紀初頭の鎌倉時代中期から室町時代を主体とする中世集落跡である。13世紀後半において、幹線道路の整備とともに碁盤状の碁盤目状の土地区画整理が施工され、区画溝による町割りと町屋、幅5.5m、延長85mにわたる「市」となる場を設けるなど、都市的集落へと変貌した。14世末になると、有力者の屋敷は、堀を方形に巡らせた居館に改造され、これら居館は少なくとも3か所以上存在すことから、政治的な拠点としても強化されていく。16世紀初頭に至ると政治的経済的拠点は、防御に有利な長鳥川の対岸、要害北条城と城下へ移行し、縮小される。異物では、土器・陶磁器類として刈羽三島形土師器を主体に、様々な産地の製品が搬入されている。木製品類の出土も多量であり、木製卒塔婆や漆器椀荒型38個の一括出土などは特記に値する。また、木製品の未製品や木端、羽口や椀型滓の出土から、木地師などの木工職人や鍛冶師などといった職人の存在も明らかとなった。

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