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発行機関一覧 (都道府県別) > 全国 > 四街道市棒山・呼戸遺跡

四街道市棒山・呼戸遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/31857
引用表記 千葉県教育振興財団 2016 『千葉県教育振興財団調査報告762:四街道市棒山・呼戸遺跡』千葉県教育振興財団他
千葉県教育振興財団 2016 『四街道市棒山・呼戸遺跡』千葉県教育振興財団調査報告762
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ファイル
書名 四街道市棒山・呼戸遺跡
発行(管理)機関 (公財)千葉県教育振興財団文化財センター - 千葉県
書名かな よつかいどうしぼうやま・よばといせき
副書名 物井地区埋蔵文化財発掘調査報告書 ; 24
巻次
シリーズ名 千葉県教育振興財団調査報告
シリーズ番号 762
編著者名
編集機関
千葉県教育振興財団
発行機関
千葉県教育振興財団
都市再生機構首都圏ニュータウン本部
発行年月日 20161226
作成機関ID
郵便番号 284-0003
電話番号 043-424-4848
住所 千葉県四街道市鹿渡809-2
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 棒山・呼戸遺跡
遺跡名かな ぼうやま・よばといせき
本内順位
遺跡所在地 千葉県四街道市長岡字棒山233ほか
所在地ふりがな ちばけんよつかいどうしながおかあざぼうやま
市町村コード 12228
遺跡番号 011
北緯(日本測地系)度分秒 354107
東経(日本測地系)度分秒 1401111
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.6885 140.1831
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
19870817-19880331
19880401-19881016
19980721-19980930
19991115-19991224
20010201-20010228
20090302-20090319
20150114-20150223
20150608-20150622
調査面積(㎡)
14500
6080
7200
2640
300
763
388
158
調査原因 土地区画整理事業に伴う埋蔵文化財調査
遺跡概要
種別
散布地
時代
旧石器
主な遺構
石器集中地点14
土坑4
主な遺物
男女倉型尖頭器
ナイフ型石器
台形洋様石器
剥片
特記事項
種別
集落
時代
縄文
主な遺構
炉穴23
土坑19
竪穴住居1
主な遺物
縄文土器
土器片錘
土製円板
土版
石器
石製垂飾
特記事項
種別
集落
時代
弥生
主な遺構
竪穴住居1
主な遺物
弥生土器
特記事項
種別
集落
古墳
時代
古墳
主な遺構
竪穴住居3
方墳2
土坑1
主な遺物
土師器
須恵器
鉄製品
滑石製臼玉
人骨
特記事項
種別
集落
時代
中世(細分不明)
近世(細分不明)
主な遺構
溝状遺構21
井戸状遺構3
土坑137
主な遺物
カワラケ
陶器
泥面子
砥石
板碑
銭貨
キセル
馬骨
特記事項
要約 [棒山・呼戸遺跡 要約]
棒山・呼戸遺跡は、鹿島川及びその支流の小名木川によって開析された樹枝状の台地上に立地する。旧石器時代の遺物集中地点は北側支谷沿いに7ブロック、南側支谷に沿って7ブロックが検出された。その大半は石器製作跡として考えられる剥片、礫が主として出土する。第11・12ブロックからはナイフ形石器も出土しており遺跡の時期を考える上での指標となろう。また9S-91グリッドからは男女倉型尖頭器も見られた。この時期の遺物としては、谷を挟んで隣接する御山遺跡あるいは出口鐘塚遺跡などからの出土が知られ、遺跡間の関連をうかがえる。 また炉跡状の土坑4基の検出も注目される。 縄文時代は、早期後葉の炉穴群が調査区内平坦部に散在的に検出され、多くの条痕文系土器が出土した。また同時期の竪穴住居も1軒検出された。土坑も散在的に検出された。時期は早期後葉が多いが、中期後半のものもやや多く存在する。遺構外出土土器も早期後葉から晩期にかけて、幅広い時期の土器が出土した。量的には早期後葉のものが多い。 弥生時代は、後期の竪穴住居が1軒検出されたが、遺構はそれのみで遺物ともに少ない。 古墳時代は、6世紀代の小規模な集落と7世紀代の方墳が検出された。集落は調査区中央南寄りに、古墳は中央北寄りに占地する。方墳のうち、1基は横穴式石室のみの検出で、鉄鏃や人骨等が出土した。盛土・周溝は失われたと思われる。もう1基は、周溝から須恵器蓋や横瓶などが出土した。 中・近世は、溝状遺構や土坑が多く検出された。2条平行して土手を伴う西端の溝状遺構は大規模なものである。また中央西寄りでも2条平行する溝状遺構が存在する。ウマの骨が西端の溝状遺構の堆積土中で散らばって出土した。またウマの埋葬土坑が中央西寄りの溝状遺構と重複して検出された。 

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