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発行機関一覧 (都道府県別) > 全国 > 長野市 浅川扇状地遺跡群

長野市 浅川扇状地遺跡群

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/115216
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.115216
引用表記 一般財団法人長野県文化振興事業団長野県埋蔵文化財センター 2021 『長野県埋蔵文化財センター発掘調査報告書130:長野市 浅川扇状地遺跡群』長野県長野建設事務所他
一般財団法人長野県文化振興事業団長野県埋蔵文化財センター 2021 『長野市 浅川扇状地遺跡群』長野県埋蔵文化財センター発掘調査報告書130
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ファイル
書名 長野市 浅川扇状地遺跡群
発行(管理)機関 (一財)長野県文化振興事業団長野県埋蔵文化財センター - 長野県
書名かな ながのし あさかわせんじょうちいせきぐん
副書名 社会資本整備総合交付金(街路)事業に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書 ー(都)高田若槻線長野市桐原〜吉田(1)ー
巻次 1
シリーズ名 長野県埋蔵文化財センター発掘調査報告書
シリーズ番号 130
編著者名
編集機関
一般財団法人長野県文化振興事業団長野県埋蔵文化財センター
発行機関
長野県長野建設事務所
一般財団法人長野県文化振興事業団長野県埋蔵文化財センター
発行年月日 20210910
作成機関ID
郵便番号 3888007
電話番号 0262935926
住所 長野県長野市篠ノ井布施高田963-4
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 浅川扇状地遺跡群
遺跡名かな あさかわせんじょうちいせきぐん
本内順位
遺跡所在地 長野県長野市桐原・吉田
所在地ふりがな ながのけんながのしきりはら・よしだ
市町村コード 20201
遺跡番号 A-①
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 363951
東経(世界測地系)度分秒 1381254
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 36.664166 138.214999
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20110412-20111130
20120416-20121204
20130408-20131219
20140407-20141126
20150406-20151130
20180903-20181220
20200408-20201129
調査面積(㎡)
3600
5700
7423
2572
2606
1414
1380
調査原因 社会資本整備総合交付金(街路)事業に伴う記録保存調査
遺跡概要
種別
集落
時代
弥生
古墳
古代(細分不明)
中世(細分不明)
近世(細分不明)
近代(細分不明)
主な遺構
竪穴建物跡
溝跡
土坑
掘立柱建物跡
主な遺物
弥生土器
石器
須恵器
土師器
石製品
灰釉陶器
緑釉陶器
金属製品
銭貨
土師質土器
陶磁器
木製品
特記事項 弥生時代後期中葉・後葉の集落跡。後期終末の方形周溝墓の周溝より、口縁が2重となる壺3個出土。
古墳時代前期の墳墓の周溝から西濃地域の影響を受けた加飾高坏出土。中期の石製模造品製作工房跡。
和同開珎・鉄鐸・帯金具・筆立付円面硯・墨書土器などが出土。
中世居館の堀跡。近世以降の土坑より鴨徳利出土
遺跡名 吉田田町遺跡
遺跡名かな よしだたまちいせき
本内順位
遺跡所在地
所在地ふりがな
市町村コード 20201
遺跡番号 A-504
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
調査期間
調査面積(㎡)
調査原因
遺跡概要
種別
時代
主な遺構
主な遺物
特記事項
遺跡名 桐原宮北遺跡
遺跡名かな きりはらみやきたいせき
本内順位
遺跡所在地
所在地ふりがな
市町村コード 20201
遺跡番号 A-099
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
調査期間
調査面積(㎡)
調査原因
遺跡概要
種別
時代
主な遺構
主な遺物
特記事項
遺跡名 桐原牧野遺跡
遺跡名かな きりはらまきのいせき
本内順位
遺跡所在地
所在地ふりがな
市町村コード 20201
遺跡番号 A-501
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
調査期間
調査面積(㎡)
調査原因
遺跡概要
種別
時代
主な遺構
主な遺物
特記事項
遺跡名 桐原要害
遺跡名かな きりはらようがい
本内順位
遺跡所在地
所在地ふりがな
市町村コード 20201
遺跡番号 A-212
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
調査期間
調査面積(㎡)
調査原因
遺跡概要
種別
時代
主な遺構
主な遺物
特記事項
要約  本遺跡は、飯縄山を水源とする浅川によって形成された扇状地上に位置する。調査地区内からは、縄文時代や弥生時代中期の遺物が少量みつかっているが、弥生時代中期以前の遺構は確認されていない。
 弥生時代後期中葉と後葉には集落が営まれ、後期終末には方形周溝墓が築造されている。方形周溝墓の周溝からは、口縁が2重となる赤い壺や北陸地域の影響を受けた土器が出土している。
 古墳時代は、前期から後期までの遺構がみつかっている。特に前期は大規模な墓域を伴う集落が確認されている。また、竪穴建物跡から出土した北陸地域や東海地域の特徴をもつ土器は、古墳時代に東日本の各地で展開された広範囲な地域間の文化的交流をうかがわせる。
 古代の集落跡は、9世紀まで一時期30軒程度のかなりの規模の集落が営まれるが、10世紀以降になると竪穴建物跡は確認されず、集落は別の場所に移動したと考えられる。一般集落にはあまりみられない筆立付円面硯や帯金具、緑釉陶器などが出土し、官衙との関連も注目される。
 中世は、調査地内から堀跡や井戸跡が確認されていて、居館の一部となったと思われる。また、近世以降の土坑や、生活雑器の陶磁器類や銭貨、金属製品などが北国街道沿いに多数確認されており、現代の「町」につながる基礎が形成されたことがわかる。

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