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山代原古墳

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/115703
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.115703
引用表記 島根県教育庁埋蔵文化財調査センター 2022 『風土記の丘地内遺跡発掘調査報告書26:山代原古墳』島根県教育委員会
島根県教育庁埋蔵文化財調査センター 2022 『山代原古墳』風土記の丘地内遺跡発掘調査報告書26
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書名 山代原古墳
発行(管理)機関 島根県教育庁 - 島根県
有償頒布・配布ページ https://www.pref.shimane.lg.jp/life/bunka/bunkazai/kyokai/syuppannbutu.html
※ 有償頒布・配布していない場合もあります
書名かな やましろはらこふん
副書名 松江市東部における古墳の調査
巻次 4
シリーズ名 風土記の丘地内遺跡発掘調査報告書
シリーズ番号 26
編著者名
編集機関
島根県教育庁埋蔵文化財調査センター
発行機関
島根県教育委員会
発行年月日 20220315
作成機関ID
郵便番号 6900131
電話番号 0852368608
住所 島根県松江市打出町33
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 山代原古墳
遺跡名かな やましろはらこふん
本内順位
遺跡所在地 島根県松江市山代町
所在地ふりがな しまねけんまつえしやましろちょう
市町村コード 32201
遺跡番号 B034
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 352619
東経(世界測地系)度分秒 1330522
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.438611 133.089444
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20191120-20191225
20200507-20200627
調査面積(㎡)
13
27
調査原因
遺跡概要
種別
古墳
時代
飛鳥白鳳
主な遺構
石棺式石室
盛土
主な遺物
須恵器
陶磁器
特記事項 石棺式石室の下部構造の一端が判明した
要約  山代原古墳(旧称:永久宅後古墳)は、7世紀前半に築造された方墳である。墳丘規模は東西23.5m、南北もほぼ同等の規模と推測される。古墳の東側・北側は掘割を掘削して墳丘を際立たせている
 埋葬施設は出雲地域に特有な石棺式石室であり、石棺式石室の型式展開の中では最盛期に位置づけられ、最も整美かつ最大級のものである。今回の調査で前室(羨道)基底部の構造が一部確認された。前室床石(西側)は想定以上の厚みを持つうえに、東側床石や玄室床石との接合面には鍵手状の刳り込みを設けて組み合わせるなど、類例のない構造を持つことが判明した。7世紀前半に築造された切石造の横穴式石室の中では、島根県のみならず全国的に見ても技術的に傑出した事例である。
 山代原古墳は、島根県東部の古代史を画する重要な古墳であるとともに、日本の横穴式石室の技術体系を理解するうえでも極めて貴重な古墳といえる。

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