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西普天間住宅地区埋蔵文化財発掘調査報告書3

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/142219
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.142219
引用表記 宜野湾市教育委員会 2025 『宜野湾市文化財調査報告書第68集:西普天間住宅地区埋蔵文化財発掘調査報告書3』宜野湾市教育委員会
宜野湾市教育委員会 2025 『西普天間住宅地区埋蔵文化財発掘調査報告書3』宜野湾市文化財調査報告書第68集
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書名 西普天間住宅地区埋蔵文化財発掘調査報告書3
発行(管理)機関 宜野湾市 - 沖縄県
書名かな にしふてんまじゅうたくちくまいぞうぶんかざいはっくつちょうさほうこくしょ3
副書名 -安仁屋東原古墓群、安仁屋・新城イシジャー流域古墓群、喜友名山川原丘陵古墓群-
巻次
シリーズ名 宜野湾市文化財調査報告書
シリーズ番号 第68集
編著者名
編集機関
宜野湾市教育委員会
発行機関
宜野湾市教育委員会
発行年月日 20250300
作成機関ID 472051
郵便番号 901220
電話番号 0988934430
住所 沖縄県宜野湾市野嵩1丁目1番2号
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 安仁屋東原古墓群
遺跡名かな あにやあがりばるこぼぐん
本内順位
遺跡所在地 沖縄県宜野湾市字安仁屋
所在地ふりがな おきなわけんぎのわんしあざあにや
市町村コード 472051
遺跡番号 340
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 261729
東経(世界測地系)度分秒 1274613
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 26.291388 127.770277
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20170508-20171228
調査面積(㎡)
1152
調査原因 支障除去措置(不発弾経層探査)
遺跡概要
種別
時代
近世(細分不明)
近代(細分不明)
主な遺構
堀込墓
主な遺物
厨子甕
近代陶磁器
特記事項 墓口と墓庭を石積みで形成。
遺跡名 安仁屋・新城イシジャー 流域古墓群
遺跡名かな あにや・あらぐすくいしじゃーりゅういきこぼぐん
本内順位
遺跡所在地 沖縄県宜野湾市字安仁屋
所在地ふりがな おきなわけんぎのわんしあざあにや
市町村コード 472051
遺跡番号 057
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 261730
東経(世界測地系)度分秒 1274603
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 26.291666 127.7675
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20190819-20191225
調査面積(㎡)
1200
調査原因 支障除去措置(不発弾経層探査)
遺跡概要
種別
時代
近世(細分不明)
近代(細分不明)
主な遺構
堀込墓
平葺墓
主な遺物
厨子甕
染付
沖縄産陶器
近代陶磁器
銭貨
特記事項 イシジャー渓谷の岩盤を利用。小規模の墓が隣接する。
遺跡名 喜友名山川原丘陵古墓群
遺跡名かな きゆなやまがーばるきゅうりょうこぼぐん
本内順位
遺跡所在地 沖縄県宜野湾市字喜友名
所在地ふりがな おきなわけんぎのわんしあざきゆな
市町村コード 472051
遺跡番号 084
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 261722
東経(世界測地系)度分秒 1274553
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 26.289444 127.764722
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20190827-20191106
調査面積(㎡)
580
調査原因 支障除去措置(不発弾経層探査)
遺跡概要
種別
時代
近世(細分不明)
近代(細分不明)
主な遺構
堀込墓
亀甲墓
主な遺物
厨子甕
沖縄産陶器
近 代陶磁器
銭貨
金属製品
特記事項 丘陵斜面の岩盤を掘り込んだ造りで大規模に整形。
要約 本報告は西普天間住宅地区返還跡地(旧キャンプ瑞慶覧)において沖縄防衛局から依頼され平成29年度、平成31年度に宜野湾市教育委員会が行った緊急発掘調査の成果報告である。
 安仁屋東原古墓群は平成27年度の沖縄県による試掘調査で新規発見された遺跡で安仁屋・新城イシジャー流域古墓群の東側に隣接する小丘陵に築かれたものである。今回の調査で石灰岩を掘り込んで造られた3基の掘込墓が確認された。3基とも丘陵の周縁部に横穴を掘り、墓口部分と墓庭部分に切石を使用して造られている。墓室内に厨子や遺骨はなく、すでに改葬されていたと思われる。
 安仁屋・新城イシジャー流域古墓群は平成26年度の分布調査によって、返還区域内に78基の古墓が確認されている。今回調査対象となったのは返還跡地北側の道路予定地にかかる13基で、石灰岩岩盤を掘り込んで形成された掘込墓と墓正面や屋根部を装飾した平葺墓である。ほとんどがタナを持たずに墓室床面をフラットに成形する簡易的な造りで、墓口はすべて開いており、一部は墓口前に石積みを配しているものも確認された。
 喜友名山川原丘陵古墓群は返還跡地の西側斜面緑地に分布する古墓群。27号墓は斜面地を利用して岩盤を削り、墓室や袖、墓庭を造っており非常に手の込んだ造りとなっている。墓室内は「コ」字状のタナを有する。墓室奥を石積みで仕切り、3つの小部屋が配置される。28号墓は27号墓の西側に隣接しており、同じく岩盤を掘り込んで墓室を形成するが、墓正面と屋根を亀甲型に装飾する亀甲墓である。墓室内は掘り込んだ岩盤が露呈するが、墓口側は切石でアーチを構成する。今回の調査で戦前の安仁屋・喜友名地域の人々と墓域の関係を知る上で貴重な資料を得ることができた。

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