国場前原遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/141789
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.141789
引用表記 那覇市 市民文化部 文化財課 2025 『那覇市文化財調査報告書121:国場前原遺跡』那覇市 市民文化部 文化財課
那覇市 市民文化部 文化財課 2025 『国場前原遺跡』那覇市文化財調査報告書121
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書名 国場前原遺跡
発行(管理)機関 那覇市 - 沖縄県
書名かな こくばめーばるいせき
副書名 「(仮称)字国場複合ビル」建設に伴う埋蔵文化財発掘調査
巻次
シリーズ名 那覇市文化財調査報告書
シリーズ番号 121
編著者名
編集機関
那覇市 市民文化部 文化財課
発行機関
那覇市 市民文化部 文化財課
発行年月日 20250014
作成機関ID 47201
郵便番号 9008585
電話番号 0989173501
住所 沖縄県那覇市泉崎1-1-1
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 国場前原遺跡
遺跡名かな こくばめーばるいせき
本内順位
遺跡所在地 沖縄県那覇市字国場
所在地ふりがな おきなわけんなはしあざこくば
市町村コード 47201
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 261143.48
東経(世界測地系)度分秒 1274210.55
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 26.195411 127.70293
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20220322-20220507
調査面積(㎡)
225
調査原因 複合ビル建設
遺跡概要
種別
集落
時代
中世(細分不明)
グスク
主な遺構
溝状遺構
ピット
土坑
主な遺物
中国産白磁
中国産青磁
グスク土器
沖縄産陶器
石製品
獣骨
特記事項 グスク時代を中心とする遺物が多数散乱する溝状遺構が確認された。
要約  今回の調査は、民間事業者による複合ビル建設に伴う埋蔵文化財発掘調査である。
 調査地は国場川の北岸の平坦地にあり、国場集落の発祥の地と伝えられる前ヌ御嶽の隣接地に位置する。
 調査ではグスク時代の溝状遺構やピット、土坑といった遺構のほか遺物包含層が確認された。遺構や包含層からの出土遺物はグスク土器が中心であり、このほか中国産の白磁や青磁、カムィヤキも出土した。中でも青磁は土器に次いで量が多い。器種は碗・皿がほとんどだが盤や大壺といった大型の製品もわずかにみられた。
 調査成果からグスク時代において国場に集落があったことが改めて確認された。また本遺跡は、国場川に支流が合流する場所に位置し、琉球王国時代に那覇港と首里城を結ぶ主要道路であった真珠道に近い。出土遺物に中国産青磁やカムィヤキなど沖縄以外の陶磁器が多くみられ、国場川での水運がグスク時代から利用されていたと考えられる。

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