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円覚寺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/90338
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.90338
引用表記 沖縄県立埋蔵文化財センター 2021 『沖縄県立埋蔵文化財センター調査報告書107:円覚寺跡』沖縄県立埋蔵文化財センター
沖縄県立埋蔵文化財センター 2021 『円覚寺跡』沖縄県立埋蔵文化財センター調査報告書107
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書名 円覚寺跡
発行(管理)機関 沖縄県立埋蔵文化財センター - 沖縄県
書名かな えんかくじあと
副書名 三門地区の遺構確認調査報告書
巻次 3
シリーズ名 沖縄県立埋蔵文化財センター調査報告書
シリーズ番号 107
編著者名
編集機関
沖縄県立埋蔵文化財センター
発行機関
沖縄県立埋蔵文化財センター
発行年月日 20210226
作成機関ID 470007
郵便番号 9030125
電話番号 0988358751/8752
住所 沖縄県中頭郡西原町字上原193-7
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 円覚寺跡
遺跡名かな えんかくじあと
本内順位
遺跡所在地 沖縄県那覇市首里当蔵町2-1
所在地ふりがな おきなわけんなはししゅりとうのくらちょう2-1
市町村コード 472018
遺跡番号 207
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 261302
東経(世界測地系)度分秒 1274311
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 26.217222 127.719722
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20080710-20080829
20090701-20090909
20100701-20100908
20130701-20131001
20160701-20160926
調査面積(㎡)
589
調査原因 円覚寺跡復元整備に伴う遺構確認調査
遺跡概要
種別
社寺
時代
グスク
琉球王朝
主な遺構
根固め石
石積み
石列
溝状遺構
埋甕
集石
瓦溜まり
主な遺物
中国産陶磁器
タイ産陶磁器
本土産陶磁器
沖縄産陶器
陶質土器
瓦質土器
土器
硬質土器
石器
石製品
石材
貝製品
漆製品
円盤状製品
煙管
銭貨
金属製品
鉄製品
漆喰
ガラス製品
プラスチック製品
木材
貝類遺体
脊椎動物遺体
特記事項  三門基壇の石列や、礎石を配置する根固め石を確認した。
 また、15世紀後半頃と考えられる造成土と、地中に構築された土留めの石積みを検出した。
要約  三門地区における遺構確認調査の結果、三門基壇の石列が発見された他、礎石を配置する根固め石を確認することができた。これらの遺構は、基壇の位置や規模、三門の柱配置を捉えるうえで、重要な資料である。また、15世紀後半頃の造成土や地中に構築された土留めの石積みが検出され、円覚寺の創建における土地造成に関して重要な知見を得ることができた。その他にも、瓦の葺き替えの際に廃棄されたと考えられる瓦溜まりが2基検出された。2基は時代差があり、中でも瓦溜まり2については19世紀以降と考えられ、文献資料に記録されない三門の改修が行われた可能性が示唆された。
 出土遺物は中国やタイ、日本、沖縄産などの陶磁器の他、瓦や塼、礎盤などが得られた。これらのうち、瓦や塼、礎盤などの建築部材は、三門復元に際し、基礎資料となるものである。

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