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白保竿根田原洞穴遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/49465
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.49465
引用表記 沖縄県立埋蔵文化財センター 2019 『沖縄県立埋蔵文化財センター調査報告書100:白保竿根田原洞穴遺跡』沖縄県立埋蔵文化財センター
沖縄県立埋蔵文化財センター 2019 『白保竿根田原洞穴遺跡』沖縄県立埋蔵文化財センター調査報告書100
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書名 白保竿根田原洞穴遺跡
発行(管理)機関 沖縄県立埋蔵文化財センター - 沖縄県
書名かな しらほさおねたばるどうけついせき
副書名 重要遺跡範囲確認調査報告
巻次 3 : 補遺編
シリーズ名 沖縄県立埋蔵文化財センター調査報告書
シリーズ番号 100
編著者名
編集機関
沖縄県立埋蔵文化財センター
発行機関
沖縄県立埋蔵文化財センター
発行年月日 20190315
作成機関ID 470007
郵便番号 9030125
電話番号 0988358752
住所 沖縄県中頭郡西原町字上原193-7
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 白保竿根田原洞穴遺跡
遺跡名かな しらほさおねたばるどうけついせき
本内順位
遺跡所在地 沖縄県石垣市字白保
所在地ふりがな おきなわけんいしがきしあざしらほ
市町村コード 47207
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 242401.47
東経(世界測地系)度分秒 1241445.8
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 24.400408 124.246055
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20130107-20130306
20131007-20131220
20140603-20140702
20141117-20141119
20150601-20150630
20160627-20160708
調査面積(㎡)
38
調査原因 重要遺跡範囲確認調査
遺跡概要
種別
洞穴
時代
旧石器
主な遺構
墓葬
主な遺物
人骨
脊椎動物遺体
特記事項 八重山諸島初の更新世人骨と墓域を確認
種別
洞穴
その他
時代
不明
主な遺構
主な遺物
石器
石器石材
土器
脊椎動物遺体
人骨
特記事項 八重山諸島初の完新世初期文化層を確認
種別
洞穴
時代
沖縄貝塚
主な遺構
礫敷遺構
炉跡
主な遺物
土器
石器
貝製品
貝類
脊椎動物遺体
人骨
特記事項 ・八重山諸島初の下田原期人骨を確認
種別
洞穴
時代
中世(細分不明)
近世(細分不明)
主な遺構
炉跡
主な遺物
土器
中国産青磁・白磁
中国・タイ産褐釉陶器
貝類
脊椎動物遺体
人骨
特記事項 炉跡とともに15世紀前後の貿易陶磁器を確認
要約  白保竿根田原洞穴遺跡は、2008年の洞穴測量調査時に、人骨や貝類などの遺物が回収されたことにより発見された。その後、2010年8月~11月までの4ヶ月間にわたって新石垣空港建設に伴う緊急発掘調査が実施された(第1次調査)。調査中には様々な分析が並行して行われ、今から約20,000年前(未較正)とする先島諸島初の後期更新世人骨の出土など重要な成果が得られたことから、遺跡は空港敷地内
に現地保存されることが決まった。
 この緊急調査ののち、遺跡を適切に評価し、保存する目的で2012年度~2016年度の5ヶ年計画により、文化庁補助を受け重要遺跡範囲確認調査を実施した(第2次調査)。調査は第1次調査の手法を踏襲して実施し、約38㎡を調査し、遺跡の詳細な範囲や遺物の出土状況等を把握することができた。
 その成果は2017年3月に「総括報告書」としてまとめたが、2018年2月に沖縄考古学会と合同で開催したシンポジウムとそれに続く白保竿根田原洞穴遺跡調査指導委員会によって、さらなる課題が提案され、総括報告編を補足する必要が生じた。
 本報告書は『補遺編』として、「総括報告書」を補足するとともに、新たな分析・研究成果を盛り込んだものである。

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