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首里城跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/21990
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.21990
引用表記 沖縄県立埋蔵文化財センター 2009 『沖縄県立埋蔵文化財センター調査報告書49:首里城跡』沖縄県立埋蔵文化財センター
沖縄県立埋蔵文化財センター 2009 『首里城跡』沖縄県立埋蔵文化財センター調査報告書49
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ファイル
書名 首里城跡
発行(管理)機関 沖縄県立埋蔵文化財センター - 沖縄県
書名かな しゅりじょうあと
副書名 京の内跡発掘調査報告書 ; 2
巻次
シリーズ名 沖縄県立埋蔵文化財センター調査報告書
シリーズ番号 49
編著者名
編集機関
沖縄県立埋蔵文化財センター
発行機関
沖縄県立埋蔵文化財センター
発行年月日 20090320
作成機関ID 470007
郵便番号 9030125
電話番号 0988358752
住所 沖縄県中頭郡西原町字上原193-7
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 首里城跡
遺跡名かな しゅりじょうあと
本内順位
遺跡所在地 沖縄県那覇市首里当蔵町3丁目1番ほか
所在地ふりがな おきなわけんなはししゅりとうのくらちょう3ちょうめ1ばんほか
市町村コード 47201
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 261232
東経(世界測地系)度分秒 1274320
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 26.208888 127.722222
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
19941121-19950328
調査面積(㎡)
2000
調査原因 国営首里城公園整備事業
遺跡概要
種別
城館
時代
グスク
主な遺構
倉庫跡
区画石積み
主な遺物
金属製品( 兜鉢・鍬形台・鎧の小札・鞐・鎖帷子・刀の鍔および切羽・鏡・香炉・長柄の柄杓・倉庫の錠・釘・鎹・蝶番・銭貨等)
特記事項 京の内跡から1459年の火災により焼失した倉庫跡が発掘された。この倉庫より陶磁器類を主体とする一括資料が得られ、平成12年に「沖縄県首里城京の内跡出土陶磁器518点 附一、金属製品一括 附一、ガラス玉一括」として国の重要文化財に指定された。


主な時代:中世(グスク)
要約  首里城公園計画区内約18haの内、首里城内郭の約4haが国営公園区域として整備することが閣議決定された。復元整備に伴う遺構確認調査は、昭和63年度から内閣府 沖縄総合事務局 国営沖縄記念公園事務所との委託を沖縄県教育委員会が受けて、南殿・北殿・御庭地区などの遺構確認調査を実施し、平成4年度に首里城正殿・南殿・北殿などが復元整備され一部が開園した。未整備地区であった「京の内」地区の復元整備が課題となり、整備に必要な基礎資料を得る目的で平成5年度から平成9年度までの四カ年間に亘って発掘調査実施され、その成果を基本にして平成13年度から京の内の復元整備がはじまり、平成成15年度に復元整備を終えている。「京の内」は、正殿・南北殿・奉神門などの政治を執り行う建造物群とは機能が異なり、歴代琉球国王の即位決定の儀式や琉球王国の重要な祭祀及び儀式が執り行われた神聖なる空間であった。この空間内には、首里森御嶽・真玉森御嶽など重要な拝所があった。この地域で1459年の火災によって焼失した倉庫跡が発見された。この倉庫より陶磁器類を主体とする一括資料が得られた。これらの出土品の中から平成12年6月27日付けで「沖縄県首里城京の内出土陶磁器518点 附一、金属製品一括 附一、ガラス玉一括」が考古資料の部で国の重要文化財に指定された。
 今回は、重要文化財の中で未報告であった金属製品及びガラス玉の一括資料と新たに重要文化財の陶磁器との接合資料が確認された為、これらの資料も報告する。併せて火災によって焼失した倉庫跡の火事場清掃で別途廃棄された石積み遺構内から出土した資料も網羅した。倉庫跡出土の金属製品には県内遺跡で初めて出土した長柄の柄杓や兜鉢の鍬形台に取り付けられた鍬形及び立物が図上復元され、日本の影響を受けながら琉球王国独特の鍬形の立物であることが推定された。

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