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首里城跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/21197
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.21197
引用表記 沖縄県立埋蔵文化財センター 2017 『沖縄県立埋蔵文化財センター調査報告書89:首里城跡』沖縄県立埋蔵文化財センター
沖縄県立埋蔵文化財センター 2017 『首里城跡』沖縄県立埋蔵文化財センター調査報告書89
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書名 首里城跡
発行(管理)機関 沖縄県立埋蔵文化財センター - 沖縄県
書名かな しゅりじょうあと
副書名 京の内跡発掘調査報告書 ; 6 / 平成6年度調査の遺物編 ; 3
巻次
シリーズ名 沖縄県立埋蔵文化財センター調査報告書
シリーズ番号 89
編著者名
編集機関
沖縄県立埋蔵文化財センター
発行機関
沖縄県立埋蔵文化財センター
発行年月日 20170331
作成機関ID 470007
郵便番号 9030125
電話番号 0988358751
住所 沖縄県中頭郡西原町字上原193-7
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 首里城跡
遺跡名かな しゅりじょうあと
本内順位
遺跡所在地 沖縄県那覇市首里城当蔵町3丁目・金城町1丁目
所在地ふりがな おきなわけんなはししゅりじょうとうのくらまち3ちょうめ・きんじょうちょう1ちょうめ
市町村コード 47201
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 261231
東経(世界測地系)度分秒 1274318
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 26.208611 127.721666
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
19941121-19950328
調査面積(㎡)
2000
調査原因 国営首里城公園整備事業
遺跡概要
種別
祭祀
時代
中世(細分不明)
近世(細分不明)
主な遺構
倉庫跡
建物跡
区画石積み
御嶽
塼敷き
土壙など
主な遺物
屋瓦(高麗系
大和系等)
金属製品(鎧の小札
銭 貨等)
ガラス製品(小玉)
中国産(青磁
白磁
青花
褐釉陶器等)
タイ産土器
沖縄産(瓦質土器
無釉陶 器
施釉陶器)など
特記事項 京の内跡は、琉球王国に於ける神聖な聖域的な空間として国王即位の儀式をはじめ常用な儀 式や祭司が執りおこなわれた空間として位置づ けられている。京の内は区画石積みがなされ区 画内には重要な拝所である首里森御嶽、真玉 森御嶽、京の内の三御嶽の五つの御嶽があっ た。京の内跡の発掘調査報告書は、平成10年3 月に掘調査報告書(Ⅰ)を刊行して以来、平成 21年3月に発掘報告書(Ⅱ)、平成23年3月に発 掘調査報告書(Ⅲ)遺構編を報告し、平成24年3 月に遺物編(1)、平成26年3月に遺物編(2)を 報告した。今回も遺物編として第Ⅴ期(16世紀前 半~19世紀後半)までの遺構及び遺構周辺から 出土した遺物を報告した。本報告書で注目され た資料として石積みSA15から大和系鬼瓦を模倣 した鬼瓦の眉の部分が確認され、湧田古窯での生産を示唆する資料であった。塼敷きSS05から 国内での報告例のなかった南宋銭で背面に三日月(「背上月」)のある「紹興元寶(初鋳造1131 年)」が一枚出土している。その他に砥石として利用された細粒砂岩の表裏面及び側面に線彫 りによる線刻画(仮称:「鳳凰菊花進貢船歓送船 舶図」・「進貢船航海難所図」)が初めて出土している。
種別 : 祭祀空間
北緯(世界測地系)26度12分31秒/26度12分32秒/26度12分32秒/26度12分33秒
東経(世界測地系)127度43分18秒/127度43分19秒/127度43分21秒/127度43分21秒
要約  昭和61年度に首里城公園計画区内約18haの内、首里城内郭の約4haが国営公園区域として整備することが閣議決定された。復元整備に伴う遺構確認調査は、昭和63年度から内閣府 沖縄総合事務局 国営沖縄記念公園事務所との委託を沖縄県教育委員会が受けて、南殿・北殿・御庭地区などの遺構確認調査を実施し、平成4年度に首里城正殿・南殿・北殿などが復元整備され一部が開園した。
 未整備地区であった「京の内」地区の復元整備が課題となり、整備に必要な基礎資料を得る目的で平成6年度から平成9年度までの四カ年間に亘って発掘調査を実施した。その内、報告(平成6年度調査の国の重要文化財が出土した土壙SK01及び石積みSA33・34)済みを除く、平成6年度調査の全ての遺構について報告を行った。今回は平成6年度調査で遺構を6時期に分類した中で、第Ⅴ期(16世紀前半~19世紀後半)の遺構及び遺構周辺から出土した遺物(造成層や攪乱層を含む)の報告をおこなった。

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