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外畠遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/22618
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.22618
引用表記 鹿児島県立埋蔵文化財センター 2012 『鹿児島県立埋蔵文化財センター発掘調査報告書175:外畠遺跡』鹿児島県立埋蔵文化財センター
鹿児島県立埋蔵文化財センター 2012 『外畠遺跡』鹿児島県立埋蔵文化財センター発掘調査報告書175
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書名 外畠遺跡
発行(管理)機関 鹿児島県教育委員会 - 鹿児島県
書名かな ほかはたいせき
副書名 南九州西回り自動車道建設(野田IC〜高尾野IC)に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書 ; 35
巻次
シリーズ名 鹿児島県立埋蔵文化財センター発掘調査報告書
シリーズ番号 175
編著者名
編集機関
鹿児島県立埋蔵文化財センター
発行機関
鹿児島県立埋蔵文化財センター
発行年月日 20120300
作成機関ID
郵便番号 8994318
電話番号 0995485811
住所 鹿児島県霧島市国分上野原縄文の森2番1号
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 外畠遺跡
遺跡名かな ほかはたいせき
本内順位
遺跡所在地 鹿児島県出水市荘上
所在地ふりがな かごしまけん いずみし しょうがみ
市町村コード 46208
遺跡番号 208-45
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 320441
東経(世界測地系)度分秒 1301650
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 32.078055 130.280555
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20100510-20110128
調査面積(㎡)
10635.5
調査原因 南九州西回り自動車道建設(野田IC 〜高尾野IC)間に伴う記録保存調査
遺跡概要
種別
集落
散布地
時代
縄文
弥生
古墳
古代(細分不明)
中世(細分不明)
近世(細分不明)
主な遺構
土坑
配石状遺構
掘立柱建物
溝状遺構
土師器埋納柱穴
方形竪穴建物
竪穴状遺構
土壙墓
焼土
炭化物集中箇所
柱穴
区画溝
主な遺物
市来式土器
北久根山式土器
黒川式土器
磨消縄文土器
三万田式土器
黒川式土器
入佐式土器
石鏃
磨石
敲石類
打製石鏃
磨製石斧
石皿
台石
黒髪式土器
成川式土器
内黒土師器
須恵器
刀子
青銅製品
瓦質土器
白磁
滑石製石鍋
洪武通寳
鉄釘
陶磁器類
寛永通寳
人骨
特記事項
要約  外畠遺跡は縄文時代,古代,中世,近世の複合遺跡である。
 縄文時代は後期を中心に,土器や石器と共に,石材を伴う土坑が多数検出されている。なかでも,小形壺形土器が納められているものや,2枚の石皿・台石が立位で配置されているものなど,特殊な事例も発見されている。縄文時代後期の祭祀・精神活動を解明する上で貴重な資料となった。
 古代は,土坑群と掘立柱建物跡,自然流路を利用した溝状遺構が検出されている。土坑からは土師器の甕が出土しており,墓としての機能が想定される。また,溝状遺構からは,短い期間で廃棄された遺物が発見された。
 中世では,方形竪穴建物や掘立柱建物跡,土壙墓などが検出された。当遺跡の所在地近辺が「荘」という地名であることも併せて,古代から中世にかけての調査成果は,当地域における土地利用の変遷過程を示す貴重な成果である。
 近世は,複数の土壙墓と,それを区画する溝状遺構が検出された。近世における出水地方の人々の形質,埋葬方法などを明らかにする貴重な成果が上がった。

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