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船迫遺跡・高吉B遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/22398
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.22398
引用表記 鹿児島県立埋蔵文化財センター 2014 『鹿児島県立埋蔵文化財センター発掘調査報告書180:船迫遺跡・高吉B遺跡』鹿児島県立埋蔵文化財センター
鹿児島県立埋蔵文化財センター 2014 『船迫遺跡・高吉B遺跡』鹿児島県立埋蔵文化財センター発掘調査報告書180
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書名 船迫遺跡・高吉B遺跡
発行(管理)機関 鹿児島県教育委員会 - 鹿児島県
書名かな ふなさこいせき・たかよしBいせき
副書名 主要地方道志布志福山線(有明志布志道路)道路改築に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書 ; 2
巻次
シリーズ名 鹿児島県立埋蔵文化財センター発掘調査報告書
シリーズ番号 180
編著者名
編集機関
鹿児島県立埋蔵文化財センター
発行機関
鹿児島県立埋蔵文化財センター
発行年月日 20140300
作成機関ID
郵便番号 8994318
電話番号 0995485811
住所 鹿児島県霧島市国分上野原縄文の森2番1号
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 船迫遺跡
遺跡名かな ふなさこいせき
本内順位
遺跡所在地 鹿児島県志布志市志布志町安楽字船迫
所在地ふりがな かごしまけん しぶしし しぶしちょう あんらくふなざこ
市町村コード 46221
遺跡番号 221291
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 312946
東経(世界測地系)度分秒 1310508
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 31.496111 131.085555
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20100617-20110224
調査面積(㎡)
21000
調査原因 主要地方道志 布志福山線(有 明志布志道路) 道路改築に伴う記録保存
遺跡概要
種別
散布地
時代
縄文
弥生
江戸
主な遺構
落し穴状遺構
掘立柱建物跡
石集積
帯状硬化面
主な遺物
下剥峯式土器
石鏃
中岳Ⅱ式土器
磨石
敲石
山ノ口式土器
磨製石鏃
二分金
陶磁器
特記事項
遺跡名 高吉B遺跡
遺跡名かな たかよしBいせき
本内順位
遺跡所在地 鹿児島県志布志市志布志町安楽字宇都上
所在地ふりがな かごしまけんしぶしし しぶしちょうあんらく あざうとうえ
市町村コード 46221
遺跡番号 221-68-188
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 313003
東経(世界測地系)度分秒 1310509
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 31.500833 131.085833
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20101201-20120921
調査面積(㎡)
23400
調査原因 主要地方道志 布志福山線(有 明志布志道路) 道路改築に伴う記録保存
遺跡概要
種別
集落
散布地
時代
旧石器
縄文
弥生
中世(細分不明)
近世(細分不明)
主な遺構
礫群集石
土坑
土器埋設遺構
連穴土坑
落し穴状遺構
竪穴住居跡
掘立柱建物跡
横穴をもつ土坑
石集積
溝状遺構
古道
土坑墓    
主な遺物
三稜尖頭器
剥片
前平式土器
石坂式土
押型文土器
手向山式土器
平栫式土器
塞ノ神式土器
苦浜式土器
打製石鏃
局部磨製石鏃
石鏃
削器掻器
打形石器
打製石斧
石匙
磨石
敲石
石皿
深浦式土器
中岳Ⅱ式土器
山ノ口式土器
中溝式土器
須玖式土器
凹線文土器
土製勾玉
磨製石鏃
砥石
凹石
台石
樹皮布叩石
土師器
陶磁器
特記事項 連穴土坑ブリッジ部分から完形に近い土器が出土した。 竪穴住居の外側 を巡る柱穴を検出した。
要約  船迫遺跡は,縄文時代早期の貝殻刺突文土器と石鏃が出土したが,遺物は北域に偏在しており,調査範囲全域への広がりは見られなかった。遺構では,縄文時代後期の落し穴状遺構2基を検出した。
弥生時代では,掘立柱建物跡4棟を検出し,遺物は,山ノ口式土器,磨製石器,磨石,敲石が出土した。
また,江戸時代の道跡と思われる硬化面から二分金が出土した。

 高吉B遺跡は,旧石器時代から弥生時代までの遺跡である。特に,縄文時代早期では,141 基の集石や4基の連穴土坑等の遺構のほか,南九州に見られる数型式の土器等遺物も多く出土し,当該期の生活の様子を知る上で貴重な資料となる。また,弥生時代中期の竪穴住居7軒をはじめ,掘立柱建物跡・土坑・横穴をもつ土坑等の遺構が検出され,また,遺構内遺物も多数出土しており,王子遺跡や前畑遺跡,十三塚遺跡等と同時期の集落として貴重な遺跡である。

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