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虎居城跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/22322
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.22322
引用表記 鹿児島県立埋蔵文化財センター 2018 『鹿児島県立埋蔵文化財センター発掘調査報告書197:虎居城跡』鹿児島県立埋蔵文化財センター
鹿児島県立埋蔵文化財センター 2018 『虎居城跡』鹿児島県立埋蔵文化財センター発掘調査報告書197
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書名 虎居城跡
発行(管理)機関 鹿児島県教育委員会 - 鹿児島県
書名かな とらいじょうあと
副書名 北薩広域公園整備事業に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書
巻次
シリーズ名 鹿児島県立埋蔵文化財センター発掘調査報告書
シリーズ番号 197
編著者名
編集機関
鹿児島県立埋蔵文化財センター
発行機関
鹿児島県立埋蔵文化財センター
発行年月日 20180300
作成機関ID
郵便番号 8994318
電話番号 0995485811
住所 鹿児島県霧島市国分縄文の森2番1号
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 虎居城跡
遺跡名かな とらいじょうあと
本内順位
遺跡所在地 鹿児島県薩摩郡さつま町宮之城屋地
所在地ふりがな かごしまけん さつまぐん さつまちょう みやのじょう やち
市町村コード 46392
遺跡番号 3929
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 315418
東経(世界測地系)度分秒 1302635.52
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 31.904999 130.4432
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20141101-20150128
20161201-20170224
調査面積(㎡)
2900
調査原因 北薩広域公園整備事業
遺跡概要
種別
城館
散布地
時代
縄文
古墳
古代(細分不明)
中世(細分不明)
近世(細分不明)
近代(細分不明)
主な遺構
土坑
ピット
溝状遺構
炉跡
石塁
土塁
集石
石塔
硬化面
主な遺物
押型文土器
縄文後期土器
石鏃
調整剥片
磨石
成川式土器
土師器
中国陶磁器(白磁・青磁・青花)
李朝青磁
中国陶器
国産陶器
瓦質土器
滑石製品
鞴の羽口
砥石
鉄製品
鉄滓
寛永通寶
ガラス製品
特記事項
要約 虎居城跡は,三方を川内川に囲まれた中世山城である。北薩広域公園整備事業に伴う埋蔵文化財発掘調査(確認調査)では,中世~近世を中心とした遺物・遺構が発見された。また,表面精査の結果,曲輪や表面遺構(土塁や石塁・堀切など)が良好に残存していることが確認された。
遺構としては,曲輪,虎口,土塁,石塁,地形の微勾配(段差),窪地のほか,ピット(柱穴跡)や土坑,炉跡等が検出された。
虎居城の主郭といわれる松社城(S地区)では,土塁のほか,コの字形の石塁や窪地,庭石と思われる大石,コの字形遺構,区画溝等が検出された。また,他の曲輪にも,多彩な施設(炉跡や土塁・堀切など)があることが明らかとなった。
城北端部に位置する八女壇と呼ばれる曲輪(V地区)には,2つの堀切で仕切られた空間に宝徳2年(1450 年)記銘の五輪塔と集石群(8基)があることが確認された。
遺物は,中世土師器や中国陶磁器のほか,鉄製品や鉄滓等の中世・近世遺物が出土した。なお,一部だが,縄文時代の遺物も出土した。

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