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鹿児島(鶴丸)城跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/72329
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.72329
引用表記 鹿児島県立埋蔵文化財センター 2020 『鹿児島県立埋蔵文化財センター発掘調査報告書205:鹿児島(鶴丸)城跡』鹿児島県立埋蔵文化財センター
鹿児島県立埋蔵文化財センター 2020 『鹿児島(鶴丸)城跡』鹿児島県立埋蔵文化財センター発掘調査報告書205
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書名 鹿児島(鶴丸)城跡
発行(管理)機関 鹿児島県教育委員会 - 鹿児島県
書名かな かごしま(つるまる)じょうあと
副書名 鶴丸城跡保全整備事業に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書 ; 1
巻次
シリーズ名 鹿児島県立埋蔵文化財センター発掘調査報告書
シリーズ番号 205
編著者名
編集機関
鹿児島県立埋蔵文化財センター
発行機関
鹿児島県立埋蔵文化財センター
発行年月日 20200300
作成機関ID
郵便番号
電話番号
住所 鹿児島県霧島市国分上野原縄文の森2番1号
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 鹿児島城跡
遺跡名かな かごしまじょうあと
本内順位
遺跡所在地 鹿児島県鹿児島市城山町ほか
所在地ふりがな かごしまけんかごしまししろやまちょうほか
市町村コード 46201
遺跡番号 201-62
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 313554.0
東経(世界測地系)度分秒 1303320.4
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 31.598333 130.555666
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20150119-20150313
20150511-20160311
20160509-20170311
20170424-20180316
20180514-20190222
調査面積(㎡)
85
302
890
1208
660
調査原因 鶴丸城跡保全整備事業に伴う発掘調査
遺跡概要
種別
城館
時代
縄文
近世(細分不明)
近代(細分不明)
主な遺構
御楼門礎石
三和土
門番所跡
御兵具所跡
御兵具奉行張番所跡
排水溝
石塁
石垣
裏込め
砲弾・就弾痕
鋳鉄管
主な遺物
染付
青花
陶器
土器
石時計(日時計)
金属製品
ガラス製品
特記事項
要約  鹿児島城は慶長6(1601)年頃,薩摩藩初代藩主(18代当主)島津家久により築城された館づくりの近世城郭である。別名鶴丸城とも呼ばれ,築城以降,度重なる大火による焼失や自然災害による建物,石垣等の崩落・修復を繰り返し,現在は一部の石垣と堀,橋が残されている。本事業に於ける発掘調査では,近世城郭を構成する遺構として,御楼門の礎石,地業,三和土面,石畳,排水溝,石塁,御兵具所建物跡の基礎,石垣,裏込め等を検出した。遺物は多量の瓦を中心に陶磁器,石製品,金属製品等が出土した。特に瓦は軒丸瓦,軒平瓦,平瓦,丸瓦の他に鬼瓦,鯱瓦,海鼠瓦等,多種多様の瓦が出土した。鹿児島城は明治4(1871)年に廃城となり,明治10(1877)年の西南戦争時の遺構・遺物は,石垣や石畳に残された銃・砲弾の痕跡,鉛玉,砲弾片等の遺物が出土し,官立第七高等学校造士館,鹿児島大学に関連する近現代の遺構・遺物も出土した。近世以降の調査成果に関しては,文献,古写真,絵図等と発掘調査の成果が整合・関連する部分もあり,南九州における近世城郭の様相や機能,変遷,社会情勢等の一端がうかがえる資料となった。

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