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下原遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/62713
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.62713
引用表記 鹿児島県立埋蔵文化財センター 2019 『鹿児島県立埋蔵文化財センター発掘調査報告書198:下原遺跡』鹿児島県立埋蔵文化財センター
鹿児島県立埋蔵文化財センター 2019 『下原遺跡』鹿児島県立埋蔵文化財センター発掘調査報告書198
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書名 下原遺跡
発行(管理)機関 鹿児島県教育委員会 - 鹿児島県
書名かな しもはらいせき
副書名 主要地方道志布志福山線(有明志布志道路)道路改築事業に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書
巻次
シリーズ名 鹿児島県立埋蔵文化財センター発掘調査報告書
シリーズ番号 198
編著者名
編集機関
鹿児島県立埋蔵文化財センター
発行機関
鹿児島県立埋蔵文化財センター
発行年月日 20190331
作成機関ID
郵便番号 8994318
電話番号 0995485811
住所 鹿児島県霧島市国分上野原縄文の森2番1号
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 下原遺跡調査区1
遺跡名かな しもはらいせき
本内順位
遺跡所在地 鹿児島県志布志市有明町伊崎田
所在地ふりがな かごしまけん しぶしし ありあけちょう いさきだ
市町村コード 46221
遺跡番号 221-508
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 313110
東経(世界測地系)度分秒 1310418
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 31.519444 131.071666
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20120423-20130226
20131007-20140226
20140908-20150225
20150507-20150807
調査面積(㎡)
21200
調査原因 「主要地方道」志布志福山道路線道路改築に伴う記録保存調査
遺跡概要
種別
散布地
時代
旧石器
縄文
弥生
近世(細分不明)
近代(細分不明)
主な遺構
礫群
竪穴住居跡
土坑
集石
埋設土器遺構
掘立柱建物
道路状遺構
道跡
溝状遺構
帯状硬化面
主な遺物
細石刃核
細石刃
スクレイパー
剥片
前平式土器
加栗山式土器
吉田式土器
石坂式土器
下剥峯式土器
桑野丸式土器
押型文土器
苦浜式土器
打製石鏃
打製石斧
磨石
石皿
曽畑式土器
凹線文土器
中岳Ⅱ式土器
精製・粗製土器
弥生早期・前期土器
山ノ口式土器
薩摩焼・当時器類
特記事項 調査区の北側に遺構と遺物が集中して出土した。
遺跡名 下原遺跡調査区2
遺跡名かな しもはらいせき
本内順位
遺跡所在地 鹿児島県志布志市有明町伊崎田
所在地ふりがな かごしまけん しぶしし ありあけちょう いさきだ
市町村コード 46221
遺跡番号 221-508
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 313117
東経(世界測地系)度分秒 1310405
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 31.521388 131.068055
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20150810-20160325
調査面積(㎡)
6800
調査原因 「主要地方道」志布志福山道路線道路改築に伴う記録保存調査
遺跡概要
種別
散布地
時代
縄文
弥生
主な遺構
集石
土器集中
竪穴住居跡
土器埋設遺構
土坑
溝状遺構
硬化面
主な遺物
前平式土器
吉田式土器
倉園B式土器
押型文土器
下剥峯式土器
桑野丸式土器
貝殻条痕文土器
打製石鏃
磨製石鏃
打製石斧
磨製石斧
磨石
敲石
石刀
刻目突帯文土器
山ノ口式土器
砥石
弥生早期・前期土器
特記事項  縄文時代後期の竪穴住居跡2軒と弥生時代の竪穴住居跡を3軒検出した。
遺跡名 下原遺跡調査区3
遺跡名かな しもはらいせき
本内順位
遺跡所在地 鹿児島県志布志市有明町伊崎田
所在地ふりがな かごしまけん しぶしし ありあけちょう いさきだ
市町村コード 46221
遺跡番号 221-508
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 313115
東経(世界測地系)度分秒 1310411
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 31.520833 131.069722
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20140109-20140326
20151019-20160318
調査面積(㎡)
3340
調査原因 「主要地方道」志布志福山道路線道路改築に伴う記録保存調査
遺跡概要
種別
散布地
時代
縄文
弥生
近代(細分不明)
主な遺構
集石
ピット
溝状遺構
土坑
硬化面
竪穴住居跡
土器集中域
炭化物集中域
高床式建物跡
帯状硬化面
主な遺物
吉田式土器
倉園B式土器
石坂式土器
下剥峯式土器
塞ノ神A式土器
貝殻条痕文土器
打製石鏃
磨石
敲石
野久尾式土器
中岳Ⅱ式土器
縄文晩期土器
石鏃
打製石斧
弥生中期~後期土器
特記事項  高床式建物跡を構成すると考えられるピットを4 基検出した。
要約  下原遺跡調査区1は,縄文時代早期の前平式土器,加栗山式土器と石坂式土器が出土したが,遺物は北域に偏在しており,調査範囲全域への広がりは見られなかった。遺構では,縄文時代早期の土坑9基,竪穴住居跡遺構を3軒検出した。
その他の遺物としては,貝殻条痕文系土器や長さが5㎝程の局部磨製石鏃も出土した。また,近世から近代のものと考えられる道路状遺構13 条と,時期不明の帯状硬化面1条を検出した。
 下原遺跡調査区2は,縄文時代早期から弥生時代までの遺跡である。特に,縄文時代早期では,17 基の集石を検出した。
遺物では,倉園B 式土器が多数出土した。縄文時代後期では,竪穴住居跡2軒,土器埋設遺構2基,集石・土坑各1 基を検出した。住居跡からは,中岳Ⅱ式土器片や多数のチップが出土した。また,弥生時代では,竪穴住居跡3軒を検出した。遺物は,山ノ口式土器,ハマグリ歯形磨製石斧が出土した。
 下原遺跡調査区3は,縄文時代早期の遺構は,集石が3基検出された。遺物は,貝殻条痕文系土器が出土した。弥生時代の調査では,竪穴住居跡2軒,高床式建物跡1軒,遺物は山ノ口式土器が出土した。その他,近代以降と考えられる帯状硬化面が2 条検出された。原遺跡調査区1は,縄文時代早期の前平式土器,加栗山式土器と石坂式土器が出土したが,遺物は北域に偏在しており,調査範囲全域への広がりは見られなかった。遺構では,縄文時代早期の土坑9基,竪穴住居跡遺構を3軒検出した。
その他の遺物としては,貝殻条痕文系土器や長さが5㎝程の局部磨製石鏃も出土した。また,近世から近代のものと考えられる道路状遺構13 条と,時期不明の帯状硬化面1条を検出した。
 下原遺跡調査区2は,縄文時代早期から弥生時代までの遺跡である。特に,縄文時代早期では,17 基の集石を検出した。遺物では,倉園B 式土器が多数出土した。縄文時代後期では,竪穴住居跡2軒,土器埋設遺構2基,集石・土坑各1 基を検出した。住居跡からは,中岳Ⅱ式土器片や多くチップが出土した。また,弥生時代では,竪穴住居跡3軒を検出した。遺物は,山ノ口式土器,ハマグリ歯形磨製石斧が出土した。
 下原遺跡調査区3は,縄文時代早期の遺構は,集石が3基検出された。遺物は,貝殻条痕文系土器が出土した。弥生時代の調査では,竪穴住居跡2軒,高床式建物跡1軒,遺物は山ノ口式土器が出土した。その他,近代以降と考えられる帯状硬化面が2 条検出された。

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