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坂ノ下遺跡・後ヶ原遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/22666
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.22666
引用表記 鹿児島県立埋蔵文化財センター 2011 『鹿児島県立埋蔵文化財センター発掘調査報告書160:坂ノ下遺跡・後ヶ原遺跡』鹿児島県立埋蔵文化財センター
鹿児島県立埋蔵文化財センター 2011 『坂ノ下遺跡・後ヶ原遺跡』鹿児島県立埋蔵文化財センター発掘調査報告書160
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書名 坂ノ下遺跡・後ヶ原遺跡
発行(管理)機関 鹿児島県教育委員会 - 鹿児島県
書名かな さかのしたいせき・うしろがはらいせき
副書名 川内川激甚災害対策特別緊急事業に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書 ; 2
巻次
シリーズ名 鹿児島県立埋蔵文化財センター発掘調査報告書
シリーズ番号 160
編著者名
編集機関
鹿児島県立埋蔵文化財センター
発行機関
鹿児島県立埋蔵文化財センター
発行年月日 20110331
作成機関ID
郵便番号 8994318
電話番号 0995485811
住所 鹿児島県霧島市国分上野原縄文の森2番1号
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 坂ノ下遺跡
遺跡名かな さかのしたいせき
本内順位
遺跡所在地 鹿児島県薩摩川内市東郷町南瀬
所在地ふりがな かごしまけん さつませんだいし とうごうちょう のうぜ
市町村コード 46215
遺跡番号 215-38-57-0
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 315117
東経(世界測地系)度分秒 1302230
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 31.854722 130.375
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20090701-20091026
調査面積(㎡)
1400
調査原因 川内川激甚災害対策特別緊急事業に伴う記録保存調査
遺跡概要
種別
散布地
時代
縄文
弥生
古墳
古代(細分不明)
中世(細分不明)
近世(細分不明)
主な遺構
集石遺構
溝状遺構
主な遺物
曽畑式土器
辛川式(納曽式)土器
西平式土器
黒川式土器
組織痕文土器
スクレイパー
石核
擦切石器
磨製
打製石斧
礫器
磨石
敲石
石皿
台石
砥石
軽石製品
黒髪式土器
東原式土器
辻堂原式土器
笹貫式土器
土師器
須恵器
越州窯青磁
緑釉陶器
土師器
龍泉窯青磁
白磁
古瀬戸
滑石製石鍋他
土錘
羽口
薩摩焼
特記事項
遺跡名 後ヶ原遺跡
遺跡名かな うしろがはらいせき
本内順位
遺跡所在地 鹿児島県薩摩川内市東郷町南瀬
所在地ふりがな かごしまけん さつませんだいし とうごうちょう のうぜ
市町村コード 46215
遺跡番号 215-38-56-0
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 315121
東経(世界測地系)度分秒 1302228
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 31.855833 130.374444
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20090701-20091026
調査面積(㎡)
2100
調査原因 川内川激甚災害対策特別緊急事業に伴う記録保存調査
遺跡概要
種別
散布地
時代
縄文
弥生
古代(細分不明)
中世(細分不明)
近世(細分不明)
主な遺構
主な遺物
スクレイパー
使用痕剥片
石核
磨石
敲石
軽石製品
黒髪式土器
須玖式土器
土師器
越州窯青磁
龍泉窯青磁
土師質土器
瓦質土器
滑石製品
土錘
肥前焼
肥後系陶器
薩摩焼
特記事項
要約  坂ノ下遺跡は,本来の包含層の下位のみ残存し,上位の層は近世の削平を受けている。中世の溝状遺構及び集石
遺構を検出し,縄文時代から近世にかけての遺物が出土した。平成11年度に旧東郷町が隣接地を発掘調査しており,当該遺跡の調査成果を補強する資料となる。特に,古代で越州窯青磁碗や緑釉陶器,11世紀~12世紀前半のいわゆる縦耳の滑石製石鍋が出土し,川内川の物流ルートを探る有益な資料となる。中世の遺物量は少ないが溝状遺構1条,集石遺構1基が検出されている。
 後ヶ原遺跡では,遺構は検出されず,包含層内出土の遺物では,少量ながら縄文時代の軽石製品や古代の土師器や越州窯青磁,中世の滑石製品,土師質土器等が出土した。近世の河川堆積層内から弥生時代中期から近世(19世紀前半)までの遺物が出土しており,その多くは,隣接する上段丘の現集落及び坂ノ下遺跡からの流れ込みと判断される。 

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