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黒川洞穴

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/139246
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.139246
引用表記 鹿児島県立埋蔵文化財センター 2024 『鹿児島県立埋蔵文化財センター発掘調査告書222:黒川洞穴』鹿児島県立埋蔵文化財センター
鹿児島県立埋蔵文化財センター 2024 『黒川洞穴』鹿児島県立埋蔵文化財センター発掘調査告書222
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書名 黒川洞穴
発行(管理)機関 鹿児島県教育委員会 - 鹿児島県
書名かな くろかわどうけつ
副書名 県内遺跡発掘調査等事業に伴う河口コレクション発掘調査報告書
巻次
シリーズ名 鹿児島県立埋蔵文化財センター発掘調査告書
シリーズ番号 222
編著者名
編集機関
鹿児島県立埋蔵文化財センター
発行機関
鹿児島県立埋蔵文化財センター
発行年月日 20240301
作成機関ID 46000
郵便番号 8994318
電話番号 0995485811
住所 鹿児島県霧島市国分上野原縄文の森2番1号
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 黒川洞穴
遺跡名かな くろかわどうけつ
本内順位 1
遺跡所在地 鹿児島県日置市吹上町永吉坊野
所在地ふりがな かごしまけんひおきしふきあげちょうながよしぼうの
市町村コード 46216
遺跡番号 216-280
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 313313
東経(世界測地系)度分秒 1302403
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 31.553611 130.400833
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
19520801-19520808
19641118-19641124
19650814-19650820
19670729-19670808
調査面積(㎡)
60
86
60
70
調査原因 学術調査
遺跡概要
種別
洞穴
時代
縄文
弥生
中世(細分不明)
主な遺構
土坑墓
土坑
炉跡
主な遺物
吉田式土器
轟式土器
曽畑式土器
船元式土器
春日式土器
出水式土器
指宿式土器
市来式土器
西平式土器
中岳Ⅱ式土器
入佐式土器
黒川式土器
弥生土器
土師器
石鏃
スクレイパー
磨製石斧
打製石斧
磨石
棒状敲石
砥石
石皿
軽石加工品
特殊石製品
貝輪
貝刃
有孔垂飾品
ヘラ状加工品
貝製有孔垂飾品
貝製簪
牙製刺突具
切断痕
特記事項 黒川式土器の標式遺跡
要約  黒川洞穴は,鹿児島県日置市吹上町永吉の二俣川の右岸に南向きに開口した標高84mの洞穴遺跡である。
九州の縄文時代晩期を代表する黒川式土器の標式遺跡となっている。
 本遺跡は,1952年に発見され同年8月に河口貞徳らによる初めての発掘調査で黒川式土器が設定された。
その後,河口を中心とする考古学専門家による発掘調査が3回実施されてきた。調査成果に関する資料や遺物は,河口コレクションとして一括県立埋蔵文化財センタ-へ寄贈され,本報告は4次にわたる発掘調査の調査成果をあらためて整理したものである。
 黒川式土器の標式として重要であるが,遺跡は轟式土器,曽畑式土器,市来式土器,黒川式土器の出土量が多く,これらの土器型式期をピークとしながら,他の多くの土器型式がみられ,縄文時代早期から中世まで断続的ではあるが長期にわたり利用された洞穴であり,縄文時代後・晩期とみられるハマグリやカワニナが小貝塚を形成し,自然遺物も豊富である。赤色顔料が採取され,サルボウ貝の貝輪製作もみられる。

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