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長崎県指定史跡島原城跡総合調査報告書

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/141841
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.141841
引用表記 島原市教育委員会 2024 『島原市文化財調査報告書第23集:長崎県指定史跡島原城跡総合調査報告書』島原市教育委員会
島原市教育委員会 2024 『長崎県指定史跡島原城跡総合調査報告書』島原市文化財調査報告書第23集
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書名 長崎県指定史跡島原城跡総合調査報告書
発行(管理)機関 島原市 - 長崎県
書名かな ながさきけんしていしせきしまばらじょうあとそうごうちょうさほうこくしょ
副書名
巻次
シリーズ名 島原市文化財調査報告書
シリーズ番号 第23集
編著者名
編集機関
島原市教育委員会
発行機関
島原市教育委員会
発行年月日 20241031
作成機関ID 42203
郵便番号 8591492
電話番号 0957685473
住所 長崎県島原市有明町大三東戊1327番地
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されていない(発掘調査報告書総目録の掲載対象外)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
タイトル 長崎県史跡島原城跡石垣の特徴とその価値について
英語タイトル
著者
北垣 聡一郎
ページ範囲 131 - 150
NAID
都道府県 長崎県
時代 近世(細分不明)
文化財種別 史跡 埋蔵文化財
史跡・遺跡種別 城館
遺物(材質分類)
学問種別 考古学 建築史学
テーマ 技法・技術
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抄録(内容要約)
タイトル 島原城の「縄張」の特徴
英語タイトル
著者
宮武 正登
ページ範囲 151 - 163
NAID
都道府県 長崎県
時代 近世(細分不明)
文化財種別 史跡 埋蔵文化財
史跡・遺跡種別 城館
遺物(材質分類)
学問種別 考古学 文献史学 建築史学
テーマ 技法・技術 軍事
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引用表記
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抄録(内容要約)
タイトル 島原半島の地質と石材産地
英語タイトル
著者
寺井 邦久
ページ範囲 164 - 171
NAID
都道府県 長崎県
時代
文化財種別 史跡 埋蔵文化財
史跡・遺跡種別 その他
遺物(材質分類) その他
学問種別 地質学
テーマ
他の電子リソース
引用表記
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抄録(内容要約)
所収遺跡
遺跡名 島原城跡 総括報告書
遺跡名かな しまばらじょうあと
本内順位
遺跡所在地 長崎県島原市城内一丁目、城内二丁目、城内三丁目、先魁町、新馬場町、桜門町、江戸丁地内
所在地ふりがな ながさきけんしまばらしじょうないいっちょうめ、にちょうめ、さんちょうめ、さきがけちょう、しんばばちょう、さくらもんちょう、えどちょうちない
市町村コード 42203
遺跡番号 3
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 324722
東経(世界測地系)度分秒 1302158
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 32.789444 130.366111
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20220117-20241031
調査面積(㎡)
420000
調査原因 保存目的
遺跡概要
種別
城館
時代
近世(細分不明)
主な遺構
石垣
石列
溝状遺構
石組遺構
主な遺物
磁器
現存建造物
特記事項 島原城跡の内容と歴史的背景を明らかにするための総合調査
要約  島原城は元和4(1618)年から7年の歳月をかけ、松倉重政が築いた近世城郭である。城地は雲仙岳の山麓に広がる扇状地に横たわるように縄張りがなされており、地下水や雨水の制御技術が前提となる構造である。全体平面構造は南北を長軸とした長方形状を呈すシンプルなものとなっており、元和期の築城思想を表わしている。一方で、外塁線上に設けられた30基を超える櫓群や城内の要所に配置された枡形等は、複雑な城道と相まって島原城の防御性を高めている。
 島原城の石垣について記す『幕府隠密復命書』には「本丸東の方、本丸さやの石垣」と記されており、熊本藩細川家の穴太であった北川家により記された『石垣秘伝之書』にみられる「鞘石垣」つまり「ノリ(矩)返し勾配」の石垣であったと記している。また、享保4(1719)年に作成された「本丸之内石垣崩所伺絵図之覚書」には島原城の石垣構築に「穴太」が関与していたことが理解される。こうしたことから、島原城跡の石垣と畿内における石垣との関係を明らかとすることにつながることが期待される。
 島原城は寛永13(1636)年の島原・天草一揆の緒戦の舞台となったほか、寛政4(1792)年に発生した「島原大変」という未曽有の災害を経験している。島原城においては、こうした有事の際に城下民の避難所や罹災民の養生所として機能しており、近世における城郭の機能を示す事例を有している。また、「島原大変」からの復旧においては藩主導ではなく、領内庄屋の「寸志」による石垣修復がなされており、領民と藩との関係を考える上でも重要な事例であるといえる。
 島原城は明治3(1870)年以降、順次、民間への払い下げが進められていったが、平成28(2016)年に本丸・二ノ丸・外曲輪の一部長崎県史跡に指定され、現在は、『長崎県指定史跡島原城跡保存活用計画』に基づく保護を図っている。

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