四角遺跡第3地点

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/142584
引用表記 福津市教育委員会 2021 『福津市文化財調査報告書38:四角遺跡第3地点』福津市教育委員会
福津市教育委員会 2021 『四角遺跡第3地点』福津市文化財調査報告書38
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ファイル
書名 四角遺跡第3地点
発行(管理)機関 福津市 - 福岡県
書名かな しかくいせきだい3ちてん
副書名
巻次
シリーズ名 福津市文化財調査報告書
シリーズ番号 38
編著者名
編集機関
福津市教育委員会
発行機関
福津市教育委員会
発行年月日 20210331
作成機関ID 40224
郵便番号 8113293
電話番号 0940625093
住所 福岡県福津市中央一丁目1-1
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されていない(発掘調査報告書総目録の掲載対象外)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 四角遺跡 第3地点
遺跡名かな しかくいせき
本内順位 しかくいせき
遺跡所在地 福岡県福津市福間駅東一丁目
所在地ふりがな ふくおかけんふくつしふくまえきひがしいっちょうめ
市町村コード 40224
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 334550
東経(世界測地系)度分秒 1302927
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 33.763888 130.490833
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20190729-20200930
調査面積(㎡)
76
調査原因 記録保存調査
遺跡概要
種別
集落
時代
古墳
古代(細分不明)
主な遺構
土坑
小穴
主な遺物
土師器
須恵器
鉄刀
刀子
砥石
砥石状石製品
特記事項 古墳時代のSK07は、被熱による底面の赤変や炭層堆積を伴う状況から、土師器焼成土坑の疑いがある。古代のSD03、SK04は当時の生活道路に伴う側溝・路面の残滓の可能性がある。
要約  四角遺跡第3地点は標高10.250m~12.000mを測る丘陵裾部の緩斜面に立地する。上層遺構面で検出した古代のSD03、SK04は両者並走する位置関係から同時期の関連する遺構であり、当時の生活道路に伴う側溝と路面の残滓の可能性を指摘した。また、調査区内の一部で下層調査区を設定し、古墳時代中期の土坑6基を検出した。土坑のうち4基は竪穴建物の可能性がある段状遺構で、うちSK06からは土師器や鉄刀片が出土した。またSK07は深さ58㎝の隅丸長方形土坑で、底面が被熱により赤変し炭層を伴うことから、土師器焼成土坑の可能性を指摘した。

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