URL |
https://sitereports.nabunken.go.jp/70693
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引用表記 |
久留米市市民文化部文化財保護課 2020 『久留米市文化財調査報告書414:久留米市内遺跡群』久留米市教育委員会
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久留米市市民文化部文化財保護課 2020 『久留米市内遺跡群』久留米市文化財調査報告書414
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wikipedia 出典テンプレート :
{{Cite book|和書|first=励|last=小川原|first2=昌之|last2=熊代|first3=拓巳|last3=西|first4=桃子|last4=長谷川|title=久留米市内遺跡群|origdate=2020-03-31|date=2020-03-31|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/70693|location=久留米市城南町15-3|ncid=BC01701188|series=久留米市文化財調査報告書|volume=414}}
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ファイル |
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書名 |
久留米市内遺跡群 |
発行(管理)機関 |
久留米市
- 福岡県
|
有償頒布・配布ページ |
https://www.city.kurume.fukuoka.jp ※ 有償頒布・配布していない場合もあります |
書名かな |
くるめしないいせきぐん |
副書名 |
|
巻次 |
令和元年度 |
シリーズ名 |
久留米市文化財調査報告書 |
シリーズ番号 |
414 |
編著者名 |
|
編集機関 |
久留米市市民文化部文化財保護課
|
発行機関 |
久留米市教育委員会
|
発行年月日 |
20200331 |
作成機関ID |
40203 |
郵便番号 |
8308520 |
電話番号 |
0942309225 |
住所 |
久留米市城南町15-3 |
報告書種別 |
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
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資料タイプ |
Research Paper |
発掘調査報告 |
掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象) |
所蔵大学(NCID) |
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JP番号 |
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他の電子リソース |
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備考 |
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所収論文 |
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所収遺跡 |
遺跡名 |
高三潴遺跡 第7次 |
遺跡名かな |
たかみずまいせき |
本内順位 |
1 |
遺跡所在地 |
久留米市三潴町高三潴161-5 |
所在地ふりがな |
くるめしみずままちたかみずま161-5 |
市町村コード |
40203 |
遺跡番号 |
|
北緯(日本測地系)度分秒 |
|
東経(日本測地系)度分秒 |
|
北緯(世界測地系)度分秒 |
331554 |
東経(世界測地系)度分秒 |
1302724 |
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) |
33.265 130.456666
|
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
|
調査期間 |
20170417-20170615
|
調査面積(㎡) |
118
|
調査原因 |
記録保存調査 |
遺跡概要 |
種別 |
集落
|
時代 |
弥生
|
主な遺構 |
竪穴建物 2棟
溝 3条
土坑 23基
不明遺構 2基
|
主な遺物 |
弥生土器
須恵器
石製品
土製品
動物遺存体
|
特記事項 |
弥生時代前期から中期の遺構から動物骨や貝殻などの動物遺体が出土した。 |
|
遺跡名 |
筑後国府跡 第294次 |
遺跡名かな |
ちくごこくふあと |
本内順位 |
2 |
遺跡所在地 |
久留米市東合川町 |
所在地ふりがな |
くるめしひがしあいかわまち |
市町村コード |
402036 |
遺跡番号 |
31102 |
北緯(日本測地系)度分秒 |
|
東経(日本測地系)度分秒 |
|
北緯(世界測地系)度分秒 |
331555 |
東経(世界測地系)度分秒 |
1303248 |
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) |
33.265277 130.546666
|
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
|
調査期間 |
20190530-20190726
|
調査面積(㎡) |
127
|
調査原因 |
記録保存調査 |
遺跡概要 |
種別 |
集落
官衙
|
時代 |
古代(細分不明)
中世(細分不明)
|
主な遺構 |
ピット 27基
|
主な遺物 |
土師器
須恵器
瓦器
石器
|
特記事項 |
古代・中世のピットを検出した。 |
|
遺跡名 |
高三潴遺跡 第8次 |
遺跡名かな |
たかみずまいせき |
本内順位 |
3 |
遺跡所在地 |
久留米市高三潴72-1 |
所在地ふりがな |
くるめしたかみずま72-1 |
市町村コード |
40203 |
遺跡番号 |
|
北緯(日本測地系)度分秒 |
|
東経(日本測地系)度分秒 |
|
北緯(世界測地系)度分秒 |
331551 |
東経(世界測地系)度分秒 |
1302727 |
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) |
33.264166 130.457499
|
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
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調査期間 |
20171010-20171205
|
調査面積(㎡) |
158
|
調査原因 |
確認調査 |
遺跡概要 |
種別 |
集落
|
時代 |
弥生
古墳
|
主な遺構 |
竪穴建物 4棟
土坑 26基
不明遺構 2基
溝 2条
|
主な遺物 |
|
特記事項 |
弥生時代前期から中期の遺構から動物骨や貝殻などの動物遺体が出土した。 |
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遺跡名 |
大園遺跡 第6次 |
遺跡名かな |
おおぞのいせき |
本内順位 |
4 |
遺跡所在地 |
久留米市野中町784-3外 |
所在地ふりがな |
くるめしのなかまち784-3ほか |
市町村コード |
402036 |
遺跡番号 |
31205 |
北緯(日本測地系)度分秒 |
|
東経(日本測地系)度分秒 |
|
北緯(世界測地系)度分秒 |
331834 |
東経(世界測地系)度分秒 |
1303158 |
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) |
33.309444 130.532777
|
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
|
調査期間 |
20190218-20190221
|
調査面積(㎡) |
17
|
調査原因 |
確認調査 |
遺跡概要 |
種別 |
集落
|
時代 |
古代(細分不明)
|
主な遺構 |
土坑 2基
ピット 11基
|
主な遺物 |
土師器
須恵器
石製品
|
特記事項 |
竪穴建物とみられる土坑を確認。 |
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遺跡名 |
速水遺跡 第3次 |
遺跡名かな |
はやみいせき |
本内順位 |
5 |
遺跡所在地 |
久留米市大石町字速水85番1、87番7の一部 |
所在地ふりがな |
くるめしおおいしちょうあざはやみ85ばん1、87ばん7のいちぶ |
市町村コード |
402036 |
遺跡番号 |
30072 |
北緯(日本測地系)度分秒 |
|
東経(日本測地系)度分秒 |
|
北緯(世界測地系)度分秒 |
331857 |
東経(世界測地系)度分秒 |
1302950 |
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) |
33.315833 130.497222
|
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
|
調査期間 |
20190331-20190322
|
調査面積(㎡) |
46
|
調査原因 |
確認調査 |
遺跡概要 |
種別 |
集落
|
時代 |
近世(細分不明)
|
主な遺構 |
溝 1条
ピット 24基
|
主な遺物 |
弥生土器
近世陶磁器
|
特記事項 |
近世の溝を検出した。 |
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遺跡名 |
高三潴遺跡 第11次 |
遺跡名かな |
たかみずまいせき |
本内順位 |
6 |
遺跡所在地 |
久留米市三潴町高三潴4091 |
所在地ふりがな |
|
市町村コード |
402036 |
遺跡番号 |
|
北緯(日本測地系)度分秒 |
|
東経(日本測地系)度分秒 |
|
北緯(世界測地系)度分秒 |
331549 |
東経(世界測地系)度分秒 |
1302743 |
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) |
33.263611 130.461944
|
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
|
調査期間 |
20191202-20191217
|
調査面積(㎡) |
3.5
|
調査原因 |
確認調査 |
遺跡概要 |
種別 |
集落
|
時代 |
弥生
|
主な遺構 |
甕棺墓 1基
|
主な遺物 |
弥生土器
|
特記事項 |
甕棺墓1基を検出した。 |
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要約 |
(高三潴遺跡 第7次) 調査地点は江戸時代に細形銅剣が出土したとされる塚崎御廟塚貝塚の南30mの地点に位置する。標高7m程度で高三潴遺跡内でも標高の高い地点である。弥生時代前期から中期の遺構から動物遺体が出土した。ピットからヒトの幼児人骨が出土し、年代測定の結果、弥生時代中期後半~後期前半に比定された。また炭素・窒素安定同位体比分析の結果、陸産物、海産物ともに摂取していたことが判明した。 (筑後国府跡 第294次) 調査地点は、筑後国府跡第135次の西、第293次の南に位置する。第293次調査では古代から中世の遺構が検出されたが、第135次調査ではピットのみが検出された。今回の調査ではピットのみの検出であり、閑散地にあたると考えられる。 (高三潴遺跡 第8次) 調査地点は、弥生時代中期の甕棺墓から検出された塚崎東畑遺跡に位置する。標高7m程度で高三潴遺跡内でも標高の高い地点である。弥生時代前期から中期の遺構から動物遺体が出土した。弥生時代前期から中期前葉のSK50はカキ殻を中心に動物遺体が廃棄されていた。動物遺体は、陸産物、海産物が含まれる。 (大園遺跡 第6次) 調査地点は、筒川と高良川に挟まれた低台地上に位置する。今回の調査は専用住宅に伴う確認調査で、対象地の一部を上面確認した。主な遺構として2基の土坑が挙げられ、うち1基は埋土締まりが固く硬化面のようになっている点から、貼床を有する古代以前竪穴建物の可能性もある。遺物は、打製石鏃や古代の土師器甕、貿易陶磁器の青磁碗が出土した。これらの年代は、大園遺跡で過去に見つかった縄文時代や古代、中世前期の遺構や遺物と一致し、各年代の散布地や遺構の広がりを示唆する資料が得られた。 (速水遺跡 第3次) 近世の溝1条とピットを検出した。出土した弥生土器や甕棺の口縁部片、輸入陶磁器は遺構に伴わないが、当該時期に集落や甕棺墓の広がりが周辺にあったことを示唆する。 (高三潴遺跡 第11次) 高三潴遺跡第5次調査の北隣で甕棺墓を検出した。第5次調査で確認された墓域がさらに北部へ広がっていることが明らかになった。 |