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山下遺跡(第1・2次)・古町遺跡(第1次)

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/63778
引用表記 久留米市市民文化部文化財保護課 2019 『久留米市文化財調査報告書412:山下遺跡(第1・2次)・古町遺跡(第1次)』久留米市教育委員会
久留米市市民文化部文化財保護課 2019 『山下遺跡(第1・2次)・古町遺跡(第1次)』久留米市文化財調査報告書412
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ファイル
書名 山下遺跡(第1・2次)・古町遺跡(第1次)
発行(管理)機関 久留米市 - 福岡県
有償頒布・配布ページ https://www.city.kurume.fukuoka.jp
※ 有償頒布・配布していない場合もあります
書名かな やました いせき (だい1・2じ)・ふるまち いせき (だい1じ)
副書名 久留米市埋蔵文化財調査集報 ; 19
巻次
シリーズ名 久留米市文化財調査報告書
シリーズ番号 412
編著者名
編集機関
久留米市市民文化部文化財保護課
発行機関
久留米市教育委員会
発行年月日 20190331
作成機関ID 40203
郵便番号 8308520
電話番号 0942309225
住所 福岡県久留米市城南町15-3
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 山下遺跡 第1次
遺跡名かな やましたいせき
本内順位 1
遺跡所在地 福岡県久留米市東合川町221-1、223他
所在地ふりがな ふくおかけんくるめしひがしあいかわまち221-1、223ほか
市町村コード 40203
遺跡番号 30274
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 331845
東経(世界測地系)度分秒 1303300
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 33.3125 130.55
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
19871127-19880514
調査面積(㎡)
1310
調査原因 記録保存調査
遺跡概要
種別
集落
時代
縄文
古代(細分不明)
中世(細分不明)
主な遺構
竪穴建物 5棟
土壙墓 3基
土坑 14基
溝 9条
主な遺物
土師器
須恵器
黒色土器
緑釉陶器
輸入陶磁器
瓦器
鉄器
特記事項 緑釉陶器・越州窯系青磁が出土。
遺跡名 山下遺跡 第2次
遺跡名かな やましたいせき
本内順位 2
遺跡所在地 福岡県久留米市東合川町221-1、223他
所在地ふりがな ふくおかけんくるめしひがしあいかわまち221-1、223ほか
市町村コード 40203
遺跡番号 30274
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 331845
東経(世界測地系)度分秒 1303300
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 33.3125 130.55
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
19900116-19900331
調査面積(㎡)
600
調査原因 記録保存調査
遺跡概要
種別
集落
時代
縄文
古代(細分不明)
中世(細分不明)
主な遺構
井戸 1基
土坑 21基
溝 4条
主な遺物
土師器
須恵器
黒色土器
緑釉陶器
輸入陶磁器
瓦器
鉄器
特記事項 緑釉花文透彫香炉蓋片出土。
遺跡名 古町遺跡 第1次
遺跡名かな ふるまちいせき
本内順位 3
遺跡所在地 福岡県久留米市北野町十郎丸1420 他
所在地ふりがな ふくおかけんくるめしきたのまちじゅうろうまる1420 ほか
市町村コード 40203
遺跡番号 660001
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 332036
東経(世界測地系)度分秒 1303414
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 33.343333 130.570555
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20171019-20171130
調査面積(㎡)
288
調査原因 記録保存調査
遺跡概要
種別
集落
時代
近世(細分不明)
主な遺構
積土状遺構 1基
建物跡 3棟
主な遺物
弥生土器
土師器
須恵器
瓦器
近世陶磁器
金属器
特記事項 近世以降の造成の痕跡や建物跡が検出された。
要約 (山下遺跡 第1次)
山下遺跡は、久留米市御井町と東合川の境に位置し、西に筑後国府跡、北東にヘボノ木遺跡と、古代から中世の遺跡と接する。調査の結果、縄文時代前期の包含層、古代の土坑・溝、中世の土壙墓・土坑・溝が検出された。遺物は、越州窯系青磁や緑釉陶器が出土している。
(山下遺跡 第2次)
山下遺跡第1次調査と同一敷地内に位置する。第1次調査から続く溝や土坑が確認されている。遺構の主な時期は9世紀~13世紀で、遺構・遺物の傾向は第1次調査と同じである。SK125より緑釉花文透彫香炉蓋片が出土し注目される。
(古町遺跡 第1次)
今回の調査では、近世以降の造成痕跡や建物跡を検出した。弥生土器、土師器、須恵器、瓦器、瓦、近世陶磁器、金属器等が出土した。当遺跡は大刀洗川の攻撃斜面に立地し、周辺では川の氾濫など水害も発生していた。近代以前においても、幾度と起きる水害に対して積土を行い、その土地に住居を構えるという、地形に応じた造成が行われていたと考えられる。

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