URL |
https://sitereports.nabunken.go.jp/65245
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引用表記 |
久留米市文化観光部文化財保護課 2007 『久留米市文化財調査報告書243:二本木遺跡群』久留米市教育委員会
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久留米市文化観光部文化財保護課 2007 『二本木遺跡群』久留米市文化財調査報告書243
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wikipedia 出典テンプレート :
{{Cite book|和書|first=守|last=白木|first2=映子|last2=塚本|first3=太郎|last3=小澤|first4=志保|last4=原田|first5=和子|last5=畠中|title=二本木遺跡群|origdate=2007-03-31|date=2007-03-31|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/65245|location=福岡県久留米市城南町15-3|ncid=BA67263145|series=久留米市文化財調査報告書|volume=243}}
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ファイル |
|
書名 |
二本木遺跡群 |
発行(管理)機関 |
久留米市
- 福岡県
|
有償頒布・配布ページ |
https://www.city.kurume.fukuoka.jp ※ 有償頒布・配布していない場合もあります |
書名かな |
にほんいぎせきぐん |
副書名 |
二本木遺跡第20次調査・二本木遺跡第22次調査・日出原南遺跡第5次調査/街路事業「都市計画道路3・3・6号東合川野伏間線」(県事業)に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書 ; 4 |
巻次 |
4 |
シリーズ名 |
久留米市文化財調査報告書 |
シリーズ番号 |
243 |
編著者名 |
|
編集機関 |
久留米市文化観光部文化財保護課
|
発行機関 |
久留米市教育委員会
|
発行年月日 |
20070331 |
作成機関ID |
40203 |
郵便番号 |
8308520 |
電話番号 |
0942309225 |
住所 |
福岡県久留米市城南町15-3 |
報告書種別 |
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
|
資料タイプ |
Research Paper |
発掘調査報告 |
掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象) |
所蔵大学(NCID) |
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JP番号 |
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他の電子リソース |
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備考 |
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所収論文 |
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所収遺跡 |
遺跡名 |
二本木遺跡 第20次 |
遺跡名かな |
にほんぎいせき |
本内順位 |
1 |
遺跡所在地 |
久留米市御井町字二本木 |
所在地ふりがな |
くるめしみいまちあざにほんぎ |
市町村コード |
40203 |
遺跡番号 |
030284 |
北緯(日本測地系)度分秒 |
|
東経(日本測地系)度分秒 |
|
北緯(世界測地系)度分秒 |
331828 |
東経(世界測地系)度分秒 |
1303311 |
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) |
33.307777 130.553055
|
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
|
調査期間 |
20051121-20060209
|
調査面積(㎡) |
1203
|
調査原因 |
道路改良事業 |
遺跡概要 |
種別 |
集落
|
時代 |
平安
鎌倉
|
主な遺構 |
土坑 10基
土壙墓 2基
ピット
|
主な遺物 |
土師器
黒色土器
瓦器
輸入陶磁器
東播系捏鉢
石鍋
砥石
銭貨
|
特記事項 |
|
種別 |
集落
|
時代 |
|
主な遺構 |
旧流路 1条
チャネル
|
主な遺物 |
|
特記事項 |
12~13世紀代を主体とする土坑や土壙墓を検出。 |
|
遺跡名 |
二本木遺跡 第22次 |
遺跡名かな |
にほんぎいせき |
本内順位 |
2 |
遺跡所在地 |
久留米市御井町字日出原 |
所在地ふりがな |
くるめしみいまちあざひいでばる |
市町村コード |
40203 |
遺跡番号 |
030284 |
北緯(日本測地系)度分秒 |
|
東経(日本測地系)度分秒 |
|
北緯(世界測地系)度分秒 |
331825 |
東経(世界測地系)度分秒 |
1303309 |
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) |
33.306944 130.5525
|
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
|
調査期間 |
20060727-20060825
|
調査面積(㎡) |
156
|
調査原因 |
道路改良事業 |
遺跡概要 |
種別 |
集落
|
時代 |
鎌倉
|
主な遺構 |
井戸 1基
|
主な遺物 |
土師器
輸入陶磁器
|
特記事項 |
|
種別 |
集落
|
時代 |
近代(細分不明)
|
主な遺構 |
溝 5条
|
主な遺物 |
|
特記事項 |
13世紀代の井戸を検出。 |
|
遺跡名 |
日出原南遺跡 第5次 |
遺跡名かな |
ひいでばるみなみいせき |
本内順位 |
3 |
遺跡所在地 |
久留米市御井町字苧綛 |
所在地ふりがな |
くるめしみいまちあざおかや |
市町村コード |
40203 |
遺跡番号 |
030287 |
北緯(日本測地系)度分秒 |
|
東経(日本測地系)度分秒 |
|
北緯(世界測地系)度分秒 |
331817 |
東経(世界測地系)度分秒 |
1303306 |
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) |
33.304722 130.551666
|
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
|
調査期間 |
20060817-20060922
|
調査面積(㎡) |
336
|
調査原因 |
道路改良事業 |
遺跡概要 |
種別 |
集落
|
時代 |
鎌倉
|
主な遺構 |
土坑 5基
ピット
|
主な遺物 |
土師器
輸入陶磁器
|
特記事項 |
|
種別 |
集落
|
時代 |
近代(細分不明)
|
主な遺構 |
溝 3条
|
主な遺物 |
|
特記事項 |
調査区にて溝3条を確認した他、土坑、ピットを確認した。 |
|
遺跡名 |
二本木遺跡 第21次 |
遺跡名かな |
にほんぎいせき |
本内順位 |
4 |
遺跡所在地 |
久留米市御井町字神道ほか |
所在地ふりがな |
くるめしみいまちあざしんどうほか |
市町村コード |
40203 |
遺跡番号 |
030284 |
北緯(日本測地系)度分秒 |
|
東経(日本測地系)度分秒 |
|
北緯(世界測地系)度分秒 |
331838 |
東経(世界測地系)度分秒 |
1303312 |
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) |
33.310555 130.553333
|
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
|
調査期間 |
20060619-20061019
|
調査面積(㎡) |
1676
|
調査原因 |
道路改良事業 |
遺跡概要 |
種別 |
集落
|
時代 |
弥生
|
主な遺構 |
竪穴住居 3棟
|
主な遺物 |
弥生土器
|
特記事項 |
|
種別 |
集落
|
時代 |
平安
鎌倉
南北朝
室町
|
主な遺構 |
土坑 25基
溝 3条
ピット
|
主な遺物 |
土師器
須恵器
黒色土器
瓦器
輸入陶磁器
|
特記事項 |
|
種別 |
|
時代 |
不明
|
主な遺構 |
チャネル 1条
|
主な遺物 |
|
特記事項 |
概要報告 |
|
遺跡名 |
神道遺跡 第23次 |
遺跡名かな |
しんどういせき |
本内順位 |
5 |
遺跡所在地 |
久留米市御井旗崎一丁目 |
所在地ふりがな |
くるめしみいはたざきいっちょうめ |
市町村コード |
40203 |
遺跡番号 |
030278 |
北緯(日本測地系)度分秒 |
|
東経(日本測地系)度分秒 |
|
北緯(世界測地系)度分秒 |
331845 |
東経(世界測地系)度分秒 |
1303312 |
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) |
33.3125 130.553333
|
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
|
調査期間 |
20061002-20061109
|
調査面積(㎡) |
221
|
調査原因 |
道路改良事業 |
遺跡概要 |
種別 |
集落
|
時代 |
平安
|
主な遺構 |
溝 1条
土坑 8基
ピット
|
主な遺物 |
土師器
須恵器
瓦器
輸入陶磁器
石鍋
|
特記事項 |
概要報告 |
|
|
要約 |
(二本木遺跡 第20次) 調査地は筑後国府Ⅳ期国庁の南東350mに位置する。検出された遺構は一部に12世紀代と考えられる土坑と土壙墓が存在するが、その他は概ね13世紀半ば~後半の土坑が主体となる。ST50は完存品の白磁碗と瓦器椀が副葬された12世紀前半の土壙墓で、時期的・地理的に見てⅣ期国庁の奥津城の一つと考えられる。また2基の土坑から計8枚の北宋銭を主体とする銭貨が出土した。二本木遺跡周辺では銭貨に加えて、輸入陶磁器が大量に出土する傾向にあり、物資の流通拠点として位置付けられる。 (二本木遺跡 第22次) 今回の調査では、鎌倉時代の井戸が検出されている。高良山への参道を挟んで南側に隣接する日出原南遺跡第4次調査でも中世の溝などが検出されており、付近一帯に当該期の集落が広がっていたことが判明した。しかし、近世以降の土地の改変などのためか、もしくは集落の周辺部に当たるためなのか全体的に遺構密度は低い。 (日出原南遺跡 第5次) 調査区内は北と南で標高に1m程の高低差があり、遺構の密度も南にいくほど低くなる。北には道路を挟んで第4次調査が実施された際に確認した溝があり、屋敷の区画溝ではないかと考えられている。今回確認した溝も第4次調査の溝と同様の性格を持つものである可能性が高いと思われる。 |