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令和6年度 久留米市内遺跡群

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/144041
引用表記 久留米市市民文化部文化財保護課 2025 『久留米市文化財調査報告書455:令和6年度 久留米市内遺跡群』久留米市教育委員会
久留米市市民文化部文化財保護課 2025 『令和6年度 久留米市内遺跡群』久留米市文化財調査報告書455
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ファイル
書名 令和6年度 久留米市内遺跡群
発行(管理)機関 久留米市 - 福岡県
有償頒布・配布ページ https://www.city.kurume.fukuoka.jp
※ 有償頒布・配布していない場合もあります
書名かな れいわろくねんど くるめしないいせきぐん
副書名
巻次
シリーズ名 久留米市文化財調査報告書
シリーズ番号 455
編著者名
編集機関
久留米市市民文化部文化財保護課
発行機関
久留米市教育委員会
発行年月日 20250331
作成機関ID 40203
郵便番号 8308520
電話番号 0942309225
住所 福岡県久留米市城南町15-3
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 赤司定格遺跡 第3次
遺跡名かな あかじじょうがくいせき
本内順位 1
遺跡所在地 久留米市北野町赤司字定格1556-1の一部、1554-2の一部
所在地ふりがな くるめしきたのまちあかじあざじょうがく1556-1のいちぶ、1554-2のいちぶ
市町村コード 40203
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 332131
東経(世界測地系)度分秒 1303631
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 33.358611 130.608611
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20230213-20230328
調査面積(㎡)
103
調査原因 農業用倉庫建設
遺跡概要
種別
集落
時代
弥生
古墳
主な遺構
竪穴建物 7軒
主な遺物
弥生土器
土師器
石器
石製品
赤色顔料
特記事項 弥生時代終末から古墳時代前期の竪穴建物群を検出
遺跡名 高三潴遺跡 第14次
遺跡名かな たかみずまいせき
本内順位 2
遺跡所在地 久留米三潴町高三潴字塚崎西畑130-1
所在地ふりがな くるめしみずままちたかみずまあざつかざきにしはた130-1
市町村コード 40203
遺跡番号 690026
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 331555
東経(世界測地系)度分秒 1302727
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 33.265277 130.457499
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20231016-20231117
調査面積(㎡)
72
調査原因 個人住宅建設
遺跡概要
種別
集落
時代
弥生
主な遺構
井戸 1基
土坑 1基
ピット 多数
主な遺物
弥生土器
土製品
石製品
動物遺存体
特記事項 弥生時代の井戸と土坑を検出し、擬朝鮮系無文土器の破片を確認した。
遺跡名 筑後国府跡 第314次
遺跡名かな ちくごこくふあと
本内順位 3
遺跡所在地 久留米市合川町1183-1
所在地ふりがな くるめしあいかわまち1183-1
市町村コード 40203
遺跡番号 30112
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 331858
東経(世界測地系)度分秒 1303217
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 33.316111 130.538055
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20230613-20230719
調査面積(㎡)
89
調査原因 確認調査
遺跡概要
種別
集落
時代
弥生
古代(細分不明)
主な遺構
掘立柱建物 1棟
竪穴建物 2軒
溝 1条
土坑 5基
主な遺物
縄文土器
弥生土器
土師器
黒色土器
須恵器
石製品
特記事項 弥生時代終末期の集落の広がりを確認するとともに、Ⅱ期政庁移転後にあたる9世紀以降の溝を検出した。
遺跡名 東櫛原今寺遺跡 第10次
遺跡名かな ひがしくしはらいまでらいせき
本内順位 4
遺跡所在地 久留米市東櫛原町1268番2
所在地ふりがな くるめしひがしくしはらまち1268ばん2
市町村コード 40203
遺跡番号 30074
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 331918
東経(世界測地系)度分秒 1303116
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 33.321666 130.521111
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20230718-20230818
調査面積(㎡)
73
調査原因 確認調査
遺跡概要
種別
集落
時代
弥生
主な遺構
土坑 7基
甕棺墓 3基
石蓋土壙墓 1基
主な遺物
弥生土器
石器
石製品
特記事項 弥生時代中期前半の土坑とそれ以降の甕棺墓・石蓋土壙墓を検出した。
遺跡名 筑後国分寺跡 第46次
遺跡名かな ちくごこくぶんじあと
本内順位 5
遺跡所在地 久留米市国分町字宮ノ脇743-12、743-15
所在地ふりがな くるめしこくぶまちあざみやのわき743-12、743-15
市町村コード 40203
遺跡番号 30618
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 331742
東経(世界測地系)度分秒 1303120
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 33.294999 130.522222
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20231129
調査面積(㎡)
15
調査原因 確認調査
遺跡概要
種別
社寺
時代
古代(細分不明)
主な遺構
土坑 1基
主な遺物
特記事項 大型の土坑を検出した。
遺跡名 野瀬塚遺跡 第6次
遺跡名かな のせづかいせき
本内順位 6
遺跡所在地 久留米市安武町安武本1889-1、1889-2
所在地ふりがな くるめしやすたけまちやすたけほん1889-1、1889-2
市町村コード 40203
遺跡番号 31074
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 331734
東経(世界測地系)度分秒 1302917
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 33.292777 130.488055
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20240529-20240614
調査面積(㎡)
116
調査原因 確認調査
遺跡概要
種別
集落
時代
古代(細分不明)
主な遺構
溝 1条
ピット 多数
主な遺物
土師器
黒色土器
須恵器
石製品
特記事項 9世紀代のピットを確認した。
遺跡名 筑後国分寺跡 第47次
遺跡名かな ちくごこくぶんじあと
本内順位 7
遺跡所在地 久留米市国分町672-4、672-5の一部
所在地ふりがな くるめしこくぶまち672-4、672-5のいちぶ
市町村コード 40203
遺跡番号 030618
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 331744
東経(世界測地系)度分秒 1303221
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 33.295555 130.539166
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20240819-20240906
調査面積(㎡)
21
調査原因 確認調査
遺跡概要
種別
社寺
時代
古代(細分不明)
近代(細分不明)
主な遺構
溝 5条
主な遺物
土師器
磁器
古瓦
特記事項 筑後国分寺に伴う築地の延長線上で溝を5条確認した。
要約 〈赤司定格遺跡第3次〉
 調査地は赤司定格遺跡第2次調査、赤司一区公民館遺跡の西部にあたる。竪穴建物が7軒検出された。中でも古墳時代前期に属するSI1からは焼成途中と想定される赤色顔料を検出した。建物内でベンガラの精製を行っていたと考えられる。
〈高三潴遺跡第14次〉
 調査区隅で井戸を検出した。遺物の内容から井戸は弥生時代中期に属すると推測される。また、複数のピットから牡蠣の貝殻や動物の歯などの動物遺存体が多数出土した。調査地点は高三潴遺跡の中でも北部の低地に位置し、当地まで集落が広がることが明らかになった。
〈筑後国府跡第314次〉
 本調査地は、筑後国府Ⅰ期政庁の北側隣接地に位置する。周辺の調査では、Ⅰ期政庁に関連する遺構やこれに先立つ前身官衙関連遺構が確認されるとともに、弥生時代終末期から古墳時代初頭にかけての大規模な集落跡が検出されている。本調査で検出した遺構の大半は弥生時代後期中葉から終末期にかけての遺構で、中期の土坑を含む。また、溝はⅠ期政庁北面築地に並行するものの、Ⅱ期政庁移転後の9世紀以降の所産と考えられる。
〈東櫛原今寺遺跡第10次〉
 東櫛原今寺遺跡第4次調査地の南に位置する。第4次調査では甕棺墓3基が検出されているが、本調査でも3基の甕棺墓と1基の石蓋土壙墓を検出した。甕棺墓は土坑埋没後に配置されている。遺構は北半に限られ、南部、東部には近世以降の撹乱が広がる。
〈筑後国分寺跡第46次〉
 本調査地は筑後国分寺跡の範囲内に含まれている。調査区の大部分を大型の土坑が占める。同様の大型土坑は第16・41・42・44次調査等で確認されているが用途については不明である。
〈野瀬塚遺跡第6次〉
 調査地は、市史跡に指定された野瀬塚遺跡第2次調査地点の北側に位置する。第2次調査では、整然とした建物配列を行った掘立柱建物が多数確認されているほか、墨書土器が確認されている。本調査では調査区外に延びる溝とピットを確認した。官衙的性格を有する遺構や遺物は確認できず、空閑地であると考えられる。
〈筑後国分寺跡第47次〉
 調査地は筑後国分寺に伴う東面築地の延長線上に位置し、北東コーナー部の検出が想定された。5条の溝を検出したが、出土遺物が少なく、筑後国分寺に伴う築地に付随する溝と断定することはできない。

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