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安武遺跡群4―安武三反野遺跡第6次調査(追加報告)― ―安武三反野遺跡第7次調査―

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/144039
引用表記 久留米市市民文化部文化財保護課 2025 『久留米市文化財調査報告書454:安武遺跡群4―安武三反野遺跡第6次調査(追加報告)― ―安武三反野遺跡第7次調査―』久留米市教育委員会
久留米市市民文化部文化財保護課 2025 『安武遺跡群4―安武三反野遺跡第6次調査(追加報告)― ―安武三反野遺跡第7次調査―』久留米市文化財調査報告書454
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書名 安武遺跡群4―安武三反野遺跡第6次調査(追加報告)― ―安武三反野遺跡第7次調査―
発行(管理)機関 久留米市 - 福岡県
有償頒布・配布ページ https://www.city.kurume.fukuoka.jp
※ 有償頒布・配布していない場合もあります
書名かな やすたけいせきぐんよん やすたけさんたんのいせきだいろくじちょうさ(ついかほうこく) やすたけさんたんのいせきだいななじちょうさ
副書名 主要地方道久留米柳川線久留米工区改良事業に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書
巻次
シリーズ名 久留米市文化財調査報告書
シリーズ番号 454
編著者名
編集機関
久留米市市民文化部文化財保護課
発行機関
久留米市教育委員会
発行年月日 20250314
作成機関ID 40203
郵便番号 8308520
電話番号 0942309225
住所 福岡県久留米市城南町15-3
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 安武三反野遺跡 第6次
遺跡名かな やすたけさんたんのいせき
本内順位 1
遺跡所在地 福岡県久留米市安武町安武本2211-5
所在地ふりがな ふくおかけんくるめしやすたけまちやすたけほん2211-5
市町村コード 40203
遺跡番号 30364
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 331742
東経(世界測地系)度分秒 1302906
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 33.294999 130.484999
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20200520-20201104
調査面積(㎡)
265
調査原因 記録保存調査
遺跡概要
種別
集落
時代
弥生
主な遺構
掘立柱建物 2棟
竪穴建物 1基
土坑 10基
甕棺墓 7基
石棺墓 1基
主な遺物
弥生土器
石製品
土製品
特記事項 弥生時代の集落と墓域を検出した。
遺跡名 安武三反野遺跡 第7次
遺跡名かな やすたけさんたんのいせき
本内順位 2
遺跡所在地 福岡県久留米市安武町安武本2204-2外
所在地ふりがな ふくおかけんくるめしやすたけまちやすたけほん2204-2ほか
市町村コード 40203
遺跡番号 30364
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 331743
東経(世界測地系)度分秒 1302907
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 33.295277 130.485277
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20230110-20230526
調査面積(㎡)
705
調査原因 記録保存調査
遺跡概要
種別
集落
時代
弥生
古代(細分不明)
主な遺構
掘立柱建物 1棟
溝 2条
竪穴建物 2基
土坑 14基
甕棺墓 5基
墓壙 1基
溝 4条
土坑 2基
主な遺物
弥生土器
土師器
須恵器
陶磁器
石製品
特記事項 弥生時代の墓域と集落遺構を確認した。
要約 〈安武三反野遺跡第6次〉
 調査地点は、筑後川左岸、金丸川、広川によって形成された氾濫平野に突き出る台地上に位置する。今回の調査では、弥生時代の掘立柱建物を2棟、弥生時代前期の竪穴建物を1基検出し、塚畑遺跡や野畑遺跡、安武三反野遺跡第1・2次調査の集落と同時期の集落があったことが明らかとなった。また、甕棺墓7基と石棺墓1基、祭祀土坑2基を確認し、南側の第5次調査と同様に、墓域が列埋葬であることを追認できた。
〈安武三反野遺跡第7次〉
 調査地点は、第5・6次調査に隣接し、弥生時代の墓域の存在が想定された場所に当たる。竪穴建物は、一部を第6次調査で検出した円形の1基と、削平著しい方形の1基を検出し、弥生時代前期末に比定できる。土坑からは、弥生土器が出土しており、1基はフラスコ状の断面を有することから、東隣の野畑遺跡で見つかった貯蔵穴群の一部と考えられる。甕棺墓は、第5・6次調査で見つかった墓域の延長上や北隣で検出しており、列埋葬の一部を構成するとみられる。なお、溝の一部からは土師器や須恵器が出土しており、古墳時代から古代にかけての集落の存在を示唆する。

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