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筑後国府跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/122691
引用表記 久留米市市民文化部文化財保護課 2022 『久留米市文化財調査報告書435:筑後国府跡』久留米市教育委員会
久留米市市民文化部文化財保護課 2022 『筑後国府跡』久留米市文化財調査報告書435
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ファイル
書名 筑後国府跡
発行(管理)機関 久留米市 - 福岡県
有償頒布・配布ページ https://www.city.kurume.fukuoka.jp
※ 有償頒布・配布していない場合もあります
書名かな ちくごこくふあと
副書名 245次発掘調査報告・第246次発掘調査報告・第296次発掘調査報告/中環状道路整備事業『都市計画道路3・4・18号合川町津福本町線』に伴う埋蔵文化財発掘調査 ; 4
巻次 4
シリーズ名 久留米市文化財調査報告書
シリーズ番号 435
編著者名
編集機関
久留米市市民文化部文化財保護課
発行機関
久留米市教育委員会
発行年月日 20220331
作成機関ID 40203
郵便番号 8308520
電話番号 0942309225
住所 福岡県久留米市城南町15番3
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 筑後国府跡 第245次
遺跡名かな ちくごこくふあと
本内順位 1
遺跡所在地 久留米市合川町251
所在地ふりがな くるめしあいかわまち251
市町村コード 40203
遺跡番号 30112
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 331843
東経(世界測地系)度分秒 1303223
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 33.311944 130.539722
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20110822-20110914
調査面積(㎡)
113
調査原因 記録保存調査
遺跡概要
種別
官衙
時代
奈良
平安
中世(細分不明)
近世(細分不明)
主な遺構
主な遺物
土師器
須恵器
黒色土器
輸入陶磁器
近世陶磁器
古瓦
石製品
黒曜石
特記事項 筑後国府Ⅱ期政庁南方約250m付近、水縄断層崖下の湧水池での調査。遺構は検出できなかった。
遺跡名 筑後国府跡 第246次
遺跡名かな ちくごこくふあと
本内順位 2
遺跡所在地 久留米市合川町266-3、269-1、269-2、269-5
所在地ふりがな くるめしあいかわまち266-3、269-1、269-2、269-5
市町村コード 40203
遺跡番号 30112
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 331848
東経(世界測地系)度分秒 1303223
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 33.313333 130.539722
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20110907-20111128
調査面積(㎡)
520
調査原因 記録保存調査
遺跡概要
種別
官衙
時代
奈良
平安
主な遺構
掘立柱建物 5棟
竪穴建物 4棟
溝 9条
土坑 17基
ピット
主な遺物
土師器
黒色土器
施釉陶器
須恵器
石製品
鉄製品
鉄滓
土製品
特記事項 8世紀の南北棟掘立柱建物
7世紀後半~8世紀の竪穴建物群
9世紀前半の区画溝
東北産の可能性がある刻書土器及び土師器甕
洛北産その他の緑釉陶器
「大殿」「国廚」墨書土器
筑後国分寺同范瓦
遺跡名 筑後国府跡 第296次
遺跡名かな ちくごこくふあと
本内順位 3
遺跡所在地 久留米市合川町72-2
所在地ふりがな くるめしあいかわまち72-2
市町村コード 40203
遺跡番号 30112
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 331842
東経(世界測地系)度分秒 1303222
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 33.311666 130.539444
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20190911-20191011
調査面積(㎡)
150
調査原因 記録保存調査
遺跡概要
種別
官衙
時代
古代(細分不明)
主な遺構
断層 1基
ピット
主な遺物
土師器
須恵器
特記事項 52°の傾斜で北側へ滑り落ちる不整合面を検出。断層崖上包含層と、断層崖下の包含層から遺物を回収
要約 <筑後国府跡 第245次>
 本調査は、水縄断層崖下に位置する湧水池での調査である。トレンチを2か所設定したものの、湧水が激しいこともあり遺構は検出できなかった。堆積土からは黒曜石や8~14世紀、近代・近世の遺物が出土しており、古来から遺物が堆積する環境にあったものと思われる。

<筑後国府跡 第246次>
 第246次調査は、筑後国府跡第Ⅱ期政庁の南側約200mに位置し、標高は13mを測る。周辺の過去の調査では、鍛冶遺構や、大型の掘立柱建物群が検出されており、今回の調査でも同様の成果が得られた。外来の施釉陶器や土器など、国府の人の移動を物語る資料や、墨書土器、瓦なども得られ、奈良時代から平安時代の筑後国府の様相を解明する貴重な資料となった。

<筑後国府跡 第296次>
 第296次調査は、筑後国府跡第Ⅱ期政庁の南側約300mに位置し、標高は15mを測る。耳納山地北麓を約30kmに亘って走行する水縄断層帯の西端、千本杉断層の直上にあたる。調査では、断層による不整合面を検出し、断層崖上包含層と、断層崖下の包含層から、12世紀と9世紀の遺物を回収した。

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