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雀居

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/90390
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.90390
引用表記 福岡市教育委員会 2020 『福岡市埋蔵文化財調査報告書1387:雀居』福岡市教育委員会
福岡市教育委員会 2020 『雀居』福岡市埋蔵文化財調査報告書1387
wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book ... 開く
wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book|和書|first=大輔|last=吉田|title=雀居|origdate=2020-03-25|date=2020-03-25|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/90390|location=福岡県福岡市中央区天神1丁目8番1号|ncid=BC02905944|doi=10.24484/sitereports.90390|series=福岡市埋蔵文化財調査報告書|volume=1387}} 閉じる
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書名 雀居
発行(管理)機関 福岡市 - 福岡県
書名かな ささい
副書名 雀居遺跡第15次・16次・17次調査報告/福岡空港滑走路増設事業に伴う埋蔵文化財調査報告 ; 2
巻次 13
シリーズ名 福岡市埋蔵文化財調査報告書
シリーズ番号 1387
編著者名
編集機関
福岡市教育委員会
発行機関
福岡市教育委員会
発行年月日 20200325
作成機関ID 40130
郵便番号 8108621
電話番号 0927114667
住所 福岡県福岡市中央区天神1丁目8番1号
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 雀居遺跡 第15次調査
遺跡名かな ささいいせき
本内順位 1
遺跡所在地 福岡県福岡市博多区大字雀居(福岡空港内)
所在地ふりがな ふくおかけんふくおかしはかたくおおあざささい(ふくおかくうこうない)
市町村コード 40132
遺跡番号 2633
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 333450
東経(世界測地系)度分秒 1302647
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 33.580555 130.446388
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20150601-20151023
調査面積(㎡)
398.5
調査原因 記録保存調査(福岡空港滑走路増設事業)
遺跡概要
種別
集落
田畑
時代
弥生
古墳
奈良
主な遺構
水田
土器溜まり
土坑
柱穴
小穴
自然流路
自然の落ち・窪地
主な遺物
弥生土器
土師器
須恵器
土製品
石製品
青銅製品
木製品
植物遺体
特記事項
遺跡名 雀居遺跡 第16次調査
遺跡名かな ささいいせき
本内順位 2
遺跡所在地 福岡県福岡市博多区大字雀居(福岡空港内)
所在地ふりがな ふくおかけんふくおかしはかたくおおあざささい(ふくおかくうこうない)
市町村コード 40132
遺跡番号 2633
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 333452
東経(世界測地系)度分秒 1302651
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 33.581111 130.4475
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20150612-20160315
調査面積(㎡)
1.189
調査原因 記録保存調査(福岡空港滑走路増設事業)
遺跡概要
種別
集落
田畑
時代
弥生
古墳
奈良
主な遺構
水田
土器溜まり
土坑
柱穴
小穴
自然流路
自然の落ち・窪地
主な遺物
弥生土器
土師器
須恵器
土製品
石製品
青銅製品
木製品
植物遺体
特記事項
遺跡名 雀居遺跡 第17次調査
遺跡名かな ささいいせき
本内順位 3
遺跡所在地 福岡県福岡市博多区大字雀居(福岡空港内)
所在地ふりがな ふくおかけんふくおかしはかたくおおあざささい(ふくおかくうこうない)
市町村コード 40132
遺跡番号 2633
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 333449
東経(世界測地系)度分秒 1302657
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 33.580277 130.449166
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20151104-20160224
調査面積(㎡)
606.8
調査原因 記録保存調査(福岡空港滑走路増設事業)
遺跡概要
種別
集落
田畑
時代
弥生
古墳
奈良
主な遺構
水田
土器溜まり
土坑
柱穴
小穴
自然流路
自然の落ち・窪地
主な遺物
弥生土器
土師器
須恵器
土製品
石製品
青銅製品
木製品
植物遺体
特記事項
要約 第15次調査では、4面の遺構面を確認した。第1面では南側に接する12次調査の第1面で確認された古代~中世の水田面が検出され、畦畔のつながり・水田の広がりを確認することができた。その下層の2・3面でも水田や自然流路などが検出されたが、かろうじて畦畔の一部を検出できたに過ぎず、そのわずかな痕跡から水田の区画や規模を復元できるのみで残存状態は悪い。3面の水田面は、出土遺物から弥生時代前期~中期前半の水田面であると考えらえる。最下面である第4面は周囲の調査区と同様、青灰色シルト~粘質土層が確認できたが、ピット状遺構4基を検出するに留まり、遺構はほぼ存在しなかった。調査区の北側と南西隅では旧地形の落ちを確認し、北側の落ちからは建築部材を含む木器・木製品が出土した。15次調査区は弥生時代前期~中期段階には、周辺の調査で確認されている微高地の落ち際にあたり、集落域の縁辺部に位置していることがわかる。
16次調査では、4面の遺構面を確認した。第Ⅰ面は、古代~中世の水田跡を検出した。水田はほぼ南北方向に長方形あるいは方形に区画される。第Ⅱ面は、古墳時代後期頃と考えられる水田を検出したが残存状態が悪い。また、土器の集中廃棄地点が2箇所見つかり、SⅩ03は南側の13次調査区側の微高地から、北~西側の低地・低湿地に向かって廃棄されたものと考えられる。第Ⅲ面では、弥生時代後期頃と考えられる水田が検出された。Ⅰ・Ⅱ面の水田と比較すると、面積が小さく、形もややいびつである。第Ⅳ面は、弥生時代中期前半頃の柱穴や土坑、河川が検出した。この第Ⅳ面は調査区西側の一角でしか確認されていない。河川では、岸のカーブに沿うように杭が打ち込まれ、貯木遺構や護岸等の機能をもつ可能性がある。調査では、弥生時代前期から古墳時代前期の土器・古式土師器、舟形木製品や鍬等の農具、建築部材等の木製品や石製品、銅鏃等も出土した。今回の調査では、弥生時代から中世にいたるまで、断続的に営まれた水田と弥生時代中期頃までの集落の一部が確認でき、当時の地形・土地利用の様相を知る成果が得られた。
17次調査では、2面の遺構面を調査した。第1面では残存状態が悪かったものの、古代~中世のものと考えられる水田面を確認した。その下面に遺構は存在せず、土器をわずかに含む遺物包含層が堆積し、旧地形の落ちきった低地部の中であることが分かった。調査区北西側には古墳時代以降のものとみられる旧河川跡が確認でき、内部からは上流から流されてきた梯子や儀杖、垂木、杭等の木器・木製品が出土した。また、破損した井堰も検出され、河川の東側には井堰によりかさ上げされた水を引き込むための取水口とみられる遺構を確認した。

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