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南八幡遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/49538
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.49538
引用表記 福岡市教育委員会 2013 『福岡市埋蔵文化財調査報告書1207:南八幡遺跡』福岡市教育委員会
福岡市教育委員会 2013 『南八幡遺跡』福岡市埋蔵文化財調査報告書1207
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書名 南八幡遺跡
発行(管理)機関 福岡市 - 福岡県
書名かな みなみはちまんいせき
副書名 南八幡遺跡第19次調査報告
巻次 10
シリーズ名 福岡市埋蔵文化財調査報告書
シリーズ番号 1207
編著者名
編集機関
福岡市教育委員会
発行機関
福岡市教育委員会
発行年月日 20130322
作成機関ID 40130
郵便番号 8108621
電話番号 0927114667
住所 福岡県福岡市中央区天神一丁目8番1号
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 南八幡遺跡
遺跡名かな みなみはちまんいせき
本内順位
遺跡所在地 福岡県福岡市博多区寿町2丁目1番
所在地ふりがな ふくおかけんふくおかしはかたくことぶきまち
市町村コード 40132
遺跡番号 0051
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 333237.8
東経(世界測地系)度分秒 1302730.3
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 33.543833 130.458416
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20110822-20110916
調査面積(㎡)
113
調査原因 記録保存調査
遺跡概要
種別
集落
時代
弥生
主な遺構
竪穴住居
堀立柱建物
土壙墓
土壙
主な遺物
弥生土器
菅玉
銅鏃鋳型
特記事項 竪穴住居より銅鏃の鋳型片が出土
要約  南八幡遺跡は、御笠川の中流域西岸の南北にのびる雑餉隈丘陵上に位置する。この雑餉隈丘陵は彎入する開析谷によって六つの低丘陵に分かれ、その丘陵上には北から麦野A遺跡、麦野B遺跡、麦野C遺跡、南八幡遺跡、雑餉隈遺跡、中ノ原遺跡が占地している。南八幡遺跡は、この雑餉隈丘陵の南西部に位置し、東は麦野C遺跡と南は雑餉隈遺跡と開析谷を隔てて対峙している。第19次調査区はこの南八幡遺跡西縁辺部の緩斜面上に位置し、230m南東には弥生時代後期の竪穴住居から多量のガラス玉が出土した第9次調査区がある。今回の調査では、弥生時代後期の竪穴住居2棟と堀立柱建物5棟の他に土壙墓1基土壙1基を検出した。このうちL字あるいはコ字状にベッド状遺構を付設した竪穴住居から銅鏃の鋳型片が出土した。鋳型には、表面に連鋳式の鏃が、また裏面にも鏃が彫り込まれている。一方、側面には鋳造時の合い印と考えられる一筋の線刻がある。この鋳型片の出土は、雑餉隈の丘陵上に立地する遺跡では初例であり、この丘陵上で青銅器の鋳造が行われていた可能性を示陖するものである。

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