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史跡能島城跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/65149
引用表記 今治市教育委員会 2019 『今治市埋蔵文化財調査報告書146:史跡能島城跡』今治市教育委員会
今治市教育委員会 2019 『史跡能島城跡』今治市埋蔵文化財調査報告書146
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ファイル
書名 史跡能島城跡
発行(管理)機関 今治市 - 愛媛県
書名かな しせきのしまじょうあと
副書名 平成15~27年度整備に伴う調査総括報告書
巻次
シリーズ名 今治市埋蔵文化財調査報告書
シリーズ番号 146
編著者名
編集機関
今治市教育委員会
発行機関
今治市教育委員会
発行年月日 20190331
作成機関ID 38202
郵便番号 7940027
電話番号 0898325200
住所 今治市南大門町二丁目5番地1
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 能島城跡
遺跡名かな のしまじょうあと
本内順位
遺跡所在地 今治市宮窪町宮窪6571、6572、6573、6574、6575番地
所在地ふりがな いまばりしみやくぼちょうみやくぼ6571、6572、6573、6574、6575ばんち
市町村コード 38202
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 341058
東経(世界測地系)度分秒 1330451
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.182777 133.080833
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20030401-20160331
調査面積(㎡)
2088
調査原因 整備
遺跡概要
種別
城館
時代
南北朝
室町
戦国
主な遺構
岩礁ピット
海蝕台
海岸埋立地
通路状遺構
掘立柱建物跡
礎石建物跡
鍛冶遺構
主な遺物
土師質土器
瓦質土器
土製品
国産陶磁器
貿易陶磁器
石製品
鉄製品
銅製品
鉄滓
特記事項
要約 平成15~27年度に実施した整備に伴う発掘調査の総括報告書である。調査の結果、能島の利用は14世紀中頃から後半には開始され、16世紀後半まで存続することが明らかになった。また利用形態は、4期に区分され、能島城3期(15世紀末~16世紀前半頃)が遺構・遺物からみた城の盛期と考えられる。能島城4期(16世紀中葉~後半)には、貿易陶磁器や備前焼などの著しい減少が確認され、能島城の利用形態に変化が見られる。貯蔵、調理、煮炊具などの生活容器類が豊富に出土したことにより、出城的な役割、見張り場、船だまりに過ぎない、といった従来の評価に見直しが必要となった。一方、土塁、堀切などの防御施設は顕著ではなく、海に対して開放的なその構造から、戦時のみならず、日常の海上活動やそれに従事した人々の生活の場としての城の姿が明らかになった。

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