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平井遺跡10次・11次調査

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/142640
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.142640
引用表記 公益財団法人松山市文化・スポーツ振興財団 埋蔵文化財センター他 2025 『松山市文化財調査報告書215:平井遺跡10次・11次調査』公益財団法人松山市文化・スポーツ振興財団 埋蔵文化財センター他
公益財団法人松山市文化・スポーツ振興財団 埋蔵文化財センター他 2025 『平井遺跡10次・11次調査』松山市文化財調査報告書215
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書名 平井遺跡10次・11次調査
発行(管理)機関 松山市 - 愛媛県
書名かな ひらいいせき
副書名
巻次
シリーズ名 松山市文化財調査報告書
シリーズ番号 215
編著者名
編集機関
公益財団法人松山市文化・スポーツ振興財団 埋蔵文化財センター
松山市教育委員会
発行機関
公益財団法人松山市文化・スポーツ振興財団 埋蔵文化財センター
松山市教育委員会
発行年月日 20250315
作成機関ID 38201
郵便番号 7918032
電話番号 0899236363
住所 愛媛県松山市南斎院乙67番地6
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 平井遺跡10次調査
遺跡名かな ひらいいせき
本内順位
遺跡所在地 愛媛県松山市平井町甲2335番ほか
所在地ふりがな えひめけんまつやましひらいちょうこう
市町村コード 38201
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 334836
東経(世界測地系)度分秒 1324918
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 33.809999 132.821666
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20150817-20150916
調査面積(㎡)
142.23
調査原因 分譲宅地工事
遺跡概要
種別
集落
時代
縄文
弥生
古墳
鎌倉
主な遺構
掘立
土坑
主な遺物
縄文土器
弥生土器
石器
土師器
須恵器
青磁
特記事項 弥生時代前期と中期、古墳時代の溝を検出。
遺跡名 平井遺跡11次調査
遺跡名かな ひらいいせき
本内順位
遺跡所在地 愛媛県松山市平井町甲2299番1ほか
所在地ふりがな えひめけんまつやましひらいちょうこう
市町村コード 38201
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 334837.6
東経(世界測地系)度分秒 1324919.3
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 33.810444 132.822027
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20190107-20190228
調査面積(㎡)
346.43
調査原因 宅地造成
遺跡概要
種別
集落
時代
弥生
古墳
飛鳥白鳳
鎌倉
主な遺構
掘立
土坑
流路
主な遺物
弥生土器
土師器
須恵器
陶磁器
瓦器
特記事項 古墳時代の建物や溝、中世の溝を検出。
要約  平井遺跡10次調査では、縄文時代から中世までの遺構・遺物を検出した。縄文時代の遺構は未検出であるが、時期の異なる溝から後期や晩期の土器片が出土した。弥生時代では前期末から中期前半の溝と中期後半の溝を検出し、後者からは完形の土器や石器の未成品が出土している。また、古墳時代終末期まで存在していた溝を検出している。このほか、鎌倉時代の建物址2棟と土坑2基が検出されている。
 一方、平井遺跡10次調査では弥生時代から近現代までの遺構や遺物を検出した。弥生時代の遺構は未検出であるが、包含層中より中期の土器片が出土している。古墳時代では溝2条と、埋没後に構築された7世紀前半以降の建物址2棟を検出した。さらに、鎌倉時代の溝1条を検出している。とりわけ、11次調査では最下層に河川氾濫堆積物(灰色砂礫)があり、それを覆うように黄色土が堆積した後、溝や建物が掘削されており、地形の変化に伴う集落形成の様子が明らかとなった。

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