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多肥松林遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/41236
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.41236
引用表記 香川県埋蔵文化財センター 2016 『多肥松林遺跡』香川県教育委員会
香川県埋蔵文化財センター 2016 『多肥松林遺跡』
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wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book|和書|first=和彦|last=松本|first2=|last2=株式会社イビソク|title=多肥松林遺跡|origdate=2016-02-29|date=2016-02-29|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/41236|location=香川県坂出市府中町字南谷5001-4|ncid=BB20951367|doi=10.24484/sitereports.41236}} 閉じる
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書名 多肥松林遺跡
発行(管理)機関 香川県教育委員会 - 香川県
書名かな たひまつばやしいせき
副書名 高松土木事務所新設に伴う埋蔵文化財発掘調査報告
巻次
シリーズ名
シリーズ番号
編著者名
編集機関
香川県埋蔵文化財センター
発行機関
香川県教育委員会
発行年月日 20160229
作成機関ID
郵便番号 7620024
電話番号 0877482191
住所 香川県坂出市府中町字南谷5001-4
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 多肥松林遺跡
遺跡名かな たひまつばやしいせき
本内順位 1
遺跡所在地 香川県高松市多肥上町
所在地ふりがな かがわけんたかまつしたひかみまち
市町村コード 37201
遺跡番号 775
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 341739
東経(世界測地系)度分秒 1340316
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.294166 134.054444
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
19940601-19950331
調査面積(㎡)
5900
調査原因 高松土木事務所新設
遺跡概要
種別
集落
時代
弥生
主な遺構
掘立柱建物
竪穴建物
河川
主な遺物
弥生土器
石器
サヌカイト製剥片
特記事項 弥生中期石器製作後に投棄されたサヌカイト剥片多量出土
種別
集落
時代
平安
主な遺構
掘立柱建物
土坑
主な遺物
土師器
須恵器
黒色土器
中国産陶磁器
墨書土器
和鏡
特記事項 平安時代前期末中期初頭香川県で最多となる墨書土器19が出土
種別
集落
時代
鎌倉
主な遺構
掘立柱建物
主な遺物
瓦器
吉備系土師器(椀)
特記事項
要約  調査地中央部を旧河道が縦断し、4条の自然流路を検出した。弥生時代から流下し、埋没時期は異なるが、最終的には平安時代中期初頭に埋没する。SR 01 の上層からは弥生時代中期中葉に属し、石器製作後に一括投棄したサヌカイト剥片が出土し、接合資料は6点を数える。SR 03 からは9世紀末~ 10 世紀前葉の墨書を認める須恵器・黒色土器19 点を検出した。釈文は「夲」・「原」等がある。流路は潅漑水路の主水源となり、斎串等の木製品と墨書を用いて水路維持に伴う祭祀を執り行った可能性が高い。また、鎌倉時代初頭の溝からは多量の瓦器が出土した。遺物組成の6割を占め、高松平野では極めて高い組成比率を示す。供膳具比率が9割を占め、燈明具を使用とする等、他の集落とは異なる生活スタイルが想定できる。陸上交通網の要所に位置し、物資流通の中継地としての機能を有した場所であったと考えられる。

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