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開明遺跡・尾尻遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/27661
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.27661
引用表記 (公財)山口県ひとづくり財団 山口県埋蔵文化財センタ− 2013 『山口県埋蔵文化財センター調査報告81:開明遺跡・尾尻遺跡』(公財)山口県ひとづくり財団 山口県埋蔵文化財センタ− 田布施町教育委員会
(公財)山口県ひとづくり財団 山口県埋蔵文化財センタ− 2013 『開明遺跡・尾尻遺跡』山口県埋蔵文化財センター調査報告81
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書名 開明遺跡・尾尻遺跡
発行(管理)機関 (公財)山口県ひとづくり財団山口県埋蔵文化財センター - 山口県
書名かな かいめいいせき・おしりいせき
副書名 田布施町埋蔵文化財調査報告 : 3
巻次
シリーズ名 山口県埋蔵文化財センター調査報告
シリーズ番号 81
編著者名
編集機関
(公財)山口県ひとづくり財団 山口県埋蔵文化財センタ−
発行機関
(公財)山口県ひとづくり財団 山口県埋蔵文化財センタ− 田布施町教育委員会
発行年月日 20130321
作成機関ID
郵便番号 753-0073
電話番号 083-923-1060
住所 山口県山口市春日町3-22
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 開明遺跡
遺跡名かな かいめいいせき
本内順位
遺跡所在地 山口県熊毛郡田布施町川西・宿井
所在地ふりがな やまぐちけんくまげぐんたぶせちょうかわにし・しゅくい
市町村コード 35343
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒 335806
東経(日本測地系)度分秒 1320119
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 33.9716 132.0195
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20111204-20121217
20111128-20121217
調査面積(㎡)
2300
2700
調査原因 農業基盤整備
遺跡概要
種別
集落
宮都
時代
弥生
主な遺構
竪穴建物跡16棟
掘立柱建物跡20棟
柵列跡3条
溝7条
土器棺墓3基
土坑29基
柱穴約980個
主な遺物
弥生土器
土師器
須恵器
陶磁器
土製品
石器・石製品
鉄製品
特記事項 畿内・瀬戸内・九州・山陰等の特徴をもつ弥生土器が出土


遺跡名:開明遺跡・尾尻遺跡
遺跡名かな:かいめいいせき・おしりいせき
種別
官衙
時代
古代(細分不明)
主な遺構
竪穴建物跡1棟
掘立柱建物跡3棟
柵列跡3条
溝13条
土坑13基
柱穴約180個
性格不明遺構2基
主な遺物
土師器
須恵器
緑釉陶器
灰釉陶器
磁器
土製品
石器・石製品
金属製品
特記事項 古代の銅印が出土 中国産磁器・近畿東海地方産の緑釉陶器が一定量出土
要約 [開明遺跡・尾尻遺跡 要約]
 開明遺跡は標高20m前後の丘陵上に立地する、弥生時代中期から古墳時代の前期を主体とする集落跡である。竪穴建物跡16棟のほか掘立柱建物跡、溝、土器棺墓、土坑などが検出された。竪穴建物跡のうち、13棟は平面形が方形で他は円形である。出土した弥生土器には瀬戸内海沿岸や九州、山陰などの特徴をもつものがある。その他の出土遺物として、舟を描いたと考えられる絵画土器や分銅形土製品、遺物包含層から19個体がまとまった状態で出土したミニチュア土器などがある。  尾尻遺跡は丘陵下部の標高13m前後の沖積平野に立地する古代の官衙跡である。竪穴建物跡や掘立柱建物跡、溝、土坑などが検出された。県内遺跡からは初の出土例となる古代の銅印をはじめ、緑釉陶器、灰釉陶器、青磁、白磁、土錘などが出土した。

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