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真尾猪の山遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/27418
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.27418
引用表記 財団法人山口県ひとづくり財団山口県埋蔵文化財センター 2007 『山口県埋蔵文化財センター調査報告62:真尾猪の山遺跡』財団法人山口県ひとづくり財団山口県埋蔵文化財センター
財団法人山口県ひとづくり財団山口県埋蔵文化財センター 2007 『真尾猪の山遺跡』山口県埋蔵文化財センター調査報告62
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書名 真尾猪の山遺跡
発行(管理)機関 (公財)山口県ひとづくり財団山口県埋蔵文化財センター - 山口県
書名かな まなおいのやまいせき
副書名
巻次 1
シリーズ名 山口県埋蔵文化財センター調査報告
シリーズ番号 62
編著者名
編集機関
財団法人山口県ひとづくり財団山口県埋蔵文化財センター
発行機関
財団法人山口県ひとづくり財団山口県埋蔵文化財センター
発行年月日 20070327
作成機関ID
郵便番号 753-0073
電話番号 083-923-1060
住所 山口県山口市春日町3-22
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
情報源上に表示がないため、巻次は推定により補記
所収論文
所収遺跡
遺跡名 真尾猪の山遺跡
遺跡名かな まなおいのやまいせき
本内順位
遺跡所在地 山口県防府市大字真尾
所在地ふりがな やまぐちけんほうふしおおあざなまお
市町村コード 35206
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒 340647
東経(日本測地系)度分秒 1313621
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.1163 131.6034
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20060616-20061227
調査面積(㎡)
5,600
調査原因 農道建設
遺跡概要
種別
集落
時代
縄文
主な遺構
包含層
主な遺物
縄文土器
特記事項 縄文縄文時代早期、後期の土器が出土。
種別
集落
時代
弥生
主な遺構
竪穴住居跡4軒
土坑35基
柱穴268個
溝状遺構6条
石列1列
主な遺物
弥生土器
土製品
石器
骨角製品
鉄器
特記事項 弥生弥生時代中期の集落跡で、流路跡や谷部からは多くの弥生土器が破棄された状態で出土した。また遺物のうち鉄器や分銅型土製品が注目される。
種別
集落
時代
古代(細分不明)
中世(細分不明)
主な遺構
集石遺構1基
主な遺物
須恵器
土師器
陶磁器
特記事項
要約 [真尾猪の山遺跡 要約]
弥生時代中期の集落跡。花崗岩由来の崩落堆積物による砂質土を基盤とした丘陵上であるため、地山内の礫も多く露頭し、一見居住には不適切な地形とみられたが、竪穴住居跡4軒、土坑35基、柱穴群が検出された。集落に隣接するように谷や自然流路跡があり、この中に弥生土器が破棄された状態で出土した。また袋状鉄斧、 、鑿などの鉄器がまとまって出土したことは、県内において例が少なく、当時の石器から鉄器への移行や組成を考えるうえで良好な資料である。その他集落祭祀にかかわる小型の分銅型土製品の出土も注目される。真尾猪の山遺跡は、鉄器保有や遺跡の立地などから考えて、佐波川中流域の左岸における拠点的集落であったことがうかがえる。その他の時代として、縄文時代早期押型文土器が出土し、佐波川中流域左岸におけるもっとも古い資料のひとつとなった。また古代、中世の遺物も散見されたことから、遺跡が立地する松尾山麓にあったとされる天皇院光明寺跡(8世紀創建、戦国期に焼失)との関連が指摘されるが、それを裏付ける資料を得るまでには至っていない。

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