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下村遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/24021
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.24021
引用表記 財団法人山口県ひとづくり財団山口県埋蔵文化財センター 2007 『山口県埋蔵文化財センター調査報告60:下村遺跡』財団法人山口県ひとづくり財団山口県埋蔵文化財センター
財団法人山口県ひとづくり財団山口県埋蔵文化財センター 2007 『下村遺跡』山口県埋蔵文化財センター調査報告60
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ファイル
書名 下村遺跡
発行(管理)機関 (公財)山口県ひとづくり財団山口県埋蔵文化財センター - 山口県
書名かな しもむらいせき
副書名
巻次
シリーズ名 山口県埋蔵文化財センター調査報告
シリーズ番号 60
編著者名
編集機関
財団法人山口県ひとづくり財団山口県埋蔵文化財センター
発行機関
財団法人山口県ひとづくり財団山口県埋蔵文化財センター
発行年月日 20070326
作成機関ID
郵便番号 753-0073
電話番号 083-923-1060
住所 山口県山口市春日町3-22
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 下村遺跡
遺跡名かな しもむらいせき
本内順位
遺跡所在地 山口県美祢市伊佐町下村
所在地ふりがな やまぐちけんみねしいさちょうしもむら
市町村コード 35213
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒 340951
東経(日本測地系)度分秒 1311215
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.1674 131.2017
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20060509-20061109
20060800-20061109
調査面積(㎡)
4,100
1,400
調査原因 道路建設
遺跡概要
種別
集落
時代
主な遺構
竪穴住居跡6棟
土坑(貯蔵穴を含む)約200基
墓3基
柱穴約1500個
主な遺物
弥生土器
土師器
石器
石製品
特記事項 弥生時代中期初頭の集落跡。貯蔵穴を含む土坑から多数の弥生土器や大量の炭化物が出土。鹿が描かれた絵画土器が出土。
種別
集落
古墳
時代
弥生
古代(細分不明)
主な遺構
竪坑住居跡1棟
掘立柱建物跡1棟
溝1条
土坑9基
柱穴約200個
主な遺物
縄文土器
弥生土器
須恵器
土師器
特記事項 古代の須恵器が一定量出土。
要約 [下村遺跡 要約]
下村遺跡A地区は、弥生時代中期初頭に営まれた集落跡であり、竪穴住居を中心に約50基の貯蔵穴を含む約200基の土坑が検出された。これらの遺構から、多数の弥生土器や米を初めとする栗やダイズなど大量の炭化物が出土した。この時代の人々が貯蔵穴や大型土坑を食料の貯蔵に使用し、その後廃棄土坑として利用したことが推察される。また、貯蔵穴の一つから鹿の絵が描かれた土器が出土しており、弥生絵画土器としては日本最古級のものといえる。このほか、同時期の墓が1基確認されており、大量の管玉が出土した。B地区では、弥生時代終末〜古墳時代初頭の住居跡や、古代の須恵器などが検出された。小規模ながらこうした時期に集落が形成されていたものとみられる。今回の調査では、弥生時代中期初頭に限定される集落が検出され、当時の集落構造を復元するうえで重要な資料となった。

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