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下津令遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/28025
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.28025
引用表記 (公財)山口県ひとづくり財団 山口県埋蔵文化財センタ− 2017 『山口県埋蔵文化財センター調査報告98:下津令遺跡』(公財)山口県ひとづくり財団 山口県埋蔵文化財センタ−
(公財)山口県ひとづくり財団 山口県埋蔵文化財センタ− 2017 『下津令遺跡』山口県埋蔵文化財センター調査報告98
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書名 下津令遺跡
発行(管理)機関 (公財)山口県ひとづくり財団山口県埋蔵文化財センター - 山口県
書名かな しもつりょういせき
副書名 沖ノ下2地区、下瑞光寺地区
巻次 4
シリーズ名 山口県埋蔵文化財センター調査報告
シリーズ番号 98
編著者名
編集機関
(公財)山口県ひとづくり財団 山口県埋蔵文化財センタ−
発行機関
(公財)山口県ひとづくり財団 山口県埋蔵文化財センタ−
発行年月日 20170324
作成機関ID
郵便番号 753-0073
電話番号 083-923-1060
住所 山口県山口市春日町3-22
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 下津令遺跡4(沖ノ下2地区、下瑞光寺地区)
遺跡名かな しもつりょういせき
本内順位
遺跡所在地 山口県防府市大字台道
所在地ふりがな
市町村コード 352063
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒 340254
東経(日本測地系)度分秒 1312840
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.0516 131.4753
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20160425-20160713
20160502-20161031
調査面積(㎡)
745
5817
調査原因 ほ場整備
遺跡概要
種別
集落
時代
古墳
奈良
平安
南北朝
室町
戦国
主な遺構
掘立柱建物3棟
柵列5列
井戸4基
土坑13基
溝11条
柱穴約260個
主な遺物
土師器
須恵器
瓦質土器
陶器
木製品
特記事項 掘立柱建物で構成される中世 の集落を検出

遺跡名かな:しもつりょういせき4(おきのした2ちく、しもずいこうじちく)
種別
集落
時代
古墳
奈良
平安
鎌倉
南北朝
室町
主な遺構
竪穴建物1棟
掘立柱建物6棟
柵列1列
井戸8基
墓2基
土坑77基
溝30条
性格不明遺構9基
柱穴約2,390個
主な遺物
土師器、須恵器、
瓦質土器、青磁、
輸入陶器、刀子、
鉄釘、滑石製模造
品、土製支脚
特記事項 古墳時代後期の竪穴建物1棟 中世の掘立柱建物、井戸、墓、 土坑、溝などで構成される中 世集落を検出 象嵌青磁や朝鮮陶器瓶等が出 土
要約 [下津令遺跡4(沖ノ下2地区、下瑞光寺地区) 要約]
 下津令遺跡沖ノ下2地区は、中世を主体とする集落跡である。掘立柱建物、柵列、井戸、溝 からは須恵器、瓦質土器が出土した。平成25 年度調査の沖ノ下1地区の西側に隣接しており、 中世集落の範囲がさらに西側へ展開していることが明らかとなった。  下瑞光寺地区は、古墳時代から中世にかけての集落遺跡である。古墳時代の竪穴建物から土 師器やカマドに設置された土製支脚が出土したほか、平安時代の井戸から須恵器、中世の掘立 柱建物や遺物包含層から瓦質土器、輸入陶磁器などが出土した。  竪穴建物1棟はカマドをもち、出土遺物から古墳時代後期と推定される。古代では、井戸と 炭化物を含む土坑を確認した。中世では、室町時代の掘立柱建物群を確認したほか、土坑墓2 基を検出した。掘立柱建物・井戸・柱穴群は溝で区画された範囲内に分布が集中する。  出土遺物から、13 世紀後半から16 世紀に至る中世の幅広い時期にわたって集落が存続してい たことが明らかとなった。象嵌青磁や朝鮮陶器瓶、茶壺や茶臼などの威信財と考えられる遺物 も含まれていた。 

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