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甲立第2・3号古墳

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/122270
引用表記 公益財団法人安芸高田市地域振興事業団他 2020 『甲立第2・3号古墳』安芸高田市教育委員会
公益財団法人安芸高田市地域振興事業団他 2020 『甲立第2・3号古墳』
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wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book|和書|first=真|last=川尻|first2=美由紀|last2=森川|first3=健太郎|last3=沖田|title=甲立第2・3号古墳|origdate=2020-03-31|date=2020-03-31|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/122270|publisher=公益財団法人安芸高田市地域振興事業団|location=広島県安芸高田市吉田町吉田761|ncid=BB30437064}} 閉じる
ファイル
書名 甲立第2・3号古墳
発行(管理)機関 安芸高田市 - 広島県
書名かな こうたちだい2・3ごうこふん
副書名 遺構確認調査報告書
巻次
シリーズ名
シリーズ番号
編著者名
編集機関
公益財団法人安芸高田市地域振興事業団
安芸高田市教育委員会
発行機関
安芸高田市教育委員会
発行年月日 20200331
作成機関ID 34214
郵便番号 7310501
電話番号 0826420054
住所 広島県安芸高田市吉田町吉田761
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 甲立第2号古墳
遺跡名かな こうたちだいにごうこふん
本内順位
遺跡所在地 広島県安芸高田市甲田町上甲立字江田
所在地ふりがな ひろしまけんあきたかたしこうだちょうかみこうたちあざえた
市町村コード 34214
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒 344222
東経(日本測地系)度分秒 1324519
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.7093 132.7527
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20171120-20180331
調査面積(㎡)
142
調査原因 保存目的遺構確認調査
遺跡概要
種別
古墳
時代
古墳
主な遺構
墓壙
葺石
主な遺物
古式土師器
須恵器
特記事項
遺跡名 甲立第3号古墳
遺跡名かな こうたちだいさんごうこふん
本内順位
遺跡所在地 広島県安芸高田市甲田町上甲立字江田
所在地ふりがな ひろしまけんあきたかたしこうだちょうかみこうたちあざえた
市町村コード 34214
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒 344222
東経(日本測地系)度分秒 1324513
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.7093 132.751
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20180528-20180731
調査面積(㎡)
10
調査原因 保存目的遺構確認調査
遺跡概要
種別
古墳
時代
主な遺構
横穴式石室
周溝
主な遺物
特記事項
要約 甲立第2号古墳及び第3号古墳は、2008(平成20)年に安芸高田市甲田町上甲立字菊山の山林で前方後円墳「史跡甲立古墳」が確認された後に実施した周辺の踏査によって発見された。史跡周辺の歴史的環境の復元の一環として甲立第2・3号古墳の基礎的資料を得るため確認調査を実施した。
 甲立第2号古墳は尾根地形先端頂部に築造された、四隅突出型墳丘墓や方形貼石墓の系譜をもつ方墳である。墳丘の築造には大規模な盛土造成を伴うが、高低差があるためか墳形が整っていない。墳頂中央で3.8m×2.8m程の墓壙1基を検出した。二段掘り構造の可能性があるが、上面確認に留めたため埋葬施設の詳細は不明である。また、墳頂から転落したとみられる土器片が少量出土した。近隣では出土例がない竹管文土器片や広口壺、外面にタタキ調整痕のある胴部細片が出土しており、3世紀末頃の所産とみられる。
 これらから、第2号古墳は古墳時代初頭から前期前半までに築造されたと推測され、広島県北域において最初期の古墳となる可能性がある。
 甲立第3号古墳は第2号古墳より70m西の尾根斜面に築造された、当該地域では珍しい単独立地の横穴式石室墳である。石室は破壊され天井石が転落している状態であった。

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