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大番奥池第1〜3・7号古墳

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/25452
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.25452
引用表記 財団法人広島県教育事業団事務局埋蔵文化財調査室 2010 『財団法人広島県教育事業団発掘調査報告書33:大番奥池第1〜3・7号古墳』財団法人広島県教育事業団
財団法人広島県教育事業団事務局埋蔵文化財調査室 2010 『大番奥池第1〜3・7号古墳』財団法人広島県教育事業団発掘調査報告書33
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書名 大番奥池第1〜3・7号古墳
発行(管理)機関 (公財)広島県教育事業団 - 広島県
書名かな おおばんおくいけだい1~3・7ごうこふん
副書名 中国横断自動車道尾道松江線建設に伴う埋蔵文化財発掘調査報告 ; 11
巻次
シリーズ名 財団法人広島県教育事業団発掘調査報告書
シリーズ番号 33
編著者名
編集機関
財団法人広島県教育事業団事務局埋蔵文化財調査室
発行機関
財団法人広島県教育事業団
発行年月日 20100331
作成機関ID
郵便番号 733-0036
電話番号 082-295-5751
住所 広島県広島市西区観音新町4丁目8番49号
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 大番奥池第1号古墳
遺跡名かな おおばんおくいけだい1ごうこふん
本内順位
遺跡所在地 広島県三次市吉舎町敷地字中山546ほか
所在地ふりがな ひろしまけんみよししきさちょうしきじあざなかやまごひゃくよんじゅうろくほか
市町村コード 34209
遺跡番号 34584-70
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 344418
東経(世界測地系)度分秒 1325820
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.738333 132.972222
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20060417-20060804
調査面積(㎡)
1,428
調査原因 中国横断自動車道尾道松江線建設事業に係る発掘調査
遺跡概要
種別
古墳
時代
古墳
主な遺構
古墳(埋葬施設不明)
主な遺物
須恵器(杯蓋・杯身),管玉,摘鎌
特記事項 攪乱坑あり
遺跡名 大番奥池第2号古墳
遺跡名かな おおばんおくいけだい2ごうこふん
本内順位
遺跡所在地 広島県三次市吉舎町敷地字中山546ほか
所在地ふりがな ひろしまけんみよししきさちょうしきじあざなかやまごひゃくよんじゅうろくほか
市町村コード 34209
遺跡番号 34584-71
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 344418
東経(世界測地系)度分秒 1325820
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.738333 132.972222
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20060417-20060804
調査面積(㎡)
調査原因 中国横断自動車道尾道松江線建設事業に係る発掘調査
遺跡概要
種別
古墳
時代
古墳
主な遺構
古墳(木棺墓2基)
主な遺物
須恵器(杯蓋・杯身),鉄鎌,刀子
特記事項 並葬
遺跡名 大番奥池第3号古墳
遺跡名かな おおばんおくいけだい3ごうこふん
本内順位
遺跡所在地 広島県三次市吉舎町敷地字中山546ほか
所在地ふりがな ひろしまけんみよししきさちょうしきじあざなかやまごひゃくよんじゅうろくほか
市町村コード 34209
遺跡番号 34584-72
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 344418
東経(世界測地系)度分秒 1325820
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.738333 132.972222
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20060417-20060804
調査面積(㎡)
調査原因 中国横断自動車道尾道松江線建設事業に係る発掘調査
遺跡概要
種別
古墳
時代
古墳
主な遺構
古墳(木棺墓3基・土坑墓1基)
主な遺物
須恵器(杯蓋・杯身),鉄刀,鉄鏃,刀子
特記事項 周溝内で鉄鏃出土
遺跡名 大番奥池第7号古墳
遺跡名かな おおばんおくいけだい7ごうこふん
本内順位
遺跡所在地 広島県三次市吉舎町敷地字中山546ほか
所在地ふりがな ひろしまけんみよししきさちょうしきじあざなかやまごひゃくよんじゅうろくほか
市町村コード 34209
遺跡番号 34584-406
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 344418
東経(世界測地系)度分秒 1325820
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.738333 132.972222
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20060417-20060804
調査面積(㎡)
調査原因 中国横断自動車道尾道松江線建設事業に係る発掘調査
遺跡概要
種別
古墳
時代
古墳
主な遺構
古墳(土坑墓1基)
主な遺物
鉄鎌,鉇,鉄鏃,鉄製紡錘車
特記事項 径4.4m×2.8mの楕円形の小円墳
要約 南北に長い丘陵頂部に南端から1〜3・7号古墳が並ぶ。いずれも円墳で,南端にある第1号古墳は直径11m,高さ1.4mだが,埋葬施設は不明である。墳丘から摘鎌・管玉が出土した。第2号古墳は径7.7m,高さ1.17mの円墳で,墳頂部で南北に並列する東西軸の木棺墓2基を検出した。北側のSK1は木棺と墓坑の間に鉄鏃3,鉄鎌を副葬し,棺内からは刀子が出土した。南側のSK2は木棺と墓坑の間に須恵器(杯蓋・杯身),棺上に杯蓋と曲刃の鉄鎌を副葬していた。第3号古墳は径10.5m,高さ1.96mの円墳で,墳頂部にやや雑然と並ぶ木棺墓3と土坑墓1を検出した。木棺墓2はいずれも棺上中央に杯蓋・杯身のセット1組を置き,もう1基の木棺墓はほぼ方形の木棺の棺上に刀子1を副葬していた。土坑墓は墓坑隅から鉄刀1,長頸鏃4が出土した。第7号古墳は楕円形の小古墳で,中央の土坑墓から長頸鏃2+と鉇が,墳丘からは鉄製紡錘車と曲刃鎌片が出土した。第2号古墳・第3号古墳の検討から,(1)整然とした埋葬施設の配列とやや雑然とした配列から被葬者間の階層面の格差の存在,(2)須恵器のみの副葬と鉄器,特に鉄鏃を主体とした副葬という副葬内容の面で明確な差異が埋葬施設間にみられ,性差など被葬者間に何らかの格差がみられる。鉄鏃の主体的な副葬から,地域の軍事組織に弓矢で仕えた有力家族の長や成員を被葬者と考えることができる。古墳群の築造年代は6世紀前半と考えられる。

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