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家ノ城跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/25464
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.25464
引用表記 財団法人広島県教育事業団事務局埋蔵文化財調査室 2012 『財団法人広島県教育事業団発掘調査報告書40:家ノ城跡』財団法人広島県教育事業団
財団法人広島県教育事業団事務局埋蔵文化財調査室 2012 『家ノ城跡』財団法人広島県教育事業団発掘調査報告書40
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書名 家ノ城跡
発行(管理)機関 (公財)広島県教育事業団 - 広島県
書名かな えのじょうあと
副書名 中国横断自動車道尾道松江線建設に伴う埋蔵文化財発掘調査報告 ; 17
巻次
シリーズ名 財団法人広島県教育事業団発掘調査報告書
シリーズ番号 40
編著者名
編集機関
財団法人広島県教育事業団事務局埋蔵文化財調査室
発行機関
財団法人広島県教育事業団
発行年月日 20120305
作成機関ID
郵便番号 733-0036
電話番号 082-295-5751
住所 広島県広島市西区観音新町4丁目8番49号
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 家ノ城跡
遺跡名かな えのじょうあと
本内順位
遺跡所在地 広島県尾道市木之庄町木梨
所在地ふりがな ひろしまけんおのみちしきのしょうちょうきなし
市町村コード 34205
遺跡番号 34205-25
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 342825
東経(世界測地系)度分秒 1331122
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.473611 133.189444
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20030916-20031031
20040517-20040611
20051017-20051111
20060417-20060721
20070416-20070615
調査面積(㎡)
900
450
400
3,518
1,052
調査原因 記録保存調査
遺跡概要
種別
城館
時代
鎌倉
南北朝
室町
戦国
主な遺構
土坑38
建物跡5
平坦面17
掘切2
主な遺物
古銭
土師質土器
瓦質土器
東播系須恵器
陶磁器
鉄鏃
兜片
銅製懸仏
特記事項 14世紀中頃を中心とする,山城としては早い段階の大規模な城跡。 庇を伴う大規模な建物跡や倉庫と推定される総柱の建物跡を検出。
要約 [家ノ城跡 要約]
 本城跡は北から南に延びる独立丘陵の尾根上に郭を形成している。北側にあたる最高所平坦面(1郭)とその周辺,及び南東尾根の調査を実施した。1郭は標高126〜130mで,周囲との標高差は38〜68mである。長さ約60m,幅約45メートルの広い平坦面であり,5棟の建物跡を検出したが,そのうち庇を伴う建物跡が2棟,倉庫と推定される総柱の建物跡が2棟である。土師質土器がまとまって出土しており,14世紀中頃を中心とする山城である。山城としては早い段階の大規模な城跡である。長期には使用されておらず,短期間のうちに数度の建て替えが行われているようである。1郭の北側には土橋を伴う堀切がある。1郭周辺の尾根及び南東尾根で平坦面を確認した。遺物は1郭を中心に土師質土器の皿・杯・椀・鍋の他,瓦質土器の鍋・火鉢・擂鉢,東播系須恵器の甕・擂鉢,亀山焼の甕,備前焼の甕・擂鉢,常滑焼の甕,古瀬戸の入子・卸皿,青磁の皿・碗,白磁の皿・椀・四耳壼・水注か?,青白磁の梅瓶などが出土した。また,鉄釘・鉄鏃・兜片などの鉄製品,懸仏などの銅製品,古銭なども出土した 

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