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曲第2〜5号古墳

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/25463
引用表記 財団法人広島県教育事業団事務局埋蔵文化財調査室 2011 『財団法人広島県教育事業団発掘調査報告書39:曲第2〜5号古墳』財団法人広島県教育事業団
財団法人広島県教育事業団事務局埋蔵文化財調査室 2011 『曲第2〜5号古墳』財団法人広島県教育事業団発掘調査報告書39
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ファイル
書名 曲第2〜5号古墳
発行(管理)機関 (公財)広島県教育事業団 - 広島県
書名かな まがりだい2〜5ごうこふん
副書名 中国横断自動車道尾道松江線建設に伴う埋蔵文化財発掘調査報告 ; 16
巻次
シリーズ名 財団法人広島県教育事業団発掘調査報告書
シリーズ番号 39
編著者名
編集機関
財団法人広島県教育事業団事務局埋蔵文化財調査室
発行機関
財団法人広島県教育事業団
発行年月日 20110331
作成機関ID
郵便番号 733-0036
電話番号 082-295-5751
住所 広島県広島市西区観音新町4丁目8番49号
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 曲第2〜5号古墳
遺跡名かな まがりだい2-5ごうこふん
本内順位
遺跡所在地 広島県庄原市口和町金田本谷
所在地ふりがな ひろしまけんしょうばらしくちわちょうきんでほんたに
市町村コード 34210
遺跡番号 34603-128
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 345216
東経(世界測地系)度分秒 1325407
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.871111 132.901944
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20070702-20070921
20071203-20071207
調査面積(㎡)
440
調査原因 記録保存調査
遺跡概要
種別
古墳
時代
古墳
主な遺構
古墳4基,土坑14基
主な遺物
須恵器,土師器,鉄器
特記事項 三角板横矧板併用鋲留短甲 箱式石棺 周溝内祭祀 周溝内埋葬
種別
散布地
時代
縄文
主な遺構
主な遺物
縄文土器
石器
特記事項
要約 [曲第2〜5号古墳 要約]
 曲第2〜5号古墳は,湯木川に面した丘陵の支頂に立地し,標高は約300mである。第2号古墳は組合式木棺を埋葬施設とする約13.5mの円墳で,墓坑から短甲・短剣・鉄刀等の武具が,集溝底部から須恵器・土師器の土器類と農具等の鉄器が,墳丘から土器片と鏨が出土した。第3号古墳は箱式石棺を埋葬施設とする約6.5mの円墳で,周溝内に土坑を検出した。遺物は棺内から刀子,墳裾付近から須恵器や鏨が出土したほか,周溝内土坑から玉類が出土した。第4・5号古墳は周溝のみで,埋葬施設は確認できなかった。第4号墳は約5.5mの円墳で,周溝内土坑から玉類が出土した。出土遺物などから,当古墳群は5世紀後半〜6世紀前半にかけて造営されたと考えられる。このほか,古墳群に重複して土坑12基を検出した。また,墳丘基盤となった旧地表土及びその下層から,縄文時代前期及び晩期の土器片や石器が出土した。石器は前期の土器と同時期と思われ,火を使った痕跡などから当地における短期的な滞在が推測される。 

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