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札場古墳・大平遺跡・後山大平古墳

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/24848
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.24848
引用表記 (財)広島県教育事業団事務局埋蔵文化財調査室 2009 『財団法人広島県教育事業団発掘調査報告書26:札場古墳・大平遺跡・後山大平古墳』(財)広島県教育事業団
(財)広島県教育事業団事務局埋蔵文化財調査室 2009 『札場古墳・大平遺跡・後山大平古墳』財団法人広島県教育事業団発掘調査報告書26
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書名 札場古墳・大平遺跡・後山大平古墳
発行(管理)機関 (公財)広島県教育事業団 - 広島県
書名かな ふだばこふん・おおひらいせき・うしろやまおおひらこふん
副書名 中国横断自動車道尾道松江線建設に伴う埋蔵文化財発掘調査報告 ; 7
巻次
シリーズ名 財団法人広島県教育事業団発掘調査報告書
シリーズ番号 26
編著者名
編集機関
(財)広島県教育事業団事務局埋蔵文化財調査室
発行機関
(財)広島県教育事業団
発行年月日 20090319
作成機関ID
郵便番号 733-0036
電話番号 082-295-5751
住所 広島県広島市西区観音新町4丁目8番49号
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 札場古墳
遺跡名かな ふだばこふん
本内順位
遺跡所在地 広島県三次市後山町
所在地ふりがな ひろしまけんみよししうしろやままち
市町村コード 34209
遺跡番号 34209-719
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 344908
東経(世界測地系)度分秒 1325445
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.818888 132.9125
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20051121-20060127
調査面積(㎡)
324
調査原因 中国横断自動車道尾道松江線建設事業
遺跡概要
種別
古墳
時代
古墳
主な遺構
古墳
集石
主な遺物
須恵器
鉄製品(鏃・鋸・刀)
耳環
特記事項 横穴式石室,墳丘の列石
遺跡名 大平遺跡
遺跡名かな おおひらいせき
本内順位
遺跡所在地 広島県三次市後山町
所在地ふりがな ひろしまけんみよししうしろやままち
市町村コード 34209
遺跡番号 34209-2888
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 344927
東経(世界測地系)度分秒 1325441
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.824166 132.911388
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20070621-20071005
調査面積(㎡)
2200
調査原因 中国横断自動車道尾道松江線建設事業
遺跡概要
種別
集落
時代
弥生
古墳
古代(細分不明)
主な遺構
竪穴住居跡
竪穴住居状遺構
主な遺物
弥生土器
土師器
須恵器
砥石
特記事項
遺跡名 後山大平古墳
遺跡名かな うしろやまおおひらこふん
本内順位
遺跡所在地 広島県三次市後山町
所在地ふりがな ひろしまけんみよししうしろやままち
市町村コード 34209
遺跡番号 34209-2889
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 344927
東経(世界測地系)度分秒 1325441
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.824166 132.911388
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20070621-20071005
調査面積(㎡)
調査原因 中国横断自動車道尾道松江線建設事業
遺跡概要
種別
古墳
時代
古墳
主な遺構
古墳
主な遺物
須恵器
特記事項 箱式石棺
要約 [札場古墳 要約]
 古墳は直径8〜9mの円墳で、墳丘の南西側に幅4.0〜5.5mの周溝を設けている。墳丘北部に鉢巻状の石列が、南西部には葺石状の石積がある。埋葬施設は南東に開口する無袖式の横穴式石室で、規模は、奥行約4.9〜5.1m、幅0.9〜1.1m、高さ1.2〜1.3m(推定)である。石室床面には敷石があり、石室入口部分で封鎖石の基底部が残っていた。石室の南東側に墓道が延びている。出土遺物から、本古墳の造営や追葬の時期は6世紀第4四半期〜7世紀前半頃と推定される。なお、墳丘西側にはおよそ3.5m×3.2mの範囲に不整形に広がる集石があり、集石の間から鉄刀が1点出土した。集石の性格や時期は不明である。 
[大平遺跡 要約]
 遺跡は標高約319mの丘陵尾根に営まれた集落跡である。遺跡は周囲の水田面から約47mの比高があり、集落を営むにはやや不便な箇所に位置する。調査の結果、5軒の竪穴住居跡と2基の竪穴住居状遺構を検出した。5軒の竪穴住居跡には2軒の焼失家屋がある。出土した遺物から弥生時代後期後半から8〜9世紀にかけて断続的に営まれた集落跡であることを確認した。 
[後山大平古墳 要約]
 大平遺跡の西側斜面に位置し、周辺の可耕地からは決して見えない場所にある。墳丘はすでに流失しており、わずかに斜面上方側に「C」字状に廻る溝で墓域を区画するものである。埋葬施設は箱式石棺で、蓋石の数枚がすでに失われていた。棺内部は小口石が縦方向に、また側石が横長に石を使用して作られていた。また床面には板石を敷いていた。足元側の側石付近で須恵器の杯身1点と杯蓋2点が出土した。この古墳は6世紀後半から7世紀初頭頃に作られ、集落を支えた家長的人物が埋葬された可能性が考えられる。  

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