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中ノ谷横穴墓

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/132055
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.132055
引用表記 岡山県古代吉備文化財センター 2023 『新庄村埋蔵文化財発掘調査報告:中ノ谷横穴墓』新庄村教育委員会
岡山県古代吉備文化財センター 2023 『中ノ谷横穴墓』新庄村埋蔵文化財発掘調査報告
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書名 中ノ谷横穴墓
発行(管理)機関 岡山県教育委員会 - 岡山県
書名かな なかのたによこあなぼ
副書名
巻次
シリーズ名 新庄村埋蔵文化財発掘調査報告
シリーズ番号
編著者名
編集機関
岡山県古代吉備文化財センター
発行機関
新庄村教育委員会
発行年月日 20230315
作成機関ID 335860
郵便番号 7170201
電話番号 0867563178
住所 岡山県真庭郡新庄村2014-2
報告書種別
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 中ノ谷横穴墓
遺跡名かな なかのたによこあなぼ
本内順位
遺跡所在地 岡山県真庭郡新庄村字中ノ谷
所在地ふりがな おかやまけんまにわぐんしんじょうそんあざなかのたに
市町村コード 33586
遺跡番号 335860138
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 351023
東経(世界測地系)度分秒 1333402
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.173055 133.567222
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20220509-20220527
調査面積(㎡)
21
調査原因 保存目的
遺跡概要
種別
横穴
時代
古墳
主な遺構
横穴墓
主な遺物
大刀
鉄鏃
刀子
須恵器
人骨
特記事項
要約  中ノ谷横穴墓は、7世紀前半に造営された横穴墓である。令和2年2月、森林作業道の整備工事中に横穴墓玄室が発見され、玄室内部で人骨などが出土した。遺跡の時期や性格などを把握するために、令和4年5月に発掘調査を実施した。
 横穴墓は確認された範囲で全長7.1m以上であり、玄室幅2.5m、玄室長2.5m、玄室高1.2m、羨道長1.4m、墓道幅1.6m、墓道長3.2m以上である。玄室からは不時発見時のものも含め、大刀、刀装具、鉄鏃、刀子、須恵器、人骨が出土した。墓道部分の調査では、すでに発見されていた玄室に伴う墓道(墓道1)に加え、隣接する2基の墓道(墓道2・3)を検出し、本遺跡が横穴墓群となることが判明した。墓道2では閉塞石と思われる石材がみられ、現況の作業道下に玄室が残存している可能性が高い。
 横穴墓の形態の特徴は、山陰地域、とくに島根県東部から鳥取県西部地域の横穴墓と関連が深い。中ノ谷横穴墓の所在する新庄村は出雲へと続く出雲往来の宿場町であり、山陰地域との強い関係性が古墳時代に遡ることは、出雲往来の成立を含めて地域の歴史を考える上で重要である。

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