水江遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/142384
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.142384
引用表記 岡山県古代吉備文化財センター 2025 『岡山県埋蔵文化財発掘調査報告270:水江遺跡』岡山県教育委員会
岡山県古代吉備文化財センター 2025 『水江遺跡』岡山県埋蔵文化財発掘調査報告270
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書名 水江遺跡
発行(管理)機関 岡山県教育委員会 - 岡山県
書名かな みずえいせき
副書名 高梁川河川整備事業に伴う発掘調査
巻次
シリーズ名 岡山県埋蔵文化財発掘調査報告
シリーズ番号 270
編著者名
編集機関
岡山県古代吉備文化財センター
発行機関
岡山県教育委員会
発行年月日 20251220
作成機関ID 331015
郵便番号 7008570
電話番号 0862242111
住所 岡山県岡山市北区内山下2-4-6
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されていない(発掘調査報告書総目録の掲載対象外)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 水江遺跡
遺跡名かな みずえいせき
本内順位 1
遺跡所在地 岡山県倉敷市水江・西阿知
所在地ふりがな おかやまけんくらしきしみずえ・にしあち
市町村コード 33202
遺跡番号 332021173
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 343558
東経(世界測地系)度分秒 1333445
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.599444 133.579166
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20221108-20221227
調査面積(㎡)
650
調査原因 記録保存調査
遺跡概要
種別
集落
時代
縄文
弥生
古墳
奈良
室町
主な遺構
たわみ
土坑
主な遺物
縄文土器
弥生土器
土師器
須恵器
瓦質土器
備前焼
銅銭
特記事項
要約  水江遺跡は高梁川の中州や河川敷を中心に所在する。今回の調査地は、高梁川東岸の河川敷内の2か所に分かれており、上流側を1区、下流側を2区として調査を行った。1区では、古墳時代の溝1条、主に奈良時代に属する土坑2基と溝2条、室町時代を中心とする溝2条を確認した。また、包含層中からは奈良時代の丹塗り土師器やらせん状暗文を施す土師器が出土している。室町時代の溝4は、北東から南西方向に直線的に掘削されており、一部薬研状の掘り方を持つことから屋敷地を区画する溝か居館を囲む堀の可能性がある。2区では、縄文時代後期のたわみ1基を検出しており、遺跡の成立時期が縄文時代に遡ることが明らかになった。また、弥生時代後期以降に埋没したと考えられる溝1条を確認した。
 水江遺跡は高梁川河口部に立地し、古くから海上や河川の交通・流通の要衝であったと考えられ、奈良時代には港津等に関連する公的な施設の存在も推定される。

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